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2017年1月15日 (日)

E-M1と14-35mm F2 SWD

コントラストAF中心のミラーレスでは一般でない位相差レンズを私はマイクロフォーサーズで未だ愛用している。
オリンパスのフォーサーズ専用レンズZD ED14-35mm/F2 SWDだ。
アダプターを介することでマイクロフォーサーズマウントでも使用出来る。

20170115a

現行マイクロフォーサーズシの先代システムであるフォーサーズ専用レンズだ。
当時は世界最高の明るさを持つ標準ズームであり、換算焦点域が28-70mmと実用性も十分なレンズであった。

20170115b

そんなレンズをオリンパスボディで高速動作可能としているのが側面位相差AFだ。
DSLRのようにミラー近辺に設置された位相差センサーとは異なり、画素センサー面で位相差を行う。

本来は被写体の追従性能を引き上げるためであるが、DSLR専用位相差AFのフォーサーズレンズのAF合焦速度にもこのセンサーは恩恵がある。

因みにパナソニックのコントラストAFを極めて進化させた空間認識AFには位相差センサーが存在しないため、フォーサーズ専用レンズの使い勝手はかなり宜しくない。

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さて、初代E-M1では側面位相差により程々のAF速度を可能としていたがMarkIIではどうでしょうか。
早速、マイクロボディとの相性の宜しくない14-35mm/F2 SWDを装着してみる。

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Olympus E-M1 MarkII+ZD ED14-35mm/2.0SWD

おっ、意外にもAF速度が初代E-M1よりよろしいのではないであろうか。
さすがに専用位相差センサーとの組み合わせには負けるが、かなり実用性に近い。
初代E-M1より高速に感じる。

20170115d
Olympus E-M1 MarkII+ZD ED14-35mm/2.0SWD

今回発売になったMarkIIの公式サイトにはフォーサーズレンズとの相性に関して特段記載がなかったため、初代と同じレベルではないかと不安になっていたのだ。
が、心配無用レベルで進化している。

出来ることならパナ製ボディで位相差レンズに対応してもらい所なのであるが、まだ側面位相差を導入するには時期尚早のようなので、ちょっとだけ期待しつつもう少し待ってみたいのである。

2017年1月14日 (土)

E-M1 MarkII の高感度

ようやく愛用しているRAW現像ソフトであるSILKYPIX Pro7もE-M1 MarkIIに対応してくれたので高感度のテストを施行してみた。

20170114a

E-M1 MarkIIは前モデルから3年ぶりに登場した。
追従性能をさらに昇華させ、4K動画にも対応させてきたオリンパスのフラッグシップ機である。
今回はこのMarkIIの高感度テストについて行ってみた。

Pon5

被写体はいつものポン様である。
カメラまでの距離は2mに設定。
レンズはM.ZD ED25mm/1.2PROをチョイス、F5.6に固定してホワイトバランスはオート、各ISO値でレリーズ撮影を行った。

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Olympus E-M1 MarkII+M.ZD ED25mm/1.2PRO

今回は高感度テストなので、被写体の中央部のみをトリミングした写真のみをアップしていきたい。

【高感度テスト】

今回はコントロールとなる感度をISO200として比較していく。
左半分がISO200(CTR)、右半分が比較対象感度である。

・ISO200
20170114d

実は今回の高感度テストはちょっと失敗している。
コントロールとなるISO200/F5.6の撮影写真がぶれているのだ。
なので不本意ではあるが、同時刻に撮影したISO200/F1.2の撮影データをコントロールとする。

解像感とボケ具合が異なるので、取り敢えず看板の木目調で比較したい。

・ISO400
20170114d2

殆ど変化はないようなのでスルーしたい。

・ISO800
20170114d3

若干、木目の解像感が若干低下している。
犬の毛並み模様も同様だ。
ただ、等倍にしないと分からないレベルである。
ノイズは一応まだフリーとみる。

・ISO1600
20170114d4

木目調・犬の毛並み模様もISO800に比べさらに低下している。
境界部が僅かに不明瞭に。
ノイズも若干僅かに出現。

・ISO3200
20170114d5

結構のっぺり感が表れた。
木目・毛並み感は低下しているが、まだ等倍にしなければ辛うじて耐えられるレベルだ。

・ISO6400
20170114d6

さらに解像感は低下。
ここまで来ると撮って出しでも微妙に分かる。
カラーノイズが僅かに出てきた。

・ISO12800
20170114d7

木目調・毛並み感もベッタリである。
境界部も毛羽立った感が強く出ている。
カラーノイズも目立ってきた。

・ISO25600

20170114d8

ここまで来ると非常用である。
偽色が目立つので実用性は低いが取り敢えず記録出来たらというレベルである。

・LOW(ISO64)
20170114d9

ISO64はどうだろう。
ダイナミックレンジが多少狭くなったりするらしいが、一応目立った問題はなさそうだ。

ISO25600の後で見ると際だってキレイに見えるので

20170114e

一応、トリミングのサムネイルを作っておいた。
参考に。

20170114f

トリミングがあったら全体像のサムネイルも欲しくなる。
参考程度に。

【まとめ】

ちょっとテスト比較のコントロールが微妙なので正確な判断がしにくいのであるが、大まかな感じで結果を言うとマイクロフォーサーズ機として際だった高感度性能を持っているわけではない様だ。
(まさかとは思うが、手振れ補正機構は切っていたと信じたい)

20170114g
Olympus E-M1 MarkII+M.ZD ED40-150mm/2.8PRO

画像処理はオリンパスらしい感じである。
正直パナソニックのDMC-GX8の方が個人的にはいいのではないかと思われた。
新型なのに何でだろう。
センサーに側面位相差が付いているためであろうか。

20170114h
Olympus E-M1 MarkII+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

ただ、強力なボディ内手振れ補正や50M相当のハイレゾショットモードを有しているためマイクロボディとしては現行機として最強であることに間違いはないであろう。
また追従能もミラーレスとしては強力と言われているため、その辺りも後日検証してみたい。

2017年1月13日 (金)

SILKYPIX Pro8(Beta)

私の愛用しているRAW現像ソフトはSILKYPIX Pro7だ。

本来はメーカー専用現像ソフトを使うのが良いのであろうが、いくつかのメーカーのカメラを使っていると現像法を統一出来るサードパーティーの現像ソフトの方が使い勝手が良い。

20170113b

現像ソフトには何種類かあるが、私はこのSILKYPIXを使い続けている。
メジャーなものとしてはA社のソフトがある。

SILKYPIXはA社に比べるとやはり後塵を拝する。
理由がいくつかある。

20170113c

まず、新発売のカメラに対応するレスポンスが遅い。
以前は非常に早かったのであるが最近はテンで駄目だ。
将来的な不安をかき立てる材料である。

20170113d

次にA社ソフトにはある「明瞭度」がないこと。
星景写真には是非とも欲しい機能だがSILKYPIXには存在しない。
このため自宅PCにはこの「明瞭度」のためだけにこっそりA社の4がインストールされている。

20170113e

3つ目はPro7では起動エラーや強制終了が稀ではない。PCを選ぶ傾向があるが結構頻繁に起こる。
特に書斎のデスクトップはSILKYPIX Pro7インストール当初から頻発でほぼ100%生じる。
5~10回ほど繰り返しているとようやく起動する。
また別ドライブの画像を読みに行くと稀に落ちる。
Surface Proでは全く生じないので、原因がイマイチよく分からない。何かのドライバとの相性であろうか。

20170113f

だが、いい点もある。
これがあるのでソフト変更が出来ないのだ。
何故にこのSILKYPIXを使い続けるのか、理由をあげてみたい。

20170113g

まず画像フォルダを自分で設定出来るので、外付けディスクなどでの管理も楽である。
ディスク容量に不安があるSurface Proでは実に助かる。

20170113h

そして座標での切り抜きが簡単であること。
ブログ記事にあるレンステストなどでのトリミング切り出し部位を統一しやすい。

この長所二点が個人的にはどうしても外せないのでSILKYPIXを愛用している訳なのだ。
もしA社ソフトにこの機能が付いていたらと考えると・・・・。

取り敢えず現行Pro7では、書斎のデスクトップではクリックしても起動エラーばかりで切れそうになったり、ようやく長い時間をかけて起動した後に画像を開いた瞬間突然落ちたり、仕事上で急ぎの写真原稿を頼まれているときに突然ソフトのライセンスが使用不可になってI社に慌ててメールしたりとかなりのじゃじゃ馬だ。

そんなソフトもいつかは安定してくれるのではないかと信じていたら・・・・

20170113a

なんと新「SILKYPIX Pro8」が開発中だという。
Pro7から一年ほどしか経過していないが、まあβ判ということなので発売そのものはもう少し先であろうか。

20170111i

驚いたことに渇望していた「明瞭度」が搭載されてきた。
これはスバラシイ。
後はソフトそのものの安定感が増してくれるとありがたいなあ・・・・。

20170113i

それからPro7のニューバージョンがアップされていた。
待ちに待ったE-M1 MarkII対応版だ。
ハイレゾショットのRAWには対応してくれているのであろうか。

これだけ不満があってもSILKYPIXを使い続けてしまう。
なんかもう愛情すら感じてしまう。

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