デジカメ回想録-その2-
ニコン・キヤノンのデジカメからオリンパスのE-520を使ったときに最初に感じた違和感は、白飛びのしやすさ(ピーカン条件ではあったが)とオートフォーカスの食いつきの悪さ、そして高感度撮影だ。
Olympus E-520+ZD ED12-60mm/2.8-4.0SWD
実はDX機はすでにフジのS5ProとニコンのD40Xを持っていた。特にS5Proの白飛びのしにくさは筆舌に尽くし難い。そのイメージで比較してしまうからかE-520は大丈夫なのかと不安をかき立てられた。
また動く子供に関しては、キヤノン機やニコン機に比べると当初C-AFが動いていないのではと思ったほど追従性が悪かった。
決定的だったのが高感度撮影のノイズだ。当時ニコンのフルサイズ機(FX)を使っていたのでE-520のISO800位から出てくる大量のノイズが信じられなかった。
Fuji S5-Pro+Carl Zeiss MakroPlanar50mm/2.0ZF
Nikon D40X+AF-S NIKKOR Macro60mm/2.8G
Nikon D700+AF-S NIKKOR VR Macro105mm/2.8G
要は軽さの代償にこれらのデメリットを許容出来るかどうかであった。
結局このE-520はすぐさま使わなくなってしまった。
その後ニコンのFマウント機種をしばらく使っていたが、DXを使おうとしてもFXがあるのならとFX機を持ち出してしまうのだ。
中途半端なこだわりが邪魔をして、いつまでたってもなかなか荷物を軽くできない。そんなフラストレーションがたまっているときに、オリンパスのフォーサーズへ移行するある事件(オーバーですな)が起きた。
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