ハルマゲドン
一昨日は1日中雨であったためか、仕事もさほど忙しくなかった。
少し空いた時間にスタッフと映画の話がでた。そこでブルース・ウィリスのアルマゲドンの話題になったのだが、つい私が「ハルマゲドン」と話してしまったところスタッフらは「なんですかそれ(笑)、アルマゲドンの事ですよね」とのたもうた。
30歳までの女性スタッフらは誰もハルマゲドンという呼び名を知らないという。これにはちょっと驚いた。
私が小学生の頃は五島勉の書籍「ノストラダムスの大予言」がミリオンセラーになり、自宅にあったこの本を読みあさっていた記憶がある。その時にハルマゲドンという言葉を覚えたのだと思う。
以後もTVの特集番組や、オウム事件の時などにも使われていたはずだ。
いつからアルマゲドンになったのか。
ネットで時系列を見ると、やはり映画のアルマゲドン(1998)の影響が大きいようだ。
オウム事件が1995年だから、わずか3年前まではハルマゲドンが普通に使われていたわけだ。
単にヘブライ語か英語かの読みの違いであるらしいが、これだけ短期間にがらりと変わったのも珍しい。もちろん比較対象が同年代の男性を含めれば比率もやや変わるだろう。
しかし最近のメディアの取り上げ方を見ると、現時点では殆どがアルマゲドンではないだろうか。
要は昔ながらの正しい読みを基準とするのではなく、現在ほぼグローバルスタンダードである英語読みを基準とせよと言うことなのか。
まあ、どうでもいいことだが
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