CTEなK-7
ペンタックスのK-7にCTEというホワイトバランスモードがある。
AWBとは逆に色を強調する方向にホワイトバランスを調整するモードらしい。
簡単に言うと鮮やかで派手な発色傾向になるとのことだ。
実写でもなかなか派手に写る。
空はより青く、紅梅はより濃く、緑は鮮やかに写る。
面白くてつい色々写してしまう。
ちょっと見るとフジフィルムのベルビア50のように写し出される。
すっかり気に入って、購入してすぐにCTEをK-7のUSER設定に登録した。
今月の初旬の夜、東京に久しぶりに大雪が降ったので、早速K-7を出して夜半の雪のうっすら積もった路上を写してみた。
ホワイトバランスモードはCTEに設定されていたが、写し終えて画像を確認すると異様な色が出てきた。
下はその後にAWBで撮り直したものだ。いずれも撮って出しである。
おそらく左にみられる街灯の光線による緑カブリと思われるが、下のAWBでは正常な色合いになっている。
僅かな色カブリもCTEによって強調させてしまったのであろうか。ならばCTEというのは思ったより強烈にシフトさせているのだなと感じる。
この時はAWB以外に試さなかったので他のホワイトバランスモードではどうなっていたかは分からない。
ただAWBで撮り直したものは色カブリも確認されず、ほぼ見た状態で写されているためAWB設定は思いのほか優秀だ。
この一件以来、人工的な光の下でCTEを使うのは極力避けている。まあ変わった色の写真が撮れるので、あえてチャレンジャーとなるのもいいのかも知れないが。
CTEは一時、USER設定から外されAWBがその座を抑えていたが、MP50mm/2.0が入ってきてからは再びその座をCTEが奪い返した。
やはりこのレンズで撮ったものはCTEが似合いそうだ。
S5Pro以来、太陽光の下で花を撮るには自分はこれが一番だと思う。
CuTEに花が撮れます。ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;
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