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ana

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2010年2月12日 (金)

嫌悪 VS 好奇心

先日、マイクロフォーサーズレンズを集めて実家の庭で試写しようとしていた。
被写体は柴犬の置物であるぽんちゃんに決まったが、それを置く台が見つからない。
ふと、軒下に出してある2つのマーブル柄の手頃な台を見つけた。

20100212a E-30+LeicaG Summilux25mm

家人に移動の許可をもらって、よっこらしょとそのうちの一つを動かした。
何気に台の置いてあった軒下の床を見たところ、ショックのあまり危うく台を落としそうになってしまった。

何百という蟻の大群が、その台と床の隙間に巣を作っていたのだ。
あえてアリでなく、「蟻」と書かせていただく。そのくらい「びっしり」いたのだ。
その密集した一つのコロニーを見て総毛立ってしまった。

しばし呆然と見ていたが、そのうちに生理的な嫌悪より好奇心の方が勝ってきて、取りあえず台はその辺に放置して蟻のコロニーをしゃがみ込んでしげしげと観察を始めてしまった。

大丈夫、白蟻ではなさそうだ。
よく見ると大量の卵と幼虫が見られる。蟻の数の10倍程はあろうか。
巣の内部のようにエリア別に分けられているようで、サイズの異なる蟻が三つ程のグループを作っている。
黒蟻たちは突然の非常事態に卵を咥えて右往左往している。やはり気温のせいなのか動きは夏に比べると鈍い。
しばらくのあいだ見入ってしまい、女王蟻はどこかと目で探し回ったがとにかく数が多すぎてよく分からない。

20100212 (虫注意:クリックで大きくなります
Olympus E-P2+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

冷たい2月の外気に卵を長時間触れさせるのも酷なので、巣をつぶさないように台を元に戻した。もう片方の台を取り上げたところ、こちらは大丈夫なようだ。

マーブル柄の台も大活躍でぽんちゃんの撮影も終わった。
レンズのアバウトなデータはウェブページに記載してあります。

ところでE-P2で撮影したのですが、ひょっとしてE-P2かなりクセがありませんか?
このクセについては後日検証して再現性があったらまた報告したいと思います。

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