E-P2とマウントアダプター
マイクロフォーサーズはフランジバックの短さから、アダプターを介して様々なマウントのレンズを取り付けられる利点がある。
しかし小さいセンサーサイズから画角がフルサイズ換算で倍になってしまうという欠点もある。
小型且つ軽量であるマイクロフォーサーズは、使用するレンズも小型だとマッチングがよろしい。あえて言えばMマウントレンズがよく似合う。
E-P2にはボディ内手振れ補正が搭載されており、アダプターを介したMマウントレンズを存分に味わうことができそうだ。
ただ比較的常用に耐え、近接撮影も可能なレンズとなるとかなり限られてくる。
Mマウントレンズはカメラボディの特性上、最短距離が70cm程であり、より近接撮影可能なレンズは数が少ない。
現時点で自分が所有する近接撮影50cmのものは、C Biogon21mm/4.5とBiogon28mm/2.8の2種のみだ。
C Biogon21mm/4.5は超広角レンズで換算42mm/4.5と魅力的な画角であるが、開放F値が4.5とやや暗いレンズだ。被写界深度は稼げるが、マイクロフォーサーズ欠点の高感度耐性を考えると開放F値2.8のBiogon28mmの方がよいだろう。
こちらは換算56mm/2.8、近接50cmと常用レンズとして何とか体を成している。
せっかくF2.8があるので雨が降っていたが、屋外で背景をボカしたり近接で撮影してみる。
マウントアダプターを介しているMFのため、MFアシストを使用してピントを合わせる。EVFの覗きつつ雨の中傘をさしながらかがんで撮影した。
この体勢での撮影は非常に楽だ。これは可動式のEVFならではだろう。
目にEVFを押しつけてカメラを固定し、ピントをMFアシストで合わせていく。
使っていて思ったが、MFアシストは独立したボタンをつけてくれるとありがたい。
使わない人は全く使わないだろうが、EVFから覗けるこの機能はもっと売りにしてもいいのではないだろうか。
仕事が終わった後に撮影を始めたが結構面白かった。
雨が降っていたにもかかわらず夢中になってカメラをいじくりまわしてしまったが、今日はこの後にいつものお店にあるものを取りに行くのだ。
もう少し撮っておきたかったが時間もあまりないので早めに切り上げ、雨の中を職場に戻ってきた。
妙に背中が重たい。
出かけようと準備をしたら背中がびしょ濡れになっていた
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