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2010年3月 4日 (木)

MakroPlanar50mm/2.0と被写界深度

2月の下旬に小さい花が咲いていたので2日に早速K-7で撮ろうと思っていたところ、寒波がぶり返したせいか花がみんな閉じてしまっていた。
他の小花はないかと探したが見あたらない。

ひな祭りの3日は比較的温かかった。
本日はよく見ると小花はみんな花開いている。ようやく春らしくなってきた。
例のごとくK-7にMakroPlanar50mm/2.0を装着する。ただあまりにも花が小さいので、最大倍率マクロで地べたにしゃがんで撮る。

20100304a K-7+MP50/2.0

このレンズは撮っていて楽しいレンズだ。ハーフマクロだから最短24cmしか寄れないが、実際は手持ちであればこのくらいの距離で十分だと思う。

MP50/2.0ZKは開放でピントの薄さはどのくらいあるのか?
以前撮った5mmほどのアリの写真があるので、それで確認してみようとおもう。
開放のF2.0と二段絞ったF4.0で被写界深度を見た。

20100304c F2.0

20100304d F4.0

大理石柄の床のため少し見にくいが、蟻の全長からおそらく開放F2.0の被写界深度は2mmほどか。F4.0だと倍程に見えるので4mm前後だと思う。
下に石の上に落ちた紅梅の花びらをF4.0で撮った写真がある。

20100304b K-7+MP50/2.0

こちらの方がわかりやすい。やはりF4.0だと4mm前後はありそうだ。
定規でも用意しておけば、より正確な深度が分かっただろうに。

さて手持ちの開放F2.0で被写界深度2mmはどうなのだろう。
シャッター速度や撮影の上手いヘタ、慣れもあるだろうから言い切ることはできないが、私は手持ちでだとギリギリかも知れない。失敗もいくつか混ざりそうだ。
F4.0の4mmなら安全パイか。
そんなことを考えると、MP50/2.0は機動性のあるお手頃花マクロレンズとしてなかなか使いやすいと思う。

人間は生理的な振戦からくる不随意運動があるため、完全に微動を固定することはできない。ただ練習によってそれなりに抑えることはできるだろう。
アマチュアやハイアマチュアの方々はどのくらいのレベルを持っているのだろうか。
ちょっと気になる所ですね。

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