マイクロフォーサーズのかほり
薄紫のシクラメンである。
今回はGF1にDG MacroElmarit45mm/2.8をつけて撮影してみた。
手振れ補正が付いているとはいえ、コンデジ持ちで換算90mmを手持ちマクロ撮影は結構きつい。伸ばした手をプルプルさせながら揺れ動く画面を確認しつつマクロ撮影を終えて、手振れだらけであろう画像を思いながらパソコンを開いた。
驚いたことに明らかな手振れ画像が少ない。
K-7+MP50mm/2.0の換算75mmマクロの方が多いくらいだ。K-7の方がファインダーを顔に押しつけて固定するためにブレが少ないと思っていたのに。
かなりパナソニック製手振れ補正レンズの信頼度が上がっている。
しかし撮影は光学であれ電子ビューであれ、やっぱりファインダーを覗いて撮影したいものだ。
EVFなしGF1で撮影していると、ついクセで背面液晶に顔をつけてしまう。
GF1の外付けEVFは一応は持っている。しかし何故か殆どEVFは使っていない。
E-P2の高精細EVFに慣れてしまったのか、はたまたGF1はコンデジ持ち専用と割り切っているのか。
E-P2とGF1は本能的に使い分けているが、多分理由は後者なんだと思う。
さっと出してさっと撮る。一見、コンデジライクな風貌から威圧感も感じさせない。
最近はGF1はそんなポジションに落ち着いている気がする。
ここでちょっと話題を変えよう。
既にご存じの通り、数日前にパナソニックからマイクロフォーサーズのDMC-G2が発表された。
ここで目を引いた機能があった。
超解像技術である。
これはDMC-FT2にも搭載されているもので、室内で高感度撮影してもそれなりの解像感を保っていた。フォーサーズ素子程の大きさでこの技術を取り入れたらどれだけの効果があるのか。
G2に対して非常に興味をそそられている。
今年の頭にDMC-GH1を売却している。
売るときに相当迷ったのだが、やはりEVF一体型のボディは必要そうだ。
売却した代金をG2にまわそうか。
そうするとマイクロ機は以下の3台になる。
1.DMC-G2
2.E-P2
3.DMC-GF1
2.か3.のいずれかは必要なくなりそうだが、どちらかで代替できる。
さてどうするか。しばらく考えよう。
閑話休題。
このようにマイクロでもかなりぼかすことができる。
システム全体に軽量化できるマイクロフォーサーズの将来性に価値を見いだせるならば、どっぷり漬かるのも悪くないかも知れない。
そのためには高感度耐性を少しでも改善させていただきたい。
G2の超解像技術がその問題をクリアするための過程の一つならば、あえて飛び込んでみようと思うのだが....。
« レンズ食わず嫌い | トップページ | K-7のファインダー »
難しい機能のことはよく分かりませんけれど、DMC-G2というのは素敵な機種ですね。握りやすそうな形をしていますし、深みのあるブルーがツボにはまりました
。
投稿: コニー | 2010年3月12日 (金) 01時33分
コニーさん、返事が遅くなってスミマセンでした
ブルーいいですよね。
以前だったら黒にしたのですが、最近は直感でいいなと思った色にしようと思っています。
M9やFT2もそうですが愛着がわきますよ。
投稿: ちぇりた | 2010年3月14日 (日) 14時24分