レンズ食わず嫌い
自分の嗜好的な話になってしまうが、私はタル型のデザインをしたレンズは好みでない。
でも買ってしまった。
Tamron SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]だ。
名前が長いので、以下モデル名のA16と書く。
昨年の秋にK-7を購入してから、標準ズームの選定に悩んでいた。
軽量のF3.5スタートの標準ズームはマイクロで使用しているので、せっかくセンサーがAPSを積んでいるのならとF2.8通しの大口径標準ズームを探していたのだ。
候補はペンタックス純正、タムロン、シグマから考えていた。
中でもA16は当初から最有力候補に上がっていたのだが、デザインがどうしてもダメであった。そんな折、VC付き(B005)が発売になった。
まだペンタックスマウントでは発売されていなかったが、直線的なデザインが非常に気に入っていつ発売になるのかと様子を伺っていたのだ。
B005は重さが570gとA16に比べ130gも重い。でもデザインが良ければ....と発売もされていないのに舞い上がっていたらショッキングなニュースが飛び込んできた。
デジカメinfo
タムロンAF 17-50mm F2.8 VCは旧型(VC無し)よりも少々劣る性能
これは....見てくれのいい重いだけのレンズになってしまいそうだと早々に諦めた。
こうして大口径標準ズームの中で440gと小型軽量であるA16に決定した。
さて、購入したA16で撮影していると意外とよろしい。タムロンレンズは初めてだが、この値段からするとコストパフォーマンスはかなり高い。
ネットでは前ピン傾向が強いと言われているが、このレンズは修正無しで充分使える。
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR
K-7+APAF17-50mm/2.8XR
不承不承で購入したA16だが、何故人気のあるレンズなのかは分かった気がする。
妙に愛着もわいてきた。
レンズも食べ物と同じで、だまされたと思って実際食べてみないと味は分からない。
ただ本当に失敗したら、懐が大打撃になってしまうのだが
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