片目とEVF
最近は花のマクロが多いせいか、マイクロフォーサーズにはマクロレンズが付けっぱなしである。
MFアシストを有効に利用してピントを追い込めば、E-P2の手振れ補正の効果も相成って接写成功率が高くなる。ただ前後の動きには弱いので注意を要するが。
EVFの力は本当にスゴイと思う。
しかし外付けEVFにも欠点はある。ネコなどの動きものを写すと、EVFに今写した画像が表示されるため、その間に被写体が動いて見失ってしまったりと動きの予想がつけにくいのだ。
ネコを撮っていても
E-P2+LeicaDG MacroElmarit45mm
次の瞬間、後向いてしまっていたり
E-P2+LeicaDG MacroElmarit45mm
変な顔でアクビしてたり
E-P2+LeicaDG MacroElmarit45mm
覗いている反対の目で見ればいいという意見もあるだろう。
意識してそうするようにはしているが、素早く撮るときなどはクセで反対の目をどうしても瞑ってしまう。
私は年中ファインダーを覗くときは片目で撮影しているのだ。
EVF内の撮影画像表示はカメラ本体の設定で表示できないようにすればよいのであろうが、デジタルのクセでシャッター後に必ず表示させないと気が済まなくなってしまっていた。
どこまでもデジタル一眼レフのクセが体に染みこんでしまっているのだ。
ところでファインダーを覗く人は右目が多いのだろうか、左目が多いのだろうか。
今のデジタルカメラの背面部を見れば、おそらくは右目で覗くことを前提としてデザインされているようだ。
海棠
E-P2+LeicaDG MacroElmarit45mm
以前私は利き目である左目でファインダーを覗くクセがあった。
だがデジタルになってから撮影中のボタン操作が多くなったため、無理矢理利き目を視力の悪い右目に切り換えたのだ。
その時の努力は本当に大変なものだった。
木瓜
E-P2+LeicaDG MacroElmarit45mm
このように新しいデバイスが出現するとそれに適応させようと体に覚え込ませなくてはならない。
マイクロフォーサーズの向かうところはまだ分からないが、せめて一眼レフの使い勝手を踏襲してくれれば、私にとってかなり敷居の低いものになってくれるのだが。
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コメント
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あくびをしている猫ちゃんも可愛いじゃないですか。
花を食べているみたいに見えますし、これこそ決定的瞬間です
投稿: コニー | 2010年4月12日 (月) 00時20分
いやー、ホントにEVFは先が読めないんですよ。
ファインダーが回復してから、「あれ?ネコは?」ときょろきょろしてしまうことも少なくありません。
でも私はこのEVFは大好きですね。未来のカメラを感じさせてくれます。
もちろん光学ファインダーも大好きですよ。
投稿: ちぇりた | 2010年4月17日 (土) 01時01分