クセ玉
Summilux35mm/球面であるが、結構面白くてなんだかんだで持ち出すことが多くなった。
最近40mmばかりにM9につけて慣れていたせいか、この玉をつけてファインダーの35mm枠を見ると「うぉ、広い」と感じてしまう。
最短撮影距離がほぼ1mなので被写体に寄れないということを割り切って使う必要がある。写真は最短で撮影したものだ。
この玉はやっぱり開放にクセが強く出る。
ソフトフォーカス調にフレアがかって写し出される。
そういったデメリットがあっても、写し出される描写が面白くて何かと持ち出してしまう。
そして絞り込めば結構クッキリ写る。
これだけ写りが変わるレンズも珍しい。
今はフレアっぽくなってコントラストが落ちてもPCで改善させることが出来る。
本当にいい時代になったものだ。
このクセ玉がデジタル化によって、面白味のあるレンズに変わるとはフィルム時代には思わなかった。
そのうちに球面Summilux35mmフィルターなるものが出てきて、別レンズで撮影した画像がPC上であっという間に球面Summilux35mm調に変換されるようになってしまうかも知れない。
そうなったら....
このクセ玉は、ただの使いづらい本当のクセ玉になってしまうのだろう
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