フォーサーズとSHGなレンズたち
最近フォーサーズの使い方が少し変わってきた。
以前、あれほど使っていたLeica D Elmar14-150mm/3.5-5.6を殆ど使わなくなってしまったのだ。
使うレンズは松レンズを中心とした明るいレンズとマクロレンズばかりになってしまっている。
フォーサーズのボディを使うときは、ほぼ決まってレンズの開放ばかりで撮るようになっている。
僅かなボケを期待してフォーサーズの重くて明るいレンズを使うのだ。
何というマゾだろう(笑)。
フルサイズと変わらぬ重い大口径レンズを使って、フルサイズよりボケない写真を撮っているのだ。
多分、フォーサーズを開放で使うようになったのは、ペンタックスのK-7を入れてからだと思う。
K-7という軽いボディに軽いレンズ。
そしてそれなりにボケてくれる。
それならばフォーサーズだって....という事で頑張ってボケてもらうことになった。
松レンズを手に入れてみた結果、それなりに使えることが分かった。
いや、というかかなり使える。
開放でもヌケがよく、画像隅まで相当解像しており、コントラストの低下も殆ど気にならない。
ボケもよく言えばお品のいいボケといいますか、丁寧なボケになる。(いや、やっぱりこの表現には無理がありますね)
取りあえず、松レンズの解像性能には舌を巻いた。
ただ、先にも述べたように松レンズは各種重いのだ。
今は旅行などで大口径の三大元ズームを全て持って歩こうなどという気力はない。
上手いフォーサーズレンズの組合せはないものか...。
素直にぼかすならK-7を使うべきなのだろうが、一度松レンズの味を知ってしまうとボケが少なくても、その魅力にとりつかれてしまう。
不思議なレンズたちである。
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