E-P2とマウントアダプター(3)
今回はE-P2にVM Heliar50mm/2.0をつけてみる。
クラシカルなデザインの50mmだ。
このレンズはかなりクセがある。
M9で使用したときに、ボケに独特の雰囲気があった。
特に光源が入ると、それは著明に現れる。
また絞りリングを回転させるとピントリングが一緒に回ってしまうので、絞りを決めてからピントをまわさないといけない。
最短撮影距離も1mだ。
何かと使い勝手がアレなレンズであるが、私はE-P2につけたデザインは結構気に入っている。
うちの女性スタッフからは否定的な意見が多いが。
さて、例のごとくマイクロフォーサーズでボケさせるため最短距離で撮影する。
さすがに最短距離1mだと先日のC Sonnar50mm/1.5よりもボケは少ない。
また今回の写真は曇りの日であったため独特の光源ボケはあまりはっきりとは出ていない。これは後日また出してみようと思う。
レンズとしての性能はどうであろうか。
抜群の性能を誇るという訳ではなさそうだが、かなりきれいに写し出すことが出来る。
そして、このレンズのクセを利用すると他のレンズでは撮れない写真が撮れそうだ。
しかし自在に使いこなせるようになるには、かなりの技術と時間を必要とするかも知れない。
ヘリアーか....。
正直、購入した後に自分の考えていたレンズと若干違う印象があった。
ただ限定品のため、手放すと再び欲しくなったときにいつ手にはいるか分からない。
これは防湿庫のデッドストックになりそうな予感。
今度Heliar50mm/F3.5も使って撮り比べてみよう。
使い方のコツが分かってくるかも知れない。
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