テントウムシ
春なので最近よくテントウムシを見る。
先日の散歩時や職場近くの緑地でも見かけた。
子供の頃はテントウムシというとナナホシテントウだった。
「てんとう虫の歌」なんていう漫画もあったくらいだ。
園児だったとき、図鑑や絵本で見るナナホシテントウは虫の中でも主役に近い座を得ており、テントウムシの実物をまだ見ぬ私としては自分の中で勝手にイメージをふくらましてかなり憧れていた。
当時テントウムシが2~3㎝はあろうと思いこんでいたのだ。
初めて見たテントウムシはニジュウヤボシテントウだった。
小学生になったばかりの時、旅行先で見つけたのだ。
テントウムシってこんなに小さかったのか....
子供なりに結構ショックだった。
以来、サイズが分かってからナナホシテントウも見つけられるようになった。
今ではテントウムシを見つけても何も思わないが、社会人になるまでは「何でこんなに小さいんだ。イメージと違う....」とテントウムシに不満をぶつけていた。
自分の思いこみが悪いのに(笑)
最近はナナホシテントウを目にする機会が増えている気がする。
思い出の中で、絵本の中のナナホシテントウが太陽に向かって飛んでいくシーンがあるのだが、その羽ばたくシーンが見開きいっぱいだったため、テントウムシはさぞや大きいと勘違いしてしまったのだ。
飛んでいくテントウムシを見て、ふとそれを思い出した。
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