6月30日水曜日にマイクロフォーサーズから魚眼が発売される。
私も予約しているLUMIX G Fisheye 8mm F3.5だ。
私は魚眼レンズを使ったことは殆どない。
オリンパスのZD8mm/3.5FISHEYEが初めての魚眼だった。
去年、一度だけこの魚眼レンズを持ち出した。
日食を撮るためだけに購入したのだ。
魚眼は難しい。
ディストーションが極端にあるのでどう撮っていいのか分からなかった。
水平線を中央に持って来て四隅に目立つモノがなければ、一見広角風に写る。
以下の写真はオリンパスのZD8mm/3.5FISHEYE。
E-620+ZD8mm/3.5Fisheye
カメラを上に向けて空を大きくとれば、空は半球状に写される。
E-620+ZD8mm/3.5Fisheye
カメラを下に向けて地面を大きく取れば、大地が球面状に写される。
E-620+ZD8mm/3.5Fisheye
まあ、これらのことは当たり前のことなのだが、実際に写真を撮る段階になると、構図をどう取ればいいのか分かりにくい。
慣れていくしかないのであろうか。
魚眼は使い道がかなり限られており、オリンパスのように重量があると持ち出しにかなり迷う。
しかし今度出るG Fisheye8mm/3.5は軽量のため所持に具合が良さそうなのだ。
使い勝手の分からぬ魚眼も多用することで、撮り方が徐々に分かってくるのではと期待している。
【魚眼のおまけ】
さて写真は去年に種子島で体験した皆既日食の皆既5分程前の状態だ。すでに暗くなりつつある。
ご存じの通り日本列島の皆既帯は前線のためほぼ全滅だった。
ここも多分に漏れず雨に見舞われた。
E-620+ZD8mm/3.5Fisheye(1/400秒)
この後、辺り一面急速に暗くなる。
日の入り後の夕闇のような感じだ。
実はこの時E-620をうっかりJPEGのみでしか撮影していなかったため、暗所ノイズが大量に発生して写真の殆どが使い物にならなかった。
E-620+ZD8mm/3.5Fisheye(1/400秒)
ちょうど皆既の辺り。
すでに1/400秒では何も写らないため1/13秒で撮影する
E-620+ZD8mm/3.5Fisheye(1/13秒)
また、僅かではあったが皆既前20分前にうっすらと欠けている太陽が確認できた。
E-30+ZD150mm/2.0(EC-20)+ND10000
コントラストを変えると分かりやすいと思う。
太陽の上方が70%ほど欠けている。
E-30+ZD150mm/2.0(EC-20)+ND10000
直接皆既日食は見ることは出来なかったが、皆既を体験できたことは一生の思い出になるだろう。
今度2012年の5月に関東で食分0.97の金環食が見られる。
次回こそ晴れて欲しいものだ。
未だに日食の写真を見るとこの前線が恨めしい
最近のコメント