M-Hexanon35mm/2.0
去年の今頃、いつものカメラ屋さんに中古で売っていたモノだ。
Summicron35mm/2.0ASPHがあったにもかかわらず購入してしまった。
ただ、M9が来るまでは殆ど防湿庫の肥やしになっていたレンズでもある。
今日は子供とM9を連れて近くの川を散策した。
もちろん、このレンズをくっつけてである。
よく写るレンズだ。
解像感はズミ35mmASPHの方がいいかも知れないが、色乗りが結構好みな感じである。
しかしM9のAWBはどうなんだろう。
いいなと思うときもあれば、これはイカンと思うときもある。撮ったRAWを並べてみるとかなりバラツキがかなりある。
M9で撮るときはホワイトバランスはオートでない方がよいかも知れない。
逆光気味に撮ってもフレアやゴーストは見られない。
ちなみに私は付属のねじ込みフードはつけていない。
自分は写真を撮るとすぐにキャップを閉めてしまうクチなので、フードがあるとキャップを取り付けられないのだ。
その辺、ライカはフードがあってもキャップをつけられるので安心だ。
コニカは何でM-Hexanonにねじ込みフードを選んだのだろう?
F2.0の開放で近接撮影。
最短が70cmのために35mmでもそれなりに寄ることが出来る。
性能と使い勝手はかなり良い。
最新ズミクロン35mmとどっちを持ち出すか悩むところだが、フードの点でズミを選んでしまいそうだなあ。
もう少しそれぞれ持ち出して使い比べてみたい。
紫陽花を撮っているとき、隣でデジタル一眼を持つ人が器用にマクロ撮影しているのを見ると、本当にM9は「こだわりのカメラ」なんだなあと痛感する。
だが、惚れてしまったからには仕方がないのだ。
スティグマータみたいなものなのか。
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