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ana

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2010年7月 3日 (土)

パナソニックな FISH EYE

先日の続き。

子供を連れて河川敷に来たので、早速G2に先ほど買ったばかりのG8mm/3.5Fisheyeを取り付ける。
まずはアングルを変えての撮影から。

20100703a
G2+G8mm/3.5Fisheye

20100703b
G2+G8mm/3.5Fisheye

20100703c
G2+G8mm/3.5Fisheye

だだっ広く開けているところなのでディストーションの特性がちょっとつかみにくい。
高さのある建築物などがあると、また違う写真になるだろう。
開けた場所なので、中央に水平を持ってくると一見広角風に見られる。

今度は少し変化のある風景の場所で撮影する。
アングルを縦撮影に切り換える。

20100703d
G2+G8mm/3.5Fisheye

20100703e
G2+G8mm/3.5Fisheye

20100703f
G2+G8mm/3.5Fisheye

かなり上下広範囲が写し出される。
気をつけておかないと自分の足を写し出してしまう。

G8mm/3.5Fisheyeは35mm換算で16mmの対角魚眼レンズだ。
どのくらいの画角があるのか天頂に向けて写してみた。

20100703g_2
G2+G8mm/3.5Fisheye

フォーサーズセンサーでは四隅に地面が写し出されている。
撮影場所にもよるが四隅に写っていると言うことならば画角は約180°はあるであろう。

次に対象物を入れて撮影してみる。

20100703h
G2+G8mm/3.5Fisheye

とにかくアングルが難しい。
四隅に何かしら入ってしまうようだ。

ただ気にしてたら何も撮れないので、取りあえず色々写してみる。

20100703i
G2+G8mm/3.5Fisheye

20100703j
G2+G8mm/3.5Fisheye

20100703k
G2+G8mm/3.5Fisheye

かなり寄れる魚眼なので面白い。
マクロとまではいかないが、レンズ先端1cmくらいまで寄れるので「それなり」にアップで撮れる。
レンズが被写体に触れないように注意が必要だ。

魚眼レンズがこんなに面白いとは。

このレンズで気になったことがいくつか。

20100703l
G2+G8mm/3.5Fisheye

魚眼なので当たり前と言えば当たり前なのだが、自分が写り込んでしまうことがある。
あえて狙って写せば面白い写真も撮れそうだが、この写真は後で気がついた。

20100703p
G2+G8mm/3.5Fisheye

それと2枚上の写真もそうなのだが、右下に何かが写っている。
これは自分の指だ。

私のクセで、撮影時に左手の拇指、中指、環指でレンズをホールドする。
この時、示指がフリーになっており、この指が写り込んでいるのだ。

結構、何枚かに写り込んでいた。
魚眼を使うときは、このクセを何とかしないといけないようだ。

しかし、この軽さ、このサイズで逆光にも強い軽量魚眼レンズが選べるということは、マイクロフォーサーズユーザーにとってかなりの利点である。
値段がやや高めであるが、今までマイノリティーな魚眼ユーザーがこの製品によって増えるのではと思う。

20100703m
G2+G8mm/3.5Fisheye

普通のレンズでは目にすることの出来ない歪曲された画面にどれだけの価値を見いだせるかが、このレンズを買って幸せになれるかのポイントであろう。
長く使えば飽きもあるであろうが、旅行に一本持って行くだけの価値があると私は思う。

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コメント

はじめまして。
マイクロフォーサーズの購入を機にこのレンズに興味を持ったのですが、1枚目の写真のように超広角もどきとしても使えるということで、画角的には超広角レンズの換算12mmと大差ないでしょうか。
ご回答お願いします。

> yy さん

こんにちは。
中央部水平方向に対しては、確かに仰るとおりの画角はありそうです。
ちょうど12mm域を持つレンズを先日手放してしまったので、画角の比較ができないのです。申し訳ない。

しかし、水平面を中央に持ってきた場合でしかこの方法は使えませんので、場所や状況に相当な制約を受けることになるでしょう。
ご存じの通り、魚眼レンズは四隅に関しては強烈な歪みが出現しますので、人工的な建築物が画角内に入ってしまうと超広角もどきとして使うのは難しいと思います。

現実的に魚眼を超広角レンズの「代わり」として使うのは厳しいと考えます。
画角域に目立つ直線的な人工物がなければ、そして中央水平面使用のみならごまかせると思いますが....。

丁寧なお返しありがとうございます。
やはり難しそうですね・・
超広角ズームが高いのでごまかそうと思っていましたが、そう都合良くはいきませんね笑
ですが、この魚眼は写りも良くなにより圧倒的な小ささが最大の魅力ですね。
ただコストパフォーマンスで言えば一粒で二度美味しい、ペンタの魚眼ズームがいいかもしれないですが・・
今しばらく悩んでみます笑
的確なアドバイスに感謝致します。

> yy さん

マイクロは広角域に関してはアダプターなどを使う代用策も対象レンズが少ないので厳しいですよね。

私自身も歪曲補正されていてもいいので、ディストーションの少ない廉価で小さく軽い広角ズームの出現を待っているのです。

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