帰ってきたノクトン
先週の木曜日にいつものカメラ屋さんで交換になったフォクトレンダーのNokton40mm/1.4(MC)を受け取りに行った。
前のブツはピントリングが異常なまでに固く、通常使用に完全な支障が出るレベルであったため交換となったのだ。
今回のはピントリングもスムースであろうと期待を持ちながら店頭で確認してみると、最短70cmの部分がやっぱり固い。
以前ほどの酷さはないのだが微妙に固いのだ。
VASと言う言葉がある。
Visual Analogue Scaleの略であり、視覚的なアナログスケールのことを言う。
要は感覚的なモノを0~10の数値で表して、第三者にわかりやすく伝える方法だ。
ちなみにピントリングのVASを「考え得る最大級の使用可能な固さが10」とすると、シングルコートのピントリングは"3"程度であったろう。
前回のマルチコートの固さは"9.8"と考えられる。
そして今回のは"6"くらいだ。
非常に微妙だ。
しかし考えてもピントリングの重さは変わらないので、自分を納得させて引き取ってきた。
ま、このレンズの定価を考えれば仕方のないことかも知れない。
しかし、最初に手に入れたシングルコートが何不自由なく使えたことから若干の不満はある。
コシナさん、フォクトレンダーは安くていいレンズだけど、この精度のバラツキはちょっといただけないですね。
検品を頑張っていただいて、またいい商品たくさん出して下さい。
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