発売日
今日は特別な日だ。
オリンパスE-5とパナソニックのDMC-GH2の発売日である。
と言う訳で早速購入してきた。
成り行き上、先日話したZD ED50-200mm/2.8-3.5SWDも一緒に買ってしまった。
この雨の中、カメラ2台とレンズ1本はちょっとキツイ。
しかし50-200mm/2.8-3.5SWDは何であんなに箱がでかいのか。
取りあえずお休みの職場に運んでE-5とGH2の本体に保護フィルムを貼り付ける。
自宅では私が何か作業をしていると、すぐに飼い猫のちぇりーが「なんだ?」と近づいて来てジャマをするためフィルムを張ることが出来ない。
なので新製品のカメラを買った時はちぇり毛のない職場でやる事が儀式のようなモノだ。
まず、E-5から。
持った重さも握り具合も質感もE-3にそっくりだ。
殆ど同じ金型を使っているのでまあ当たり前なのだが。
正面から見るとE-5のロゴ以外で判別することは難しい。
E-3を手放してしばし経つのでちょっと懐かしい感じだ。
今までは軍艦部にあったつまみで「P・A・S・M」などのモードを切り換えていたが、そうなのだ、E-3はボタンで切り換える必要があるのだ。
左側のボタンの配置をもう一度覚えておく必要がある。
すっかり記憶から消去されている。
バッテリーはE-3やE-30のものも代用が利くようなので充電が済むまでそちらを使用する。
久しぶりのE-*系なので電源スイッチの場所にとまどう。
まずはメニューから年月日の登録だ。
初期設定ではJPEGのみになっているのでRAW+JPEGに設定し直す。
ここで、JPEGはE-5売りのドラマチックトーンに合わせる。
何回かシャッターを切ってみると懐かしいE-3のシャッター音がする。
いつも重いEOS 7Dを使っているためか、あまりE-5に重さは感じない。
背面液晶は3型92万ドットと新型になった。
今までのフォーサーズ機に比べると液晶は冗談みたいに良くなったが、ようやく他社のフラッグシップと肩を並べたと言うところか。
ピント確認はE-3に比べ素晴らしく見やすいの一言だ。
蝶番のあたりもしっかりしており、安心してバリアングルをフル活用できそうだ。
ファインダーもE-3同様良く作られている。
ファインダーの下にセンサーが見られるが、顔を近づけると液晶が暗くなるようになっている。消えるのではなく画面が暗くなるのだ。
これが以外に素晴らしい。
以前パナソニックのGH1や現機種のG2を使っている時に手が近づいただけで液晶が消えるので、センサー部分に神経を使わねばならなかった。
消えると結構ストレスになるのだ。
カードスロットはCFとSDのダブルスロット。
個人的には同じタイプのモノが良かったのだが、二つあっても損はしないのでOKだ。
さて、売りのドラマチックトーンを確認してみる。
本来は外で広角使うのがいいのだろうが、この時点ですでに夜である。
室内のブツでありきたりにすませる。
E-5+Leica D Summilux25mm/1.4Asph.
結構面白いのだが、室内の一品モノではすぐに飽きそうだ。
やはりコレは広いところで風景を撮るのがいいのかも知れない。
ちなみにRAWをいじらずに出したJPEGとドラマチックトーンを比較してみる。
レンズは35mmマクロを使ったのだが、ドラマチックトーンではマクロ撮影は少し不向きのようである。腕と体にシャドー状のものが見られる。
あと、人を写す時は注意が必要だ。
光量が少ないと大変なことになりそうな予感(笑)。
E-5はフォーサーズレンズを持っている人は間違いなく買いだ。
AF精度もE-3に比べると確かに改良されていると感じる。
Leica D Summilux25mm/1.4Asph.もレンズ調整せずにピントが来ている。
解像度もAF性能も十分、バリアングルでボディ内手振れ補正が搭載されているE-5。
ZDレンズの光学性能に惚れ込み、フォーサーズシステムのよさを理解している人であれば最強のアイテムだ。
しばらくE-5ばかり使ってしまいそうだ。
DMC-GH2を忘れないように....
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