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2010年12月

2010年12月31日 (金)

良いお年を....

気がつけば、ちぇり小屋もすでに1周年。
チェリーも元気で何よりだ。

20101231a_2 寅年ももう終わり
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

今年はカメラマウントが激しく変わった1年であったが来年は少し落ち着かせたい。
現在のマウントは以下の通りだ。

【キヤノン EFマウント】
20101231b

フィルム時代に散々お世話になったメジャーマウント。
デジタルでは1DMk2の頃まで使用していた。
これから再びメインマウントとしてやっていくつもりだ。
ただしフルサイズはレンズが重く大きいのでバランスのいいAPS-Cで続けようと考えている。

【ニコン Fマウント】

20101231c

FX機のD3の発売とともにキヤノンから移行したメジャーマウント。
燻し銀のニコンに憧れもあったため、ここぞとともにマウント変更した。
フルサイズに傾倒し、巨大で明るいレンズを投入しすぎてシステム自体が重くなりすぎてしまい、最終的に手放してフォーサーズへと移っていった。
高感度撮影が得意で非常に使いやすいマウントだったが、マウント口径がキヤノンに比べて小さいので巨大レンズを付けるとレンズがボディからもげるんじゃないかとヒヤヒヤしたのはいい思い出だ。
最近自分の中でF値の暗い小型レンズでの復活傾向がある。

【フォーサーズマウント】
20101231d

小型軽量化のために選択したマウント。
ボディ内手振れ補正のためレンズ資産が生かせるのが強み。
ただセンサーサイズが小さいためにダイナミックレンジや高感度撮影が弱く、様々なシチュエーションで苦労した。
結果的に明るい大柄なSHGレンズを使うハメになり、結果システムが肥大化して本末転倒となる。
今は新規レンズの開発もされていない休止したマウントである。
E-5のドラマチックトーンがマイクロに移行されたら手放すであろうシステム。だがレンズは絶品。

【マイクロフォーサーズマウント】
20101231e

現時点で一番稼働率の高いマウント。
フランジバックの短さからレンズの小型化に特化しているシステム。
センサーサイズはフォーサーズと同じであるが、最新技術から以前程の差はなくなってきているようだ。
このシステムの長所はなんと言ってもシステムの小型化だ。
カメラシステムを組む中で何が一番重くなるかと言えばやはりレンズであろう。
レンズを複数本持てばそれだけで相当な重量になるが、マイクロはレンズ自体の重さをセンサーサイズの小ささ故に小型化できるのだ。
ただしボケは大の苦手。

と、このように複数マウントを持っていると、それぞれの長所が気になって無い物ねだりになってしまう。
ある程度の妥協が必要なのだ。

さて、今年は自分のカメラライフが激しく変わった激動の年であったが、これからもヘタなりに楽しんでいこうと思っている。

それでは皆さん、良いお年を。

2010年12月30日 (木)

今年最後のカメラ屋さん

先日、連絡が来ていたキヤノンの新型EXTENDER EF1.4X IIIをいつものカメラ屋さんで引き取ってきた。
テレコンを手に入れたことで、自分なりのキヤノンシステムへの移行構築はほぼ終了となる。

20101230a_2

これからはキヤノンのAPS-Cシステムと仲良くやっていくことになるのだが....、ちょっと気になることがある。
ライカM9の代替に購入してしまったニコンのFX機であるD700のことだ。

衝動で購入してしまったマイクロズームである70-180mm/4.5-5.6の専用機にどうかな?などと考えて購入したが、前に使用経験のあるD700だけあってすんなり受け入れることが出来た。
ただあまりにも受け入れすぎてしまったが故に、先日のカメラ屋さんで広角レンズと標準ズームまでを中古で衝動購入してしまった。

20101230d_3 20101230e_2

実は2回目D700の購入後にAF-S NIKKOR24-120mm/4.0G ED VR を手に入れたのだが、あまりの太さと重さに使用を躊躇してしまっている状態だ。
そこで軽くて少し明るいズームをと考えていたところに、AF20mm/2.8DとAF24-85mm/2.8-4.0Dが目に入ったのだ。
ズームの方は、やはり以前に使用歴があり使い勝手は知っていた。
これには簡易マクロも付いており被写体にかなり寄ることが可能である。

20101230b_2 広角の歪曲は酷いが好きなレンズ
D700+Ai AF ZOOM NIKKOR24-85mm/2.8-4.0D IF

キヤノンのAPS-Cで落ち着こうと思っていたところに、思わぬ伏兵からニコンシステムが台頭してきた。

さて、マウント変更に大荒れした2010年であったが、その小火も残しつつもうすぐ新年を迎える。
マウントの変更は時間もお金も無駄にかかってしまう。
しばらくはすぐに結果を出さずに両マウントでやっていこう。
それから結論を出しても遅くないはずだ。

しかし複数マウントは本当に混乱する。
ズームリングの回す向き、レンズをボディにはめ込む向き、フォーカスアリアの変更など一瞬考えてしまうことがある。

まあそう言って云々言っているうちが一番楽しいのかも知れない。

2010年12月29日 (水)

治療開始

昨日の突発性難聴の続きである。

仕事が終わってから耳鼻科に行ってきた。
今のところステロイドの内服を続けているせいか耳鳴も落ち着いているし、日常生活のレベルでは不具合は感じない。

だが、聴覚検査をしたところやはり左耳のレベルが落ちている。
突発で間違いはないだろうという話だった。
ドクターと話し合って今後の治療はプレドニン錠からリンデロン錠に切り換えることにした。
まあ長期内服を続ける訳ではないので、この場合仕方のないところだろう。

20101229a
E-5+ZD ED50-200mm/2.8-3.5 SWD

髪の毛がだいぶ伸びてきたので、気分転換にもいいと思いいつもの美容院を予約しておいた。
それに難聴を意識しすぎて触れたせいか左耳にかかる毛が上に跳ね上がっており、このくせっ毛がどうしても直らなかったのだ。
見た目にも漫画のキャラみたいに変だったので、キレイにカットできてちょうど良かった。

気分的にもすっきりして職場に戻り、キレイになった頭をスタッフらにお披露目する。
今日は仕事納めだ。
今年最後の残業をみんなで終えて、最後の挨拶のあと各自解散となった。

そして今日は子供の誕生日でもある。
急いで帰宅した後は大騒ぎのイベントだ。
いや、....なんか本当に疲れましたよ。

2010年12月28日 (火)

突発性難聴

日曜日の午後、休日の職場で一人仕事の残りをしていたところ突然激しい耳鳴が出現した。
いつものことであるが、今日のはヤケにうるさい。
まあ普段は5分か10分程で落ち着くので、この時も放っておいた。

しばし仕事に集中していたが、激しい雑音と耳閉感にふと我に返った。
一瞬近くで工事でもしているのかと思ったが、すぐに自分の耳が未だに変調を来していることに気付いた。
おかしい。あれから1時間は経過しているが左の耳からはいつもの耳鳴でなく、複数の高音と低音の混じる激しいタイプとかなりの耳閉感が続いている。

突発性難聴か?

突発性難聴は突然生じる原因不明の聴力障害だ。
放置すると本当に聴力障害を残してしまうことがある。

やや緊張しながら聴力をチェックする。
もちろん専門の機械はないので手近なモノで簡単に調べてみると、骨伝導も微妙だが左の気伝導が明らかに低下している。
腕時計の音などは聞き取れない。

20101228a_2
D700+Ai AF Zoom Micro-NikkorED70-180mm/4.5-5.6D

参った。
取りあえず家に帰って安静にしてみたが、耳鳴は酷くなる一方だ。
バーティゴは出ていないが既に2時間以上は耳鳴が続いている。

引き出しからステロイドのプレドンニン錠を取り出して10mgを飲んでみる。
今は日曜日で耳鼻科はお休みなので状況を見てから受診を決めよう。
それから2時間程したところ意外にも耳鳴は大方消失した。

こんなに速効で効くものなのか?
念のために毎食後トータルPSL30mg/dayでこの日は様子見だ。

月曜日に仕事をしていると偶然にも知り合いの耳鼻科のドクターがいらした。
実は云々と説明をすると、突発性難聴の可能性が高いという。
だがプレドニンは念のためしばらく続けておく必要があるとのことだ。
確定診はやはり聴力の検査だという。

火曜日の仕事明けにこのドクターの勤務する病院に行ってこよう。
本当に突発性難聴ならば、年末年始あたりにステロイドのテーパリングがかぶってしまう。

はあ、本当に参ったまいった。

2010年12月27日 (月)

おNewのカメラバッグ

祝日に購入した、今まで使っていたプラダのバッグV166から交代するオニューのカメラバッグ。
少し幅が増えて、キヤノンやニコンのレンズも余裕を持って入れられるようになる。

とは言ってもカジュアルなショルダーバッグなので多くてボディとレンズ3本くらいまでだ。

今回のコンセプトも外で持ち歩いてもカメラバッグだと分からないようなデザインを選んだ。
プラダは硬質なナイロンだったが、先日選んだバッグはリッチにも革だ。
なので雨の振りそうな日は出かけない(笑)。
まあ、そんなこと言ってるのも最初のうちだけだと思うが。

今はサイズに合わせたインナーを注文中である。
さて、使い勝手はどうだろう。

20101227a_2
E-5+ZD11-22mm/2.8-3.5

ちなみに女性スタッフらに見せたところ受けは非常によろしい。
既にカメラバッグとしてではなくとも、普段用に持ち歩きたい衝動に駆られている。
お披露目は近い。
早く来い来いカメラのインナー

2010年12月26日 (日)

AF-S NIKKOR35mm/1.4G

D700を購入した時に一緒に買ったレンズである。

20101226a

最新設計の35mmでF1.4の明るさを誇るレンズだ。
重量は600g、最短撮影距離は30cm、最大撮影倍率は1/5倍である。

20101226b

ナノクリスタルコートが施されており、逆光性能はかなり高そうに感じる。
このレンズを選んだ理由は最新の35mmということと寄れる単焦点というものだった。

20101226c

D700との組合せで約1.5kgもある。
F1.4の明るさと上質な光学性能、そして素早いAFなど重さとトレードオフする要因はかなりある。
だが、やはり重たい。

いつもの如くポンちゃんの置物でチェックする。
ISOは200で固定、WBは太陽光で。
被写体(ぽんちゃん)までは2mで固定し、開放から2段ずつ絞って撮影する。

右の画像は隅角の拡大である。

写真F1.4(開放)

20101226d

写真F2.8
20101226e

写真F5.6
20101226f_2

写真F11
20101226g

このレンズ、相当いいと見た。
隅角も色収差がない訳ではないが比較的目立たず、画面全体でもコントラストが落ちずに開放から全然通用する画質だ。

次に最短の30cmで近接撮影。

20101226l
D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

20101226m
D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

開放のボケも美しく自然な感じだ。
キヤノンのEF35mm/1.4L USMも優秀であったが、開放の色収差がかなり目立つ。
それと比較するとnikonの35mm/1.4Gのほうが後発の分有利であろう。

実写を見てみる。

20101226n
D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

20101226o
D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

メイン機種はキヤノンと決めていたがニコンもなかなか良い。
まあAPS-C機(キヤノン)とフルサイズ(ニコン)は単純に比較できないので、しばらくはTPOに合わせた使い分けをしていくことになるだろう。

2010年12月25日 (土)

X'mas 2010

今年はツリーを出すのが大幅に遅れた。
祝日の23日に慌てて出したのだ。

20101225a_3
D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

去年、ツリーに飾り付けはしたもののオーナメントはすぐに外してしまった。
次男がまだ小さかったために、ガラス玉を壊すと危ないという理由からだった。
だが今年はもう4歳だ。
そろそろ大丈夫であろうとガラス玉のオーナメントを飾ったところ、やはりいきなり割ってしまった。

まあ、これも勉強でしょう。
ガラスをかたづけてから次男坊にこれからは気をつけるように注意を促す。

しかし子供達は本当にツリーが大好きだ。
いつまでも飽きることなく見つめている。

子供達は既に寝息を立てている。
明日の朝は大騒ぎになるであろう。
喜ぶ顔をゆっくり見たいが仕事があるのでちょっと残念だ。

ところで最近は忙しいので日記ネタばかりでカメラネタが少ない。
そろそろカメラのネタも書かないと。

2010年12月24日 (金)

クリスマス・イブ

23日の祝日に自分のプレゼントを買いに行ってきた。
カメラバッグを新調しようと思っていたのだ。

20101224a
D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

既に候補のバッグは二つに絞られている。
第一候補のショップに入って在庫を確認する。
この時期であるし取り寄せすら不可能であるならば第二候補へと進む予定であった。

ところがいきなり見つかった。
手に入れるのは苦労するのかなと思っていたので、呆気なさに自分の方が驚いた。

カラーも自分の欲しかった色だ。手に取ると思っていたとおりの質感を感じる。
心配していたマチ巾で重要な内仕切りの位置も問題ない。

たまに購入するお気に入りのお店だ。
一緒に嫁さんのクリスマスプレゼントも購入した。

20101224b
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

今のシーズンですのでと、おまけのチョコレートをくれた。
自宅で食べたがこれがなかなか美味しい。
ほんのりとアルコールの入る生チョコが中に詰まっていたのだ。

20101224c_2
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

それと更なるおまけをと、オモチャをいただいた。
中には箱で出来た犬が入っている。

20101224d
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

ピタゴラのフレーミーみたいで可愛い。

20101224e
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

スタッフの方曰く、このオモチャはこれだけではないという。
胴体部分がフタになっており、そこを開けると中から付箋が出てきた。

20101224f
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

可愛いモノを頂いた。
子供には見せられない。見せた瞬間に壊される可能性が極めて高い。

書斎で使おう。

2010年12月23日 (木)

冬至

先日冬至が終わってしまった。

これからは少しずつ日照時間が長くなってゆく。
明けの時間が早くなるのだ。

20101222e
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

私は夜遅くまで仕事をすることが多い。
そのため夏至の近い時期などは外が白んでくると急かされた気分になって仕事に対する集中力が欠けてしまう気がする。
だから秋口から冬至までの夜の時間が大好きなのだ。
しかし、それももうお終いになってしまった。実に残念だ。

もちろん仕事以外であれば早く明るくなってくれた方がありがたみを感じることの方が多いのだが....。
まあ、まとめると自分はワガママなのだと感じるのだ。

2010年12月22日 (水)

皆既月食

今、外は大雨が降っている。

本当は先ほど「見えていたであろう皆既月食」を撮影したかった。
そのためにバリアングル液晶搭載のE-5と強固な三脚TP234を持ち出して準備していたのだ。

どうも皆既日食の時といい、天文撮影にオリンパスを持ち出すと相性が良くないのだろうか。
20日の夜はギンギンに月が見えていたのでいけるかなと思ったのだが、この雨で一気にテンションが落ちてしまった。

20101222a
E-5+ZD ED50-200mm/2.8-3.5 SWD

20101222c
トリミング

写真は月食とは関係のない以前写した月齢6.3の上弦の月直前状態だ。
明るさを変えて撮影するとこのように暗の部分もうっすらと写り込む。

20101222b
E-5+ZD ED50-200mm/2.8-3.5 SWD

20101222d
トリミング

今回の皆既でこの暗の部分を撮影できなかったことが残念だ。
また次回に期待したい。

今度の月食は来年の6月だが明け方のため撮影は難しいかも知れない。
深夜の皆既月食はちょうど1年後の12月10日にある。
これに賭けよう。

次回は気分を変えてキヤノンで準備してみるかな。
下旬に新型テレコンも発売になるし。

2010年12月21日 (火)

イモリ

子供の飼っている大事なイモリが失踪した。

水槽の蓋が僅かに開いていたのが原因だ。
普段からろくに水槽の掃除をしなかったため、義母がイモリのことを案じて掃除をしたらしい。

息子は義母を泣きながら責め立てたという。
自分がきちんと世話をしていればこの事件は怒らなかったはずだ。自分の不備を棚に上げて掃除をしてくれた義母に文句を言うとは何事かと子供を叱ったが、当の本人は納得できないらしく泣きながら寝てしまった。

それから二日が経った。

ちぇりーが私の書斎の本棚下段でなにやらゴソゴソしている。
こういった仕草をする時は何か獲物を見つけている時だ。

嫌な予感がしてちぇりーをそこから退かせ、積み重なった本を取り除いていくとそこから出てきたのは....

干からびたイモリだった。

既に事切れている。
眼球の膨らみを見るとまださほど時間は経っていないようだが、四肢や尾を見ると完全に干からびている。

全館空調の室内に両性類が逃げ出すとまず助からない。
以前にオタマジャクシから育てていたカエルが逃げ出した時も、同様の事件が起こっている。

20101221_2
E-5+ZD11-22mm/2.8-3.5

息子の部屋から私の書斎まで約6~7mはあろう。
そこに逃げ込んでから本棚に隠れて息絶えたのだ。

干からびたイモリを嫁に見せながら子供に伝えるかどうかを話し合った。
子供は受験の直前だ。
大事に育てていたイモリが、このような変わり果てた姿で見せられるのは酷というモノだろう。

「ひょっとしたら外に逃げ出して何処かでまだ生きているかも知れない」

未だ懸命にイモリを探し続けている子供にはそう伝えておいた。

なのでまだ干からびたイモリは私の書斎部屋にいる。
乾燥剤と一緒に小さな箱に入っているのだ。

可愛がられていたイモリだ。
子供の受験が終わるまではそばにいさせてやりたい。
終わったらひっそりと庭に埋めてやろうと思う。

2010年12月20日 (月)

ニコンのズームマイクロレンズ

AiAF Zoom Micro-NikkorED70-180mm/4.5-5.6Dのことである。
先日にいつものカメラ屋さんで中古のこの現物を見つけた。

20101220a

最短撮影倍率1/1.32(180mm域)を誇る驚愕のズームマイクロレンズである。
ただズーム全域でこの倍率ではなく、70mm域では1/3.2まで落ちてしまう。

現在このレンズはディスコンになっており市場にあるものは中古のみである。
カメラ屋さんでこの現物をガラスケースから取り出して見せて貰った。
触るのは初めてだ。

レンズもGではなく一世代前のDレンズで絞り環が付いている。
当然、超音波モーターなどの気の利いたモノはなくジーコジーコとやや遅くてうるさい。

前に書いたと思うが、私はズーミング時に鏡胴が伸びるレンズは苦手と書いた。
このレンズどうなのだろうとズーミングしてみると、なんと伸びないではないか!

20101220e_2

インナーズームだ。スバラシイ。
Dレンズとはいえニコンの技術者に乾杯だ。
と思っていたらフォーカシング時に鏡胴が伸びた。

20101220i Σ(゚д゚;)

....まあ気になるほどに伸びる訳ではないので、フードをかぶせておけば問題ないであろう。

20101220j_2 これで見えない

ところがこのフードが厄介だった。
はまったのか、はまってないのかはっきりしないのだ。
初めは中古だったためにクリックが弱まっているのではないかと思っていたが、ネットで検索すると締まりの悪いのが有名なフードらしい。

まあ気を取り直していつものようにAFでピントを合わせてフォーカスリングを前後させてみる....。
と思ったら今度はフォーカスリングがビクとも回らない。

20101220k

そうだった。
以前のニコンレンズにはマニュアル優先オートフォーカス(M/A)はなかったのだ。
なのでいちいちマニュアルに変更しないとフォーカスリングが回せない。

20101220m

うーん、さてどうしよう。
カメラ屋さんで現物を前に悩んだ。
70-180mmのズームレンズではあるが、今のGレンズに慣れ親しんだ体にはちょっとつかいづらさが残る。
当然ながらVRも付いてはいない。

現物は1本しかないのでこのレンズを比べることは出来ない。
買うか諦めるかの一本であった。

しばし悩んだが、今買わねば次いつ出てくるか分からないので結局購入することになった。
購入している時にこの後継機種が直後に出たらどうしようかなと、ふと考えたがこういうことは思案しないようにするのが一番だ。
VRが付いてないので、ボディは軽量FX機D700を買うしかないだろう。
シャッター速度を1/200までにすれば通常撮影では問題ないはずだ。

20101220l

少しでも軽くと思ったが三脚座は外せなかったので、もうついでだからとRRSのレンズプレートをくっつけた。
これで三脚でも一脚でも何でもこいだ。
マクロ撮影に幅が広がる。

ああ、なんかキヤノンがあるのにニコンを充実させている気がする。
本当に使い分けることが出来るのだろうか。

2010年12月19日 (日)

1年たった

とうとう毎日ブログを続けて1年を超えた。

20101219a_2
D700+AF-S NIKKOR24-120mm/4G ED VR

毎日更新するのは1年間だけにしておこうと考えていたが、ここまで続けると途中で止めることがもったいなく思えてくる。
取りあえず続けられるまで毎日更新してみよう。

今日は忘年会が遅くまであったのでクタクタだ。
なのでもう寝ます

2010年12月18日 (土)

Pseudo イノベーターカレンダー

先日、ITO-YAのカレンダーで落ち着いたのだが、イノベーターに非常によく似たカレンダーを見つけたので速攻で買ってきた。

20101218a_2

MSカレンダーというモノだ。
手に取った時はイノベーターの代替品として販売したのかというほどに似ていると感じた。

ところが袋から出してイノベーターと比べると微妙に異なる。

20101218b

大きさだが、MSカレンダーの方が一回りほど大きいようだ。
幅は同じ程度だが、伸ばすと全長がかなり伸びる。

20101218f こちらはMS

中味を見てみるとMSカレンダーは日にちが枠で囲まれているが、イノベーターにはそれがない。

20101218d_2 こっちがイノベ

罫線が引かれているのは同様だが、やはりイノベーターの方が書体はかわいい。
まあ、全く同じモノを探すのは不可能なのでやはり妥協が必要だろう。

20101218e 日曜始まりがナイス

MSカレンダーを選択すると、全長が10cm以上伸びるので職場では引っ掛けるフックの位置を上にずらす必要がある。
自宅でも同じことになりそうだ。

なので結局やっぱりITO-YAカレンダーに落ち着いてしまった。
見た瞬間は「やった!」と思ったのだが....。
持ち上げられた後に落とされた気分だ。

でもパッと見は本当に似ているんですけどね。

来年からこっちにしてみようかな....?
でも、もし、、、、もし、、イノベーターのカレンダーが復活したらまたフックの位置を戻さねばいけないし、、、、それはあり得ないか。

2010年12月17日 (金)

Nikon D700再登場

昨日の体調の悪さに結局カメラ屋さんにはいかなかった。
そこで今日は先日のライカに代わるフルサイズ機のことをちょっと。

ライカM9の代わりに購入したのはNikon D700だ。

20101217a

実はNikonD700は一度購入をしている。
ライカM8.2を購入するためにその時に手放したのだ。

M型ライカを使うために一度Fマウントに見切りを付けた。
だが、またこうしてフルサイズ機として再び相見えた訳だ。

20101217b

時々D700をいじりながら、自分は何をやっているんだろうとふと思うことがある。
一度買って手放して、また買って....と。
前にもFUJIのS5Proで同じことをやっている。
この分だと再びライカを買い戻しそうな雰囲気で怖い。

だが、なぜにキヤノンのフルサイズでなくニコンになったのか。
キヤノンであれば既存のレンズを活用することも出来たのに。

....これにはある理由があった。

あるレンズを偶然購入してしまったからだ。
以前から欲しくて仕方のなかったレンズ。
いつか買おうと思っていたが、ディスコンになった途端に市場から消えてしまったレンズ。

20101217c

AF Zoom Micro-Nikkor70-180mm/4.5-5.6EDだ。
唯一のズームマイクロレンズ。
購入に迷っていたのはF値が比較的大きかったために躊躇していたからだが、今のデジタルカメラでは、特にFX機ではかなりの高感度撮影も耐えうる能力を持っている。
VR(レンズ内手振れ補正)がなくてもシャッター速度で稼げるだろう。

なのでフルサイズボディはNikonの他に選択肢はなかった。
あえて言えばD3シリーズかD700かということだが、少しでも軽いのが好きなので文句なくD700になったという訳である。

20101217d

ニコンのFXボディはファインダーが円形だから大好きである。
実はこういう細かいところのこだわりも大事なのだ。

2010年12月16日 (木)

悪酔い

昨日の夜は仕事の関係で酒の席が設けられていた。
ここ最近は断り続けていたので久しぶりのことだ。

仕事が終わってからタクシーに乗って夜の繁華街に乗りだした。
夜の街はクリスマス前のシーズンも相まってイルミネーションだらけである。

通りでタクシーを降りてすぐの裏路地にある丁未坂という和食の店に入る。

20101216b

ここは和食にフレンチを組み合わせたコンセプトという。
出される料理はどれも美味しい。

20101216a_2

ビールだけでは何だからとワインも一緒に頼んだ。
和食とフレンチがよくワインに合う。
つい飲み過ぎてしまったようだ。

そのためか帰りのタクシーで目が回り出した。
これはマズイ。
久しぶりに飲み過ぎたせいで悪酔いしてしまったらしい。

20101216c グルグル....
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

タクシーを降りて家までの途中にイルミネーションがあったので、持ってきたDMC-GH2で写真を撮る。
もはや構図や設定など上の空になっている。
フラフラした足取りで撮影するが、端から見たら思い切り不審者だ。

NOKTON25mm/0.95の光源ボケは真円にならずに10角形だ。
絞り羽根が10枚あるが、円形に出来なかったのであろうか。
口径食も目立つのがやや残念である。

他にもいくつか撮ったのだが、唯一これが見せられる写真であとは酷いの一言だ。
激しく酔っぱらうと、あのような写真が撮れるのかとある意味感心した。

なので昨日は家に帰ってからすぐに寝てしまったため更新が遅れてしまった。
今日はこれからいつものカメラ屋さんに出かける予定である。

2010年12月15日 (水)

モンベル福袋の抽選結果

先日のモンベル福袋の抽選結果がメールで届いていた。
果たして本命の2万円福袋はどうであったのか....

風の便りにスタッフは当選したと喜んでいるらしい。
それではわたくしめの方は、と緊張しながらメールを開いてみる。
結果は....本命の福袋は落選してしまっていた。

20101215b_2 (´;ω;`)ブワッ

トホホとなった瞬間である。
結構本気でガックリ来た....。

自分的にクジ運は強い方だと思っていたが、どうやらここ一番での押しは弱いらしい。
凹んだ状態で残りの1万円福袋メールを見ると、こちらはなんと当選している。

20101215a_2
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

変な所で運の押しの強さが発揮されたらしい。
罰当たりかも知れないが、ちょっと素直に喜べない感じだ。

抽選結果のメールが来るまでは気持ちはさほど入れ込んでいなかったのだが、実際に当選した人の噂を聞いているうちにどうやら福袋スピリットに火が付いてしまったようだ。

ああ、2万円の福袋....。
中味は何が入っているのだろうか。気になるなぁ。
年明けに2万円福袋が当選された幸せな方のブログを拝見させてもらって、羨ましがらさせていただきましょうか。( ̄ー ̄)ニヤリ

2010年12月14日 (火)

ライカの代替

やはりフルサイズ機が欲しくなる。

あれだけ偉そうに小型軽量を重視していたにもかかわらず、実際にM9が手元からなくなるとフルサイズ機を使いたくなってしまうのだ。
人間とはなんと強欲な生き物だろう

20101214a
EOS1DsMk2+Leica SummiluxR50mm/1.4Asph.

やはりここはAPS-C機と同じEOSにするべきだろうか。
なんと言ってもレンズの共用と使い勝手が同じであるのが何よりもの強みだ。

20101214b
D3+AF-S NIKKOR 200mm/2.0G ED VR

いやいや、ここは回顧してEOSとは違うニコンで攻めるべきか。
キヤノンとニコンの双璧があれば最強だ。

20101214c
M9+Leica Elmarit M28mm/2.8

何を言っている。あれだけ軽量に拘っていたのだ。
ここはライカM9を買い戻して使うべきだ。

などと色々な意見があるので悩ましいところであるが、実はもうある機種を購入してあったりする。
勘のいい方はすでに過去のブログで「ん?」と気付かれている人もいるだろう。

ああ、私はいったい何をしているのか....
何処へ向かおうとしているのか....

2010年12月13日 (月)

もうすぐ1年

ブログを始めてからもうすぐ1年が経つ。
飽きやすい自分が毎日ここまで続けられたことは驚きだ。
しかし、何度挫けそうになったことだろう(笑)。

20101212c
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

去年から今年にかけて、自分にとっては激動のデジカメ年だった。
使用マウントが僅かな期間にガラリと大きく変わった。

メインだったフォーサーズからキヤノンに戻り、こだわりで使っていたライカのRとMを手放したのだ。
ブログを始めたお陰で自分に必要なモノが再確認できるようになった。

まあ新規に入れてしまう可能性も十分にあるのだが....

2010年12月12日 (日)

虫こぶ、その後....

以前、虫こぶのあった所にもう一度行ってみた。

前は赤い虫こぶだらけのその場所に長時間居続けることは生理的に無理だったが、このシーズンならば問題なかろうと散歩の途中に寄ってみた。

20101212a
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

あるある。
すでに葉の色同様に茶色く変色している。
こうなるとあまり生理的嫌悪感は出てこない。

この日は寄れるNOKTON25mm/0.95を持ち出していたので接写が可能だ。
しかし本当にNOKTONは使える。

20101212b
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

よく見ると殆どの虫こぶに穴が空いてる。
タマバチが孵化したあとと思われるが、孵化率はかなり高そうだ。

さすがに割って中を見る気はない。
中に何も入っていないのは分かってはいるが、万が一を考えるとトラウマになりそうだ

2010年12月11日 (土)

NOKTON25mm/F0.95で行こう

先月末に発売になったNOKTON25mm/0.95はAFでないにもかかわらず、マイクロフォーサーズでは非常に使いやすいレンズとなってる。

実質、実絞りなのにEVFを搭載しているマイクロならではこそ、実際のボケ具合を背面液晶やEVFで確認しながら撮影できる。
ある意味、絞りボタンで暗くなるファインダーを持つ一眼デジカメより優れている。

20101211b

もちろんマイクロにはマイクロの、一眼デジカメには一眼の長所があるため総合的にどちらが優れているかというのは愚問である。

ヘリコイドは最短の17cmから無限縁まで鏡胴に約270°の回転角を持っており、無限遠でレンズ全長は最短の70mmになる。
最短撮影に合わせるとレンズは5mm程伸びる。

20101211d
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

NOKTON25mm/0.95はコシナのNOKTONシリーズによく似ている。
開放でややハロがかる雰囲気はNOKTON58mm/1.4、僅かではあるが同心円状のボケが見られるのはNOKTON35mm/1.2Asph.に近いかも知れない。

20101211e
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

色調は非常に落ち着いており、クラシカルな趣がある。
開放で撮影するとかなりコントラストが落ちているが、絞るとともに解像度が上昇しカリッとした画像になる。

20101211a_2
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

このレンズは最新の光学技術が入れられていると思うが、写りは素直で派手やかさはない。
実に通好みのレンズだと思う。

そんなNOKTON25mm/0.95を色々いじくりまわしてみようと思う。
そんな気分にさせてくれる楽しみなレンズだ。

20101211f
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

さて、何からしてみようか。

2010年12月10日 (金)

Spyder Lens Cal

今日は仕事が休みだったので、いつものカメラ屋さんに赴いた。
そこでスパイダーレンズキャルなるものを購入してきた。

20101210a

これは位相差AF微調整の付いているデジタル一眼カメラの調整用ツールだ。
各レンズの前ピン、後ピンの具合が分かり、カメラを調整することでジャスピンに出来るという優れものである。
定価は6800円。実売は6000円強と言ったところか。

20101210b

本体は非常に薄い。且つ軽い。
プラスチック製で、白黒のコントラストのあるターゲットと定規はシールからなっているのがやや泣かせる。

20101210c

組み立ては簡単だ。
定規の裏にフックが付いており、それが溝に固定されている。
裏面からそれを押し出すことでフックが外れる。

20101210d

それにより中央部が「くの字型」に折れ曲がる。
ただ、それだけでは固定されないためグラグラと不安定だ。

20101210e フックを

20101210f パチンと引っ掛ける

そこで定規についている先ほどのフックを本体の縁に引っ掛ける。
これでレンズキャルは固定される。

20101210g

ターゲットの位置が、きちんと定規の「0」にあっていれば完成となる。
慣れれば5秒とかからない。
水準器の性能は申し訳程度に付いているものと思われる。

20101210h

スタンドに固定してみる。
この状態でレンズキャルのターゲットにカメラが水平にくるように合わせて、撮影すればAFのズレが横の目盛りから分かるという訳だ。

20101210i

さて、プラスチッキーなレンズキャルに6000円強のコストは適正だろうか。
こればかりは個人の価値観によるのでなんとも言えない。
だが毎回ターゲットと定規で自作するよりは、より簡単にそして毎回同じ条件でチェックできるレンズキャルも持っていて損はないと自分は感じる。

オリンパスのE-5やキヤノンのEOS 7Dで早速試してみたい。
写りは変わるだろうか?

2010年12月 9日 (木)

モンベル福袋

先日、仕事の合間にスタッフからモンベルの福袋は申し込みましたかという話が出た。
さて、なんのことでしょう?と聞くと毎年モンベルは年末に福袋を販売しており、今年は今日の午後1時までネットで注文中受付中なのですよという。

20101209b_3

あっそうなんだふーんと聞き流したが、よくよく話を聞くとなかなかおすすめらしい。
1時前のいとまにネットからアクセスすると、確かに今日までである。

さて、どうしようか?
仕事をこなしながら画面とにらめっこをする。
スタッフはすでに注文済みとのことだ。

20101209a_2

福袋は1万円コースと2万円コースとがあり、体のサイズに合わせて各一つずつのみ注文出来るシステムだ。
男性はS/M/L/XLから、女性はS/M/Lから選択できる。
これはどうやらウェアがメインな感じだ。
ならばと申し込んでみることにした。

20101209c_2

ただし購入は抽選により決定するらしい。
うーん、抽選かあ。
外れる可能性もある訳だ。
締め切り少し前に少しでも当たるようにと1万円コースと2万円コースを注文しておく。
どちらか当たるかな?

でも、もし両方当たったら福袋代だけで3万円にもなってしまう。
キャンセルは出来ないようだ。どうしよう....。

2010年12月 8日 (水)

NOKTON25mm/0.95とエツミなメタルフード

先日チェックした逆光性能からフードが必要そうであることを話した。
だが、付属しているレンズフードはデザイン的にイマイチであったため、サードパーティーのレンズフードを探した。

20101208b

エツミのメタルフードE-150である。
商品名の如くラバーでなく金属製であるために作りはしっかりしている。

20101208c

NOKTON25mm/0.95のフィルター径がΦ52mmなので、同じ直径のモノを選ぶ。
フードデザインは純正のラッパ状でなく、円柱形で直線っぽいイメージを持っている。
フード内部は内反射を抑えるために螺旋状の切り込みが入れてある。

20101208a

早速レンズフィルター部にねじ込んでみた。
直線的に長くなるが自分的には悪くないと思う。
実際に持ってみると右手でカメラを、左手でレンズを固定するが、ちょうどフードに指先が触れて安定感は申し分ない。
逆にあった方がブレの抑制に役立ちそうだ。

20101208d

純正のような一体感を持つ。なかなか美しい。
ここで実際にフードによるケラレがないか確認してみた。

20101208i F0.95開放

20101208j F16

開放では四隅が暗い周辺減光が見られる。
これはケラレではない。
最大に絞ったF16ではクリアに写っている。
このフードはケラレも見られず十分実用的だ。

20101208h

さて、ねじ込み式のメタルフードを付けている場合に、いちいちフード取り外してレンズキャップを付けるのはかなり面倒である。
そのためフードを付けた状態でレンズキャップが取り付けられるとかなり楽になる。

20101208e_2

この場合、二通りの方法がある。
一つはΦ52mmのレンズキャップをフード内の段差にはめ込む方法だ。
この場合は中央部を指でつまめるニコンタイプのレンズキャップが好ましい。

もう一つはフードの口に直接はめ込む方法だ。
この場合はΦ62mmのレンズキャップがちょうど良い。

何れも一長一短で、フード内固定はバッグからの出し入れはスムースだが、キャップの取り付けにコツがいる。
フード外固定はカメラバッグからの出し入れにレンズキャップが引っかかり取れやすいが、取り付けは簡単だ。

20101208g ちぇり毛が....

お好きな方をどうぞ。
私はしばらくフード内固定でやってみようと思う。
擦れて墨が落ちないかちょっと心配であるが。

20101208f

ノクトン純正のフードデザインに疑問を持っている人ならばおすすめの一品だ。
ネットで約\1,000前後から購入できる。

NOKTONライフを充実させるアイテムとしていかがでしょう

2010年12月 7日 (火)

交差点

私は仕事柄、超常現象は信じていない。
だが、不思議な体験をしたことがある。

20101207a
D700+AF-S Micro NIKKOR60mm/2.8 ED

自宅の近くに小さな交差点がある。
今でこそそれなりの交通量があるが、私が園児の頃は殆ど車の通らない裏路地であった。
幼稚園だった頃、私の遊び道具は補助輪の付いた自転車だった。
この自転車を使って年中その交差点の近くの公園で遊んでいたものだ。

公園を出て坂道を下ると交差点に当たる。
自宅へ帰るにはその交差点を横切らねばならなかった。
私はいつもそこをノーブレーキで通り過ぎていたのだ(笑)。
いや、本当に車などは殆ど通らない路地だった。

ある晴れた日、いつものように公園で遊んだ後で自宅に帰るために自転車に飛び乗った。
当然いつものように坂道を滑るように下っていった。

だが、何かが違う。

ブレーキをかけろと何かが心の中で呟いている。
こんなことは初めてであった。
だが気のせいだと気を取り直して、いつものようにブレーキはかけずに一気に横切ろうとハンドルを力一杯握った。
みるみる交差点が近づいてくる。
交差点は目前だ。

再び「ブレーキをかけろ」と誰かが呟いた気がした。

私は思いきりブレーキをかけた。
自転車からギギギと悲鳴に近いブレーキ音を鳴らし交差点直前で止まったその瞬間、目の前を道幅一杯の青いダンプカーが爆音を立てて猛スピードで通り過ぎていった。

しばし放心状態だった私は、ふと我に返ってその場で太陽を見上げた。
すると見えた訳ではないのだが、仏間に飾ってある曽祖父の顔がふと思い出された。
当時は御先祖様を大切にという園の幼児教育のせいなのかも知れない。
しかし、この非常識とも言える現象は幼心ながら、それなりに興奮した。

震える手で自転車をこぎ始め、自宅に帰ってから母にこの話をしたところこっぴどく怒られた。
もちろん私の無謀運転についてだが。

私は今もあの時は曽祖父が守ってくれたのだと信じている。

あの交差点を通るたびに、いつもこのことを思い出す。
40年近く前のことであっても。

2010年12月 6日 (月)

NOKTON25mm/F0.95の逆光性能

光源の位置や絞り具合など厳密に調べたのではなく、単純に太陽が入っている写真を集めてみた。
はたしてNOKTON25mm/0.95は逆光に強いのか弱いのか。

20101206a
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

これはほぼ中央に太陽を持ってきた写真。
パープルフリンジこそ銀杏の葉に見られるが、ゴーストやフレアははっきりとは見えないと思う。

20101206b
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95 (開放F0.95)

20101206c
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95 (F2.8)

この写真は太陽が隅角に入ってきている写真を、絞りを変えて撮影したものだ。
上は開放F0.95、下はF2.8である。
開放写真の右下隅角に小さいゴーストが見られるが、フレアははっきりしない。
3段絞ったF2.8には何れもはっきりとは見られない。
多少、太陽の位置がずれてはしまっているが。

20101206d
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

中央と隅角の間に光源である太陽がある写真。
小さなゴーストが左下隅と、対称の太陽右上にやや大きいものが見られる。

これだけ見るとF0.95でありながら意外と逆光に強いレンズなのではと思うかも知れない。
だがやはり派手なモノもでる。

20101206e
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

これは太陽が右上にある状態だが、フレアもゴーストも出ている。
ここまでくるとコントラストも落ちて厳しい写真になってしまう。

今までNOKTONでこれだけ派手なゴーストやフレアが出たのはこれ一枚だけである。

このレンズで撮影した写真の中で光源である太陽が入っているものは全部で16枚あり、この16枚中で自分が確認できる範疇でのゴースト/フレアが見つかった写真は5枚だった。
自分的には十分使えるレンズであると思う。

ただ、あの激しいゴースト/フレアがどういう条件で出てきたのかが気になる。
クセさえつかめれば回避できるかも知れない。

実は重要なことを話さねばならない。

ちなみに私はフードを付けていない。

さっさと付けろとお叱りを受けるかも知れないが、どうしてもあの形のフードは付ける気にならないのだ。

20101206g_2

自分的にこのデザインはちょっと....という感じだ。
コシナのレンズは好きであるが、このタイプ(特にMマウントに多い)のフードはちょっと苦手である。だから、あえて今までフードは付けてこなかった。
だが、あのタイプのゴーストやフレアを抑えるならば考えねばならない。

なのでサードパーティー製のレンズフードの購入を予定している。
やっぱりメタルフードがいいかな?

20101206f_2

2010年12月 5日 (日)

ありがとう ライカ

考えに考えた故に、やはりライカを手放した。
殆どライカを使うことがなくなってしまっていたのだ。

20101205d
M8.2+Carl Zeiss C Sonnar50mm/1.5

レンジファインダー(RF)であるがため、近接撮影が出来ないこととパララックスの問題があった。
そしてもう一つ、最近の視力低下だ。

特に肉体的な機能低下は致命的である。
AFやRVFによって補わなければ厳しくなる一方だ。

20101205c
M9+Summilux35mm/1.4

いつかはライカを....と考えていた身としては、R型もM型も経験できたことが非常にありがたくすでに心残りはない。

20101205e
M9+M-Hexanon35mm/2.0

非現実的な話であるが、もし朝に目が覚めた時、時代がまだカメラのデジタル化される前であったら間違いなくライカを選ぶだろう。
しかも一眼のR型だ。

20101205a
EOS 1DsMk2+MacroElmarit R60mm/2.8

ライカのレンズで一番好きだったのはMacroElmarit R60mm/F2.8である。
標準域で実用度も十分、ハーフマクロで近接撮影も可能。
ボケが美しくなんとも言えぬ雰囲気を持つ。
だからこのレンズだけは残してあるし、これからも使っていく。

20101205b
EOS 1DsMk2+MacroElmarit R60mm/2.8

キヤノンでもフォーサーズでも使えるからだ。
ただ実絞りになってしまうことが欠点であるが、それでも使い続けてしまう程このレンズには魅力がある。

2010年12月 4日 (土)

NOKTON25mm/F0.95とタンポポ

先日、多摩川に散歩に出かけたところ12月なのに狂い咲きのタンポポを見つけた。

20101204a
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

このシーズンに珍しい。
横を見ればタンポポの綿毛も見られる。

20101204b
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95(開放)

写真はNOKTON25mm/0.95開放で撮ったものだ。
このレンズは17cmまで寄れるので、かなり背景をぼかす事が出来る。

20101204c
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95(F4.0)

ちなみにF4.0まで絞り込むとこうなる。
開放に比べてかなりハッキリと解像感が増している。

20101204d
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95(開放)

今度は綿毛のコアを写してみる。
分かりやすいように開放で撮影した。

と言う訳で今日はタンポポ三昧である。
マイクロフォーサーズでNOKTON25mm/0.95を使うと、かなりマクロ一眼な使い方が出来るので楽しい。

標準域で開放値F0.95を持ちながらも17cmまで寄ることの出来る唯一無二のレンズ。
最近はコレばっかりである

2010年12月 3日 (金)

冬こそNOKTON25mm/0.95

ここ一週間は軽さに託けてNOKTON25mm/0.95をGH2に付けっぱなしである。
いや、でもホントにコンパクトで使いやすいのだ。

20101203b
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

先日もヤマトを見に行った帰りに時間があったので近くの公園を散歩をしてきた。
このレンズの長所は以前のブログでも述べたがなんと言っても0.95の明るさである。
12月に入り、日もすぐに傾いてしまう時期がしばらく続くが、こんな時こそNOKTON25mm/0.95を持ち出したい。

20101203c
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

ハイスピードレンズの長所はシャッター速度が稼げるだけでなく、ボケを大きく取ることができる。
欠点としてサイズと重量があるが、マイクロフォーサーズレンズでは小型化できるため、その欠点も大したことではない。
まあ多少ボケにくくはなってしまうのだが。

20101203d
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

それでもこのレンズの魅力は圧倒的だ。
あえて言うならAFでないために動き回る子供には苦手といったところか。

2010年12月 2日 (木)

ヤマト寸評

今日、SPACE BATTLESHIPヤマトを見てきた。
個人的な主観によるが、良くできたいい映画だと思う。
監督はリメイクされたギャラクティカを意識している事が分かる作品だ。

20101202d_2

ヤマトの原作を知っている人は、やや忠実ではないところから異を唱える人もいるかも知れないが私としては上手く完結させていると思う。

20101202e_2

見るまで気になっていたのはやはりガミラス帝国のデスラー総統だ。
あのインパクトのある存在感の大きいキャラクター。
ヤマトでいうデスラーは、牛丼で言う紅ショウガみたいなモノで外せないキャラの筆頭である。

映画を見ていただくと分かるが、ああいう形でのデスラー総統はファンにとって賛否両論あるかも知れない。
だが私は肯定したい。

20101202a_4

ヤマトファンはデスラーに対する思い入れが大きいため、どんな俳優を選んでもきっと文句は出るだろう。全ての人を納得させることなど不可能なのだ。
ネタバレになってしまうので今の時期はあまり詳しくは書けないが、ああいう形でのデスラーの登場は自分の持っているイメージを壊さず一番納得できるのではないだろうか。
スターシアもしかりである。

20101202b

登場人物から劇場版宇宙戦艦ヤマトとさらば宇宙戦艦ヤマトのコラボであることは察しがつく。
ストーリーは良くまとめられている。
VFXと人間ドラマのバランスも悪くない。
20億円の制作費としては非常に頑張っている。

20101202c

ヤマトファンもキムタクファンも見て損はないおすすめ映画だ。
見終わった後はヤマトという船よりもクルー達への感情移入の方が大きく感じる。
もちろん小学生からのヤマトファンである私の主観が入っている総評だが(笑)
木村拓哉の演技を見直しました。好きな俳優になってしまうかも知れない

2010年12月 1日 (水)

魚沼産コシヒカリ

コンパクトな新米をもらった。
手のひらサイズの2合分のコシヒカリだ。

20101201a
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

まとめてもらったので女性スタッフらに分けたところ、可愛いと絶賛されて嬉々と持ち帰っていった。
嫁さんもこれはキュートでいいと喜んでいる。

20101201b
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

さて、何にしましょうか。
シンプルに頂くのもいいかもしれない。
いい茶葉を買ってきてお茶漬けにするのもたまらない。
はたまた何気におむすびも捨てがたい。

妄想はふくらむが、現実にはいつの間にか食卓に出されて知らぬうちにたいらげてしまっているのだろう。

一番避けたいのが、他のお米に混ぜられてしまうことだ。
これだけは回避したい

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