NOKTON25mm/F0.95で行こう
先月末に発売になったNOKTON25mm/0.95はAFでないにもかかわらず、マイクロフォーサーズでは非常に使いやすいレンズとなってる。
実質、実絞りなのにEVFを搭載しているマイクロならではこそ、実際のボケ具合を背面液晶やEVFで確認しながら撮影できる。
ある意味、絞りボタンで暗くなるファインダーを持つ一眼デジカメより優れている。
もちろんマイクロにはマイクロの、一眼デジカメには一眼の長所があるため総合的にどちらが優れているかというのは愚問である。
ヘリコイドは最短の17cmから無限縁まで鏡胴に約270°の回転角を持っており、無限遠でレンズ全長は最短の70mmになる。
最短撮影に合わせるとレンズは5mm程伸びる。
NOKTON25mm/0.95はコシナのNOKTONシリーズによく似ている。
開放でややハロがかる雰囲気はNOKTON58mm/1.4、僅かではあるが同心円状のボケが見られるのはNOKTON35mm/1.2Asph.に近いかも知れない。
色調は非常に落ち着いており、クラシカルな趣がある。
開放で撮影するとかなりコントラストが落ちているが、絞るとともに解像度が上昇しカリッとした画像になる。
このレンズは最新の光学技術が入れられていると思うが、写りは素直で派手やかさはない。
実に通好みのレンズだと思う。
そんなNOKTON25mm/0.95を色々いじくりまわしてみようと思う。
そんな気分にさせてくれる楽しみなレンズだ。
さて、何からしてみようか。
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