Spyder Lens Cal
今日は仕事が休みだったので、いつものカメラ屋さんに赴いた。
そこでスパイダーレンズキャルなるものを購入してきた。
これは位相差AF微調整の付いているデジタル一眼カメラの調整用ツールだ。
各レンズの前ピン、後ピンの具合が分かり、カメラを調整することでジャスピンに出来るという優れものである。
定価は6800円。実売は6000円強と言ったところか。
本体は非常に薄い。且つ軽い。
プラスチック製で、白黒のコントラストのあるターゲットと定規はシールからなっているのがやや泣かせる。
組み立ては簡単だ。
定規の裏にフックが付いており、それが溝に固定されている。
裏面からそれを押し出すことでフックが外れる。
それにより中央部が「くの字型」に折れ曲がる。
ただ、それだけでは固定されないためグラグラと不安定だ。
そこで定規についている先ほどのフックを本体の縁に引っ掛ける。
これでレンズキャルは固定される。
ターゲットの位置が、きちんと定規の「0」にあっていれば完成となる。
慣れれば5秒とかからない。
水準器の性能は申し訳程度に付いているものと思われる。
スタンドに固定してみる。
この状態でレンズキャルのターゲットにカメラが水平にくるように合わせて、撮影すればAFのズレが横の目盛りから分かるという訳だ。
さて、プラスチッキーなレンズキャルに6000円強のコストは適正だろうか。
こればかりは個人の価値観によるのでなんとも言えない。
だが毎回ターゲットと定規で自作するよりは、より簡単にそして毎回同じ条件でチェックできるレンズキャルも持っていて損はないと自分は感じる。
オリンパスのE-5やキヤノンのEOS 7Dで早速試してみたい。
写りは変わるだろうか?
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