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2011年1月

2011年1月31日 (月)

ふぐ

先日の土曜日に高校時代の友人らと新年会を開いた。
毎年恒例の行事である。
今年はふぐ料理だ。

20110131b
DMC-GH2+Nokton25mm/0.95

20110131c
DMC-GH2+Nokton25mm/0.95

4人集まれば、いつも話題は昔のことばかりである。
すでに高校を卒業して25年以上は経ったであろうか。
みんなも僅かではあるが老けてきた。
そう言う私も老眼が始まったような気がする。

20110131d
DMC-GH2+Nokton25mm/0.95

しかし、ひれ酒は香ばしくて美味しいのだが私はうっかり飲み過ぎると悪酔いしてしまう事が多い。
いつもそれで苦労することが多いので、今回はムードメーカーの友人Sにひれ酒を半分以上分けてあげた。(笑)

新年会の帰りに去年建てた友人の新居にみんなでお邪魔した。
家主の友人Tは奥からウイスキーを持ってきた。ロックで飲もうという。
ひれ酒ラッシュ+ロックでへべれけになっている友人Sはこのまま泊まっていくらしい。

20110131e
DMC-GH2+Nokton25mm/0.95

彼は人がいいから、このまま酔いつぶされてしまうかも知れない。
ま、そのまま寝られるので問題はないのだが。

20110131f
DMC-GH2+Nokton25mm/0.95

2011年1月30日 (日)

Rollei Sonnar 40mm/F2.8 HFTを使ってみる

自分は40mmが大好きである。
ライカMマウントで最短撮影距離70cmで実用性のある40mmレンズを選ぶとなると、現時点では以下の3点が考えられる。

1. Voightlander NOKTON classic 40mm/1.4 SC
2. Voightlander NOKTON classic 40mm/1.4 MC
3. Rollei Sonnar 40mm/2.8 HFT

1.と2.はシングルコートとマルチコートの違いである。
要は、よりクラシカルな描写を選ぶか、クラシカルでありながら現代的な描写を選ぶかとの事らしい。

今回はRollei Sonnarの事について書いてみたい。

20110130a

Zeiss Sonnarのレンズ構成を持つ、Made in GermanyのLマウントズームである。
実際はコシナ製らしいが。

このレンズにはRMマウントアダプターが付属しており、取り付けることによってライカMマウントにも装着可能となる。

構成は4群5枚からなる。
重量は175g、全長35.8mm、フィルター径は39mm、最短撮影距離は70cm。
かなりコンパクトなレンズで、ポケットの中につっ込んでも全然気にならないサイズだ。

20110130b

私の持っているSonnarはシルバーで、ライカM9のスチールグレーによく似合っていた。
この一本だけをM9に取り付けて鞄に放り込んでよく出かけていた。

ここで例のごとくぽんちゃんに登場願おう。
被写体までの距離は1mとし、カメラボディはM9、ISOは160に固定、WBは太陽光で。
絞り優先モードで2段ずつ絞って撮影した。

【テスト撮影】

F2.8(開放)
20110130c

F5.6
20110130d

F8.0
20110130e

次にボケ具合を見るために最短撮影距離の70cmで開放撮影する。

【最短撮影】

F2.8(開放)70cm
20110130f

【実写と感想】

Mマウント40mmレンズの中では最も多用したレンズである。
理由は被写界深度の深いF2.8の方が子供を撮るとき便利なのと、映し出される色の好みであった。

20110130i
Leica M9+Rollei Sonnar40mm/2.8HFT

コンパクトで軽く、アバウトにピントを合わせられる手軽さ。
ライカM9を持ち出すときには必ずこのレンズを忍ばせていた。
現代的な色乗りと、どことなく古くささの残る雰囲気に結構のめり込んでいた。

20110130g
Leica M9+Rollei Sonnar40mm/2.8HFT

ただ最新型ライカMレンズには負けると思う。
アスフェリカルが付いたものは別格だと感じた。
まあ、今回はRollei Sonnarの話なのでその辺りは割愛しよう。

20110130h_2
Leica M9+Rollei Sonnar40mm/2.8HFT

このSonnar40mmはM9のファインダーをのぞくと40mm枠は表示されない。
だいたい35mmと50mmの中間あたりがこのレンズの枠になる。
見えない枠をあるものとして考えてシャッターを押すので、結構微妙にずれていたりする。

20110130k
Leica M9+Rollei Sonnar40mm/2.8HFT

実はこのSonnar40mmは画像の隅角部位は解像がかなり悪い。
レンズが偏心しているのではないかと思った程だ。

20110130l 右上トリミング

写真:隅角部位を拡大するとこうなる。
ひょっとしたら本当に偏心しているのかも知れないが。

このレンズもライカの持ち出す頻度が落ちるとともに使わなくなっていった。
際だって優秀というレンズではないが、アベレージは出せるレンズだ。
このレンズが4万円台で購入できることはお買い得だといえよう。

20110130m
Leica M9+Rollei Sonnar40mm/2.8HFT

ただこのレンズで撮った写真は結構分かる。
クセがなさそうでありそうなレンズなのかも知れない。
未だに大好きな1本である。

2011年1月29日 (土)

ZD ED 35-100mm/2.0 を使ってみる

フォーサーズでありながら、どのメーカーの70-200mm/2.8よりも巨大で重い大口径ズームレンズ。
F2.0という驚異の明るさを実現したズームであるが、如何せん持ち運びに難がありすぎたために手放してしまったレンズだ。

20110218a

換算70-200mm/F2.0という恐ろしいレンズ。
ボケはF4.0相当となるが、とにかくでかくて重い。
重量は1650g、サイズは96.5x213.5mm。最短撮影距離は1.4mで、最大撮影倍率は0.09倍。
フィルター径は77mmである。

鏡胴が伸びないインナーズームであり操作感には全く文句はない。
だがサイズが大きく普段のカメラバッグには入りきらないで頭が飛び出すために、持ち運びには本格的な大きいカメラバッグに詰めねばならない孤高の大口径ズームレンズである。

20110124l_2

ではいつものようにぽんちゃんでテスト撮影。
被写体までは1m。
カメラボディはE-30、ISOは100に固定、WBは太陽光に設定する。
Aモードで絞りを2段ずつ切り換えて撮影した。

【テスト撮影】

35mm(左からF2.0/F4.0/F8.0)
20110218b 20110218c 20110218d

50mm(F2.0)
20110218m 20110218o_2 20110218p

75mm(左からF2.0/F4.0/F8.0)
20110218e_2 20110218f 20110218g

100mm(左からF2.0/F4.0/F8.0)
20110218h 20110218i 20110218j

各写真をクリックすると拡大される。
なお、このデータはまだ35-100mm/2.0のピント微調整がされていないので、微妙にピントがずれている可能性があります。

【最短撮影】

100mm(左からF2.0/F4.0/F8.0)
20110218k 20110218n 20110218l

最短撮影から見るボケ具合は上の通り。
結構ボケてくれる。

【実写と感想】

このレンズの最大の欠点は重量とサイズだ。
写りに関してはそれなりの性能を持っている。

20110201ab
E-30+ZD ED35-100mm/2.0

もしF2.8まで明るさを落として、サイズと重量が2/3だったら持ち出す頻度は極めて高くなったであろう。
だが、オリンパスには決戦兵器であるZD ED50-200/2.8-3.5SWDがある。
結局は大型化してでもF2.0に拘りたかったのであろう。
できれば、50-200をインナーズームにできれば最高だった。

20110218r
E-30+ZD ED35-100mm/2.0

独り言だが、トキナーの50-135mm/2.8をフォーサーズマウントで出してくれるとすごく嬉しい。

20110201aa ピントが合ってる写真を探すのが大変だった
E-30+ZD ED35-100mm/2.0

このレンズ、よく絶賛されているが自分としては微妙に賛同できない。
ピンを外す頻度が高すぎた。
まあ、ピントがきてない個体だったのでカリッとしてくれないという理由もあるかも知れないが、それに加えて逆光性能があまりよろしくなかった。(自分の下手さを棚に上げているが)
太陽に向けると非常にゴースト・フレアが発生しやすいのだ。
ひどいものはみんな消去してしまったので、フレアの写真が見つからない。

20110218v お恥ずかしい写真だが、これはまだましな方

またそれを防ぐためのフードであるが、これまた笑っちゃうくらい巨大なフードなのだ。
たかが換算70-200mmのズームレンズを操るのに、このオーバーな外観は何なのだと感じてしまう。
結局はまだ小型のZD ED150mm/2.0を持ち出す頻度の方が多くなる。

20110201ac_2 近距離から撮るとボケは美しい
E-30+ZD ED35-100mm/2.0

AFはSWDでないために実用ギリギリの速度でピント合わせをし、フレアがすぐに発生するのでフードをつけた巨大で重いレンズを振り回す。
子供や女性の多い公共の場所ではかなり目立ってしまうだろう。

20110218t
E-30+ZD ED35-100mm/2.0

しかしF2.0という明るさと換算70-200mmという絶妙な焦点距離は、子供やペットを写すにはもってこいのレンズである。
このレンズに満足できるかどうかは、他社には存在しない唯一無二のF2.0通しズームレンズに、どれだけの価値を自分が見いだせるかによって決まる。

20110218u
E-30+ZD ED35-100mm/2.0

最大撮影倍率も僅か0.09倍、最短撮影距離も寄れない1.4m。とても重い1.6kg強のラージサイズ。
使いづらいレンズとしてオリンパスにリニューアルを求めたい筆頭のレンズだった。
希望としてはインナーズームで逆光性能に強いコーティングを施し、最大撮影倍率を0.11倍、最短撮影距離は1.2m以下、F値は少し落としてF2.2、その代わり重量は1000g弱でサイズはトキナー50-135mmをちょっと大きくしたくらいにして....

開発者に怒られる?

2011年1月28日 (金)

ニコンのティルト・シフトレンズ

昨年の夏にキヤノンのティルト・シフトレンズであるTS-E24mm/3.5Lを購入した。
APS-C機の7Dで使用すると、ちょうど40mm弱の画角になり使いやすいと思ったのだ。
しかし使い勝手の悪さから先日手放して、代わりに導入したのが以下のレンズである。

20110128a

ニコンのティルト・シフトレンズ PC-E Nikkor24mm/3.5D EDとPC-E Micro Nikkor45mm/2.8D EDである。

20110128c

実は以前にPC-E Micro Nikkor45mm/2.8D EDを買ったことがある。
発売とともに初めて導入したティルト・シフトレンズだったが、数年前にニコンFマウントをやめたときにこのレンズも一緒に手放してしまった。

20110128d

非常に使いやすいレンズだったことを覚えている。
以来ティルト・シフトレンズに対してのメルクマールとなったこのPC-E Micro45mm/2.8Dは、キヤノンTS-E24mm/3.5Lの使いづらさをより引き立たせ、結果ニコンPC-Eにに回帰することを決断させるに至らせるほどのものであった。

別にメインマウントがニコンに変わった訳ではなく、(一応)両立中であるというと言うことだ。(笑)

20110128b

ここで再びニコンのPC-Eレンズを使用してみたが、やはりキヤノンのTS-Eレンズに比べて使用感は優れている。
単純にティルトアップ/ダウンを比較しても、露出はキヤノンのように著しく変わるわけではなく僅かな変化量のみに感じる。

そこでキヤノンとニコンのそのシャッター速度の違いを比較してみる。
キヤノンはEOS-7D+TS-E24mm/3.5L、ニコンにはD700+PC-E Micro45mm/2.8Dをつけて撮影した。
絞り値はそれぞれF3.5に設定。ISOはキヤノンが100、ニコンは200にした。
左の小さい画像がキヤノン、中央の大きい画像がニコンである。

通常撮影(キヤノン:1/100sec ニコン:1/125sec)
20110128o_2 20110128i 20110128l

ティルトアップ(キヤノン:1/320sec ニコン:1/200sec)
20110128p 20110128j 20110128m

ティルトダウン(キヤノン:1/8sec ニコン:1/30sec)
20110128q 20110128k 20110128n

キヤノンはティルトアップをすると通常撮影に比べて-1.5EVほど露出が落ちる。
またティルトダウンすると+3EV以上露出が増える。
ニコンの方はと言うと、ティルトアップ時は約-1EV露出が減り、ティルトダウン時は+2EVほど増える。
やはり明らかにキヤノンの方が露出が激しく変化している。

ただニコンでも思ったより露出変化が大きいのが意外だった。
以前の使用感では補正1EV以下だと感じていたので、やはり検証は重要である。

20110128h
D700+PC-E MicroNikkor45mm/2.8D ED

さて、これらのレンズは使用頻度は少ないのだが、花撮りにD700を持ち出すときはには是非とも連れて行きたいのがPC-E Micro45mm/2.8Dである。
ハーフマクロというのが残念であるが、ティルト・シフトレンズなのだ。Microが付いているだけでも御の字だろう。

2011年1月27日 (木)

FA31mm/F1.8 AL limited(K-7使用)を使ってみる

ペンタックスの有名なLimitedレンズ。
アルミ削り出しの丁寧な金属質感を持ちながら小型軽量で持つ者の満足感を十分満たしてくれるレンズである。

20110126a

購入者の大半が満足してしまうと言う名レンズであるという。
そう言う自分も、このレンズを使いたいがためK-7とセットでブラックを購入した。

K-7はAPS-C機であるために31mmの画角は47mm相当となる。
つまりF1.8を持つ標準レンズというわけだ。

重量は345g、最短撮影距離は30cm、最大撮影倍率は0.16倍。
フィルター径は優しいΦ58mmである。
フードは固定式で、キャップによるレンズカバーが付属する。

使ってみると分かるが、AFのピント合わせの時にピントリングが一緒に回転する。
左手でレンズをホールドしていると突然回転するので結構焦る。
またフルタイムマニュアルではないために、ピントが合ってないのでは?とヘリコイドを回そうにもびくともしない。
再度シャッター半押しでピントを合わせるか、マニュアルに切り換えてピントを合わせるしかない。

この仕様はFA Limitedシリーズに共通している。
まあフィルム時代からあるレンズなので仕方のないことではあるだろう。

20110124l

さて、例のごとくぽんちゃんを使ってテスト撮影する。
被写体までの撮影距離は1.5m。ISOは200に固定。WBは太陽光とした。

【テスト撮影】

F1.8(開放)
20110126b

F2.8
20110126c

F4.0

20110126d

F8.0
20110126e

【最短距離撮影】

F1.8(開放)
20110126f

【実写と感想】

このレンズはいくつかあるFA Limitedレンズの中でも最も高額で大柄なレンズである。
それでいてわずか300g強の重量しかなく、K-7と組み合わせても1kgを切る非常にコンパクトなシステムであった。

20110126g
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

そのためK-7と一緒に山に持ち出すことが多かった。
単焦点の広角DA15mmとこのFA31mm、そして中望遠の77mmの3本セットがお気に入りであったが、実は全てのペンタックスのシステムは今は手元にない。

20110126l
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

手放した理由は一つ。AF精度であった。
当時使っていたK-7は、他社のAF性能と比べるとピントを外す率が僅かではあるが多いのだ。

20110126h
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

自分にとってこれはかなり致命的で、気に入っていたシステムでありながら手放してしまったのだ。
またボディ内手振れ補正が貧弱で、K-7は高画素なセンサーを積んでいるが故にぶれが目立ちやすかった。
オリンパスに比べても明らかにぶれの頻度が違うのだ。

20110126k
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

レンズは小型でいいものが揃っているにもかかわらず、ボディに対して入れ込みが弱くなっていき、結局はキヤノンシステムに戻ってしまったのだ。

20110126m
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

しかし、このFA Limitedも完璧なレンズではない。
設計が古いせいか等倍で確認すると色収差が結構目立つ。

20110126n
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

魅力のあるいいレンズではあるが、使い勝手や光学設計など最新設計のレンズに比べれば劣ってしまうのは仕方がないことであろう。
FA Limitedは、優等生な最新世代のレンズ群に対して、クセを「味わい」や「魅力」として再認識させてくれるレンズだと思っている。
こういったレンズはいつまでも残しておいていただきたいものである。

20110126o
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

もし、再びペンタックスに戻ることがあったら、絶対にFA31mmとFA77mmは買い戻すことになるだろう。
FA31mm/1.8AL Limiedはそんな気持ちにさせてくれるレンズである。

2011年1月26日 (水)

素敵なコンデジ DMC-FT3

先日パナソニックからFT2の後継機種であるDMC-FT3が発表された。

20110125x

いいなー、コレ。素敵なコンデジだ。
まだまだ現役でFT2を使用してはいるが、このスパーキーレッドの色にグッときた。

レンズはFT2と同じ換算28-128mmの手振れ補正が搭載されたVarioElmarだ。
タフネスコンデジらしく耐衝撃性は2m、耐低温性は-10℃とFT2と同レベルであるが、耐水深性は-12mと前モデルより2mほど強化されている。

今回の発表モデルの目新しい機能はGPSが搭載されたことだ。
このGPSは高度・方位・気圧・水深計を備えており液晶モニターに表示できる。
そしてGPSの通信機能を利用した自動時刻合わせにも可能だという。

他にスライド撮影した静止画を自動で3D静止画(MPO形式)にできるなどおまけ機能も充実しているようだ。

20110125w

まあ、今の自分にとっては重要ではないものばかりだが。
どちらかというと今回のFT3はマイナーチェンジに近い感じだ。
これらの付加価値からは食指の動きは悪い。

で、私が一番気になったのはズームボタンの位置だ。

自分がタフネスコンデジを使う一番の理由はスキーに使うことだ。
スキーをやる上でグローブを付けたままの使用感が何よりも重要になっている。
現役モデルのFT2はグローブを付けるとシャッターとズームボタンが一緒に押されてしまう使い勝手の悪さがあった。

20110125u_2

電源ボタンとシャッターボタン/動画ボタンを除いて軍艦部にはズームボタンが見られない。
期待をしつつ背面画像を見ると....

20110125v

スバラシイ!エクセレント!! ボタンが背面に移動している。
でもシーソー状のスイッチやめたんですね。結構気に入ってたんですが。

....これスキーグローブ付けたままでもちゃんとズーミングできるのだろうか。
スペースが小さいようだが、同時に押してしまったり逆のボタンを押したりと誤操作しないかな。
シーソー型ボタンの方が旨く押せそうな気がするのだが。

グローブ付けたままだとズーミング操作が難儀して、フラストレーション溜まったりしないだろうか。

うーん、DMC-FT2と買い換えるか悩むなあ。
でもズームボタンが移動したことは非常に大きいメリットであるから、やはり購入を前提として考えよう。
スパーキーレッドには惚れ惚れしてしまう。

最近、素敵なコンデジが相次いで発表されている。
今年の春にフジから出されるX100や、先日のオリンパスから発表されたZX-1など、魅力的なカメラがラッシュで発表されている。

20110125y X100

20110125z XZ-1

だが、フジとオリのコンデジは私の持っているマイクロフォーサーズで代替できてしまいそうなので今回は様子見にしようと思う。

特にフジのX100は危なかった。
もし、発表後1ヶ月で発売されていたら大枚はたいて購入していた可能性が高い。
何事も冷却期間は重要だ。

2011年1月25日 (火)

EF135mm/F2.0L USM(APS-C機使用)を使ってみる

1996年に発売になった通好みのレンズである。
高解像と美しいボケ、コントラストもしっかりしている。
購入して使ってみてから、なるほど人気が出るはずだと舌を巻いた。

20110124a

APS-C機で使うと216mmと、約200mm/F2.0レンズとなるのである。
まあAPS-Cで使うためにボケは一段ほど少なくなってしまうが。

重量は750g、最短撮影距離は90cmで最大撮影倍率は0.19倍。
フィルターΦは72mm、サイズは82.5x112mmで非常にコンパクト。

20110124l

とりあえず、いつものようにぽんちゃんでテスト撮影。
被写体までの距離は2m、ISOは100に固定。WBは太陽光に設定した。
絞りは1~2段ずつ変えて撮影。
ちょっと被写体までの距離が短すぎてしまい、やや分かりにくい写真になってしまった。

【テスト撮影】

F2.0(開放)
20110124b_2

F4.0
20110124c

F8.0
20110124d

F11
20110124e

換算約200mmという望遠レンズになってしまい、圧縮効果が働いてぼけの変化が分かりにくくなってしまった。
もう少し被写体との距離を開けた方が良かったかも知れない。

次に最短距離で撮影してみる。

【最短撮影】

20110124f

ボケ具合は美しい。ポートレイトには最適だろう。
ファインダーに見える圧縮効果には息をのむほどだ。

【実写と感想】

このレンズ、かなりお勧めです。
以前、キヤノンを使っていたときに「いつかは購入しよう」と思ったままEFマウントから退いてしまい、フルサイズで使ったことが未だないためそちらの使用感は分からない。
だがAPS-Cで約200mm換算のレンズでこの使い勝手から、フルの135mmであればかなり応用範囲は広がる感じである。
人物撮影に強力なレンズとなりそうだ。

20110124g
EOS 7D+EF135mm/2.0L USM

惜しむらくは216mm換算でありながらIS(イメージスタビライザー)が付いていないことだろうか。
それでもシャッター速度を1/200secまでに抑えれば十分実用度は高い。
そこでF2.0というシャッター速度を稼げる明るいF値の意味が生きてくる。

20110124h
EOS 7D+EF135mm/2.0L USM

長所はコンパクトでF2の明るさをほこりながら、換算200mmのレンズとしては750gと軽いことだ。
全長が11cm強とバッグに入れても全く問題にならない。

20110124i
EOS 7D+EF135mm/2.0L USM

最近、長距離旅行に行くときはカメラバッグに3~4本のレンズを入れることが多い。
1.広角レンズ(ズームor単焦点)
2.標準ズーム(マクロ機能が付いているとよい)
3.望遠レンズ(ズームor単焦点、マクロ機能があるとグート)
4.35-50mmのハイスピードレンズ

このあたりの組合せが多いのだ。

20110124j
EOS 7D+EF135mm/2.0L USM

この135mmは上の組合せから行くと3.の望遠レンズに値する。
だがマクロ機能は135mmでは倍率0.19から実用的でない。
となると標準ズームでマクロ機能のあるものをチョイスとなるのだが、あいにくそれに該当するレンズは現在所持していない。
∴だからこのレンズは旅行には持ち出さない。

20110124k
EOS 7D+EF135mm/2.0L USM

と、このような事から使用頻度は高い方とは言えないのだ。
いいレンズは写りに特化していることが多いので、その他の余計な機能は省かれていることが多い。
結果的に廉価で多機能なレンズを選んでしまうことが多くなる。

20110124m
EOS 7D+EF135mm/2.0L USM

でも手元に置いておきたいレンズ、たまにであるが持ち出したいレンズであることは間違いない。
写りが良すぎて手放すことができないのだ。

EF135mm/2.0USM、罪作りなレンズである。

2011年1月24日 (月)

揺れるベッド

日曜日のお昼すぎに出先から帰ってきた。
昨日は派手なイルミネーションが目に付く出張先の駅前で夕飯を食べてきた。

20110125a_2
GH2+Nokton25mm/0.95

デパートのレストラン街で寿司を頂いてきたのだが、なかなか美味しい店だ。
思わずビールにつまみも追加してしまった。

さて、問題のビジネスホテルであったが、思っていたよりもまともな感じである。
少し拍子抜けしてしまった感はあるが、それでもつっこみ所は多々ありそうだ。
まあ値段相応だろう。仕方のないことだ。

20110125b
DMC-GH2+Nokton25mm/0.95

ただ、夜中に気になることがあった。
ベッドが頻回に揺れるのだ。

最初は地震かと思い、よりによってこのホテルで....と飛び起きたのだが起きると何も揺れてない。
気のせいかと横になり、覚めてしまった目を再び眠りにつかせるため本を読み始めたのだが、しばらくすると再びベッドが揺れ出した。
寝ぼけていたのでなく、やっぱり確実にゆっくりと左右に揺れている。

20110125c
DMC-GH2+Nokton25mm/0.95

しかしスタンドのヒモは揺れてはいない。
当然ながらベッドの下をのぞいても何もない。

ホテルのすぐしたには交通量の多い幹線道路が走っているので、おそらくはトラックなどの大型車両の振動を拾って共振するのだろうか。

あまりにも揺れがしつこく繰り返すので空いている隣のベッドに潜り込むと、不思議とこちらの方は全く揺れなかった。
なので安心して朝までぐっすり寝かせてもらった。

ちなみに揺れは震度2くらいである。
結構揺れましたよ。

2011年1月23日 (日)

ちょっとお出かけ

今日はちょっと近隣の地方都市に出張しているので、ブログのアップは時間指定にしておいた。
だから記事がアップされた頃はビジネスホテルの中だ。

20110123a
D700+PC-E Micro Nikkor45mm/2.8D ED

土曜日の夕方から、仕事後に慌てて出かけてきた。
急の事だったため、宿泊するビジネスホテルがなかなか取れなくて苦労したのだ。

なんとか取れたのだが結構なボロらしい。
取ってくれたカード会社のサービスさんから、大丈夫ですか?と逆に心配された。
別の意味で楽しみである。

2011年1月22日 (土)

ショボーンクッション

アスキーアートなるしょんぼりした顔文字のショボーンというものがある。
結構お気に入りの顔文字で、ごくマレではあるが親しい友人にプライベートメールで使ったりすることもあった。

(´・ω・`)ショボーン

このショボーンクッションなるものがあると聞いたので早速探してみると、なるほど昨年より人気のクッションだという。
それではと早速購入してみた。

20110122b_4

20110122c_3

うん、いいではないか。なかなか可愛い。
価格は\1,050-程度なので、質感に対してはあまり期待していなかったが実際に触れると値段にしてはいい感じだ。

20110122f スタッフにもうけた
D700+PC-E Micro Nikkor45mm/2.8D ED

ところで上の写真からも分かる通り、このショボーンクッションを購入した際にもう一つ気になるクッションがあったので一緒に購入してみた。

20110122d_2

20110122e_2

シャキーンクッションである。
これも同じ顔文字なのだが、ショボーンに対して正対するシャキーンというAAである。

(`・ω・´) シャキーン

なので二種類を対に購入した。

20110122g
D700+PC-E Micro Nikkor45mm/2.8D ED

こちらも実物を見るとなかなか可愛い。

職場スタッフらにクッションを見せてみると受けもなかなか良い。その中の一人は真剣に購入を考えているという。
子供達にも馬鹿ウケだ。

20110122a_3 次男はこちらがお気に入り
EOS-7D+EF50mm/1.2L USM

ただ嫁さんは2ちゃんねるのキャラでしょ?と胡散臭そうな目で見ている。(笑)
捨てられないように気をつけねば。
書斎にクッションとして置こうと思うが、置く場所を考えるなあ。

2011年1月21日 (金)

EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USMを使ってみる

去年の夏にEOS-7Dとともに手に入れた最新型の標準ズームである。

20110115a

換算24-135mmのかなり便利なズーム幅を持つ。
重量は575g、約4段分のレンズ内手ぶれ補正を搭載し、最短撮影距離は35cmで最大撮影倍率は0.21倍。フィルター径はφ72mmだ。

購入時にこのレンズと比較したのはEF-S17-55mm/F2.8 IS USMである。
重さはわずかにこちらの方が70gほど軽いだけなのだが、結果的にF2.8の大口径標準レンズではなくこちらのレンズを選んだ。

理由は比較的高倍率ズームであったこととレンズサイズだった。
ボケを出したいならば単焦点レンズか望遠ズームを使うだろう。
そのため今回はズームに簡便性を選んだのだ。

ただ、F2.8標準ズームも気になる存在ではある。
程度のいい中古を見つけたら購入してしまうかも知れない。(^^;

さて、それではどんな写りをするのかいつものポンちゃんでテスト撮影する。
撮影距離はカメラと置物までちょうど2mに設定。
カメラ本体はEOS 7DでISOは100に固定、WBは太陽光、モードは絞り優先として各焦点距離において開放(F2.8)/F5.6/F11と撮影した。
撮影データは撮って出しである。

15mm(換算24mm)(左からF3.5/F5.6/F11)
20110115b 20110115c 20110115d

24mm(換算38mm)(左からF4.0/F5.6/F11)
20110115e 20110115f 20110115g

35mm(換算56mm)(左からF4.5/F5.6/F11)
20110115h 20110115i 20110115j

50mm(換算80mm)
(左からF5.0/F5.6/F11)
F20110121f F20110121g F20110121h

85mm(換算136mm)
(左からF5.6/F11)
Back3x2 20110115n 20110115o

次にボケ具合を見るため開放の85mm域で最短撮影距離にて試写した。

20110115p

このレンズは開放から使える万能レンズだ。
何不自由なくオールマイティに使える。

さすがに大きくぼかすことはF値のことから無理ではあるが、サイズ・重さといい焦点距離といい文句はない。
ぼかすのが目的であれば明るい単焦点を使えばいいのだ。

それでは実写を

F20110121e
EOS-7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

近接35cmまで寄れるこのレンズは相当使える。
レンズ内手振れ補正が4段分の効果を持つことも相当な武器になっている。

20110121b_2
EOS-7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

鏡胴の作りもしっかりしており、所持欲を満足させてくれるレンズである。
高速なAFを搭載し、コントラストや画質も十分なレベルだ。

20110121d
EOS-7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

ただ周辺減光が気になる人は注意が必要だ。
ワイド端から開放で撮影すると被写体によっては目立つであろう。
まあ、自分は周辺減光大好き人間なので全然気にはならない。

20110121c
EOS-7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

本来、15-85mmはハイスピードやボケを目的で選ぶレンズではない。
だがAPS-Cで実用的なサイズの高画質お便利ズームレンズとなると、このレンズで決まりだろう。

20110121a
EOS-7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

このズームの真骨頂は24-136mmの焦点域を35cmまで寄れる(最大撮影倍率0.21)ことに他ならない。
私の7Dの常用レンズとしてEF35mm/1.4L USMとともにフル稼働中である。

2011年1月20日 (木)

霜柱

子供の頃は冬場は通学途中に霜柱を踏んで歩いていた。
当時は土が露出している部分もかなりあったので、あえて霜柱を求めて土の部分ばかり歩くようにしていた。

凍ってしまっている固い霜柱にはジャンプして上から踏みつけて足の形を残すことで満足する。
たまに大人の足跡がそんなところに残っていると、大人なのに子供の楽しみを....と侮蔑的な視線をそこに向けたものだった。

だから学校に着く頃には靴が泥だらけで、同じように汚れた同級生達の靴とともに下駄箱に放り込んでいた。

20110120a
D700+PC-E Micro Nikkor45mm/2.8D ED

ところが最近霜柱をあまり見ない。
土が減ってしまったと言うのもあるだろうが、明らかに見かけることが少なくなっていることを実感する。

やはり都市部は以前に比べると温かくなっているのだろう。

先日、久しぶりに霜柱を見た。
通勤途中の公園の植え込みに見つけたのだ。

周りに人がいないことを確認してから靴の先端で霜柱を踏んでみる。
サクッと懐かしい感触がよみがえってきた。

先ほど「大の大人が....」と書いたが前言撤回である。

今年は東京にも久方ぶりの大雪が降るかなと思っていたが、これだけ天気がいいと雪の気配すら感じない。
すでに梅の花も咲き始めている。

20110120b
D700+PC-E Micro Nikkor45mm/2.8D ED

実家ではなんと小さな虫が数匹飛んでいるのを見かけた。

この天気が2月の頭まではもってもらいたい。
なにしろ息子の受験シーズンなので....。

2011年1月19日 (水)

ちぇり小屋復活

ハードディスク再フォーマットによる二度のクリーンインストールを経てようやくPCの具合が復活した。
実はそれでも謎の現像ソフト強制終了は続いていた。
だがようやく原因が解明したのだ。

ウイルスチェッカーであった。

某社のセキュリティーソフトはソフトの動きまで介入するアプリケーションコンロールなるものが搭載されており、コレが修復不能のエラーを頻発させていたようだった。
設定から現像ソフトを除外すると選択したらピタリとエラーが収まった。

20110118a
D700+AF-S Micro NIKKOR60mm/2.8G ED

せっかく新バージョンがあるのだからと、一本で二台までOKという嫁さんのウイルスチェッカーを安易に使ったのが失敗であった。
まさかこんな機能があるなどとは気がつかなかったのだ。

と言うわけで、グダグダしてしまいましたがちぇり小屋ブログを復活します。
心機一転、ブログアイコンも作ってみました。

2011年1月16日 (日)

とりあえず....

日曜日をPCの復旧に丸々あてたがダメだった。
PCの調子が戻るまで、しばらくブログはお休みしようと思う。

20110116
D700+AF-S VR Micro-Nikkor105mm/2.8G

PCはかなり重症だ。
不安定さが日に日に増している。
場合によっては買い換えもあるだろう。

書きたいことはまだまだあった。
日記として、備忘録としてこのブログを続けてきたが、しばしのお休みとなります。

それでは皆さん、ごきげんよう。

2011年1月15日 (土)

トラブル続き

なんかうまくいかない。

RAW現像ソフトが「修復不可能なエラー」を頻発して写真現像ができない。
最新ソフトを再インストールしても、過去のバージョンをインストールしても結果は同じだ。
しかもEOS-7DのRAWは5秒とソフトが持たない。

20110115
E-30+Leica D VarioElmar14-150mm/3.5-5.6 Asph. O.I.S.

PCがダメになってから復旧にトラブル続きだ。
やることは山ほどあるのに、ブログが足を引っ張っている。
1年間休まずに続けたし、もう潮時なのだろう。

はあ、今年の頭からこれでは2011年はどうなるのだろう。

2011年1月14日 (金)

原因

やはりPCの具合がよくないようだ。

写真編集をしているとすぐにソフトが落ちてしまう。
ほかのソフトでもたまにその症状が出る。
システムのデバイスマネージャをみると、ディスプレイアダプタが初期値のVGAになっている。
システムのエクスペリエンスインデックスでは、グラフィックスの数値が1になってしまっていた。
つまりグラフィックカードを認識していないようだ。

PCに再認識させようともうんともすんとも言わない。
元から無いようなそぶりだ。

そこで久しぶりにパソコン本体を開けて確認することにした。
中を開くと猫の毛とホコリだらけだ。
これはいけないとエアスプレーで掃除したところ、信じられないような量のホコリが書斎の中に舞った。

チェリーはジッとその様子を見ている。
おまえの毛なんだぞと文句の一つも言いたかったが、猫なので仕方なく作業を続けた。

掃除機をかけつつPCの具合を見るとグラフィックカードのファンが回っていない。
いかれてしまったようだ。
コンデンサも問題ないようだし、冷ましてからPCを起動しても状況は変わらないので仕方なくグラフィックカードを新規に買ってきた。

今度はファンレスの安いカードだ。
ゲームはやらないのでこんなもので十分だろう。

再起動すると見違えるように調子がよくなった。
しかし、PCをクリーンインストールしたのでデバイスドライバなどすべて再設定しなければならない。
アップデートもまだ途中だ。
ウィークデイで元の状態に戻すにはまだ時間がかかりそうだ。

Mikeisai01
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

家のPCでやる仕事がたまってしまった。
ブログの更新ペースも崩れてきた。
これはまずいな。

2011年1月13日 (木)

AiAF Zoom-Nikkor24-85mm/F2.8-4D(FX機使用)を使ってみる

実はこの古いレンズが大好きである。

20110112a

D700を買い戻す前にこのレンズばかりを使っていた。
現役レンズではあるが1世代前のDタイプである。このレンズには他のレンズに見られないある特徴がある。
それは簡易マクロ機能だ。

20110112b

このマクロ機能は他社レンズで見られるような、寄れる標準ズームがマクロ機能とは異なっており、鏡胴に付いているマクロスイッチを入れることにより撮影可能となる。

20110112c

スイッチを入れるには焦点距離が35mm以上の時でないと入らないようになっている。
つまり24mmや28mmではスイッチを入れようにもビクともしないのだ。

なんとサディスティックなレンズなのだ。
だが85mm域では1/2倍、つまりハーフマクロとして撮影可能なのだ。

そしてマクロスイッチを入れっぱなしにしたままつい忘れていると、広角撮影をしようとした時に35mmあたりの焦点距離でカツンとズームリングが引っかかり、スイッチの切り忘れに気付くのだ。

どういうレンズなのだろう。
初めて使った時はこの先時代的なレンズに半分キレかかりながら撮影したが、コンパクトで簡易ながらもマクロ撮影が可能なこのレンズに後半はぞっこんしてしまっていた。

重量は545g、フィルター径は72mmである。F値はワイド端の2.8からテレ端の4.0までの可変ズームだ。
テレ端開放がF5.6で無いところがポイント高い。
このレンズはワイド端では酷い陣笠様の歪曲がでる。
私は歪曲が非常に苦手なのだが、ニコンレンズを使うに当たってはある程度の妥協が必要なのだ。
だが、それを差し引いてもこのレンズの便利さに勝るモノはないと思っている。

ではいつもの如く、ポンちゃんを被写体にして撮影データを取ってみる。
被写体までは2mで撮影。ボディはD700、ISOは200で固定、WBは太陽光。
Aモードで1~2段ずつ絞りを変えて各焦点距離で撮影した。

【テスト撮影】

24mm(左からF2.8/F5.6/F11)
20110112j 20110112k 20110112l

35mm(左からF3.2/F5.6/F11)
20110112m 20110112n 20110112o

50mm(左からF3.5/F5.6/F11)
20110112p 20110112q 20110112r

85mm(左からF4.0/F5.6/F11)
20110112s 20110112t 20110112u

被写体によっては24mmでは歪曲が目立つが、今回はワイド端で左のポールが歪んで写ってしまっている。
ただニコンレンズらしくカリッと写る。
また周辺減光は24mmワイド端でそれなりに現れる。私は好きなのだがこのサイズのズームレンズなのだ。仕方のないことだろう。

24mm 開放(2.8)
20110113y_3

24mm F11
20110113z

また24mm域での隅角の画像はこんな感じだ。
開放とF11を出しておく。
解放では色収差がやや目立つが、F11でも多少は出ている。

【近接撮影】

20110112v

簡易マクロでなく通常モードの開放で撮影した。
簡易マクロは下の実例を載せてある。
専用マクロレンズには負けてしまうが、簡易であればあれだけ写れば十分であろう。

【実写と感想】

20110112d
D700+AiAF24-85mm/2.8-4.0D

D700を買い戻した時に新型の標準ズームである24-120mm/4.0VRを購入した。
しかし、24-120mmの重量とサイズに驚いた。
インナーにねじ込まないと入らないのだ。これはあの24-70mm/2.8Gより太い。

20110112f
D700+AiAF24-85mm/2.8-4.0D

77mmフィルター枠のレンズはいくつか持っている。
しかし、このレンズはF4通しでありながら大口径ズームのようだ。
結局数回持ち出しただけで24-120mm/4.0は防湿庫から出さなくなってしまった。
別に新しいズームが欲しくなったのだ。

20110112g
D700+AiAF24-85mm/2.8-4.0D

なので前に使っていた24-85mm/2.8-4.0Dが欲しくなる。しかし新品で買い直すのはシャクである。
そう言えばいつものカメラ屋さんにこのレンズの中古があったはずだ。
と言う訳で再びこのレンズが手元に来たと言う訳だ。

20110112h
D700+AiAF24-85mm/2.8-4.0D

距離目盛りは鏡胴に印字されている。
表面の仕上げもややチープで古くさい。そしてAFも遅い。

20110112i
D700+AiAF24-85mm/2.8-4.0D

VRもAF-Sもないレンズ。それでもこのレンズに惚れ込んでしまう。
何故なのだろう。

2011年1月12日 (水)

クリーンインストール

私のPCがおかしい。

先日、突然Vistaの画面がクラシカルなWindows95のような画面になったと思ったら、ネットへの接続を始めあらゆる管理アプリケーションが使用不能になってしまった。

20110112a
K-7+FA31mm/1.8AL Limited

何が起こったのか。
妻のPCで検索すると、重要なファイルが壊れたらしい。
メンテナンスから「コンピュータ全体の復元」という操作をすると元に戻すことができるというのだが、よく考えてみると自分はそのようなイメージファイルは作成していなかった。
結局、クリーンインストールしかないのだろうか。

バックアップソフトで重要なファイルを別ドライブにコピーしておく。
先日の夜中から始めたのでこの作業は数日かかるであろう。

なので今はPCの復元中である。
特にWindows Updateが煩わしい。
99個の更新プログラムってなんだ?作業が未だ終わらず延々と更新プログラムをインストールしている。

できれば正月休みに壊れてほしかった。
よりによって仕事が始まってすぐに壊れたのが癪だ。
やることが山積しているのに。

ま、トラブルなんてものは、そんなものなのかも知れない。

2011年1月11日 (火)

EF 50mm/F1.2L USM(APS-C機使用)を使ってみる

キヤノンマウントに変えた理由の一つにこのレンズがあったからと言うことがあった。
EF50mm/1.2L USMだ。
やや重いが常用で使えるAFを搭載したF1.2の明るさを誇る驚異のハイスピードレンズ。
キヤノン版のノクチと言えるだろう。

20110111a

近接撮影はなんと通常のF1.4レンズと同様45cmを誇る。
最大撮影倍率は0.15倍。フィルターサイズは72cm、重量は580gである。

見ると透き通る巨大な前玉が目に付く。
側面には特徴のある対称性のナローなくびれが入り、ホールディングを良くしている。
AFはUSMではあるが爆速ではなく、他のUSMに比べるとかなり遅い。
この明るさなのだ。仕方のないことだろう。
スーコスーコとUSMの静かな、まあまあ実用的な速度のAFで駆動されている。

私はAPS-C機でこのレンズを使うため、換算で80mmレンズとして使用することになる。

さて、いつもの如く実家のポンちゃんを被写体として撮影させた頂く。
被写体までの距離は2mとした。
ボディはEOS7D、ISOは100に固定、WBは太陽光、モードをAに合わせて開放から1~2段ずつ絞りを変えて撮影する。

【テスト撮影】

F1.2(開放)
20110111c 20110111cc

F1.4

20110111d 20110111dd

F2.8
20110111e 20110111ee

F5.6
20110111f 20110111ff_2

F11
20110111g 20110111gg

並べてある右の写真は周辺の拡大である。(クリックにて拡大する)
(まあ上端中央部辺縁の拡大画像はあまり意味がないが....)
思ったより開放のコントラストの低下が少ないようだ。
一応、隅角部の拡大ものせておく。

F1.2(開放)
20110111i_3

隅角部の画質もイメージしていた程悪くはない。
色収差も無い訳ではないが、通常の鑑賞程度ならば気にならないレベルであろう。

ただAPS-C機で撮影しているので、フルサイズの場合は周辺がどうなっているかは分からない。
まあ、これより良くなっているとは少し考えにくい。

次に最短撮影をしてみた。

【最短距離撮影】

F1.2(開放)

20110111h

開放でギリギリ45cmの撮影となる。
ボケもキレイでポートレイトレンズとして文句のないレベルだ。

このレンズは開放ではややソフトに写されるが、絞り込むとカリッとしてくる。
女性や子供を写すにはもってこいのレンズだろう。

それでは実写と感想をいくつか。

20110111j
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

極めて明るいハイスピードレンズの場合、AFの精度が不安定になることがある。
だがEOS7Dの新型AFセンサーによって、A精度も問題なく使えるレンズであった。

だがこれだけ高品質のレンズであるにもかかわらず稼働率は決して高くはない。
理由の一つはAPS-C機で使うことによって換算80mm相当の中望遠レンズになってしまうことだ。
もう一つの理由はサイズと重さだ。

旅行に持って行くにしても、こちらを持ち出すならばEF35mm/1.4L USMを選んでしまう。
換算80mmより56mmの方がまだ応用が利くのだ。
それに35mm/F1.4Lの方が30cmまで寄ることが出来るので何かと具合が良いのだ。

20110111k
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

キヤノンの幻のレンズ、EF50mm/F1.0L USMの小型版を彷彿させる。
最新のレンズ設計とF1.2という明るさで世に再び出してくれたくれたことに対して、キヤノンには頭が下がる思いである。

だが時代は高感度撮影たけなわである。
一般ユーザーが得られる明るいレンズの利点は、ボケを大きくするくらいしかなくなってしまった。
EF50mm/1.4 USMとF1.2の僅かなボケの差に実売4倍近い金額と倍程の重量を許容できるかどうかだ。

そんな自分は子供を写す時にファインダーに表示されるシャッター速度とF値を見ながら、「ああ、F1.2だからこの程度で済んでいるのだろうか」と変に納得してしまうのだ。

2011011z
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

一度Lレンズを使うと後には引けなくなる。
これはそんな思いを再認識させてくれるレンズでもあるのだ。

2011年1月10日 (月)

プレゼント

先日は誕生日だった。

いつも誕生日は家で私の希望により好物の河豚を頂くことになっている。
ところが最近、河豚の味を占めた息子達が私の小さな河豚刺しをどんどんとかっさらっていく。
まあ、子供も成長期なので自分が数口食べた後は殆ど子供達の好きなようにさせている。

20110110a
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

嫁さんから服のプレゼントを頂いた。
自分はいい年なのだからいらないと話してあるのだが、毎年用意をしてくれる。
ありがたいことである。

また某クレジットカードの会社からもプレゼントが届いていた。

20110110b
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

毎年ここから何かしらのプレゼントを貰うのだが、なかなかチョイスが面白いのだ。
さて今年は何のプレゼントなのでしょう。

20110110c
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

開けてみると....、ん?筆か?

20110110d
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

お、懐かしい。ガラスペンだ。
中学高校の頃に色々と絵を描いていたので画材には少し詳しい。
しかし妙に軽いなと感じてペン軸をよく見てみると....

20110110e
EOS7D+EF50mm/1.2L USM

銀に塗装された竹で出来ている。
うーん、ちょっと微妙なプレゼントかな。
できればそのままの竹の素材か、銀に塗装するなら無塗装のチタン製ペン軸の方が良かった気がする。

しかし、今は某社ゲルインクボールペンに凝っていて既に8年程使用し続けている。
ガラスペンは落とすとアウトだから、常用はしないだろうが書類にサインなんか書く時に使ってみようかな。
ちょっとシブイですね。

2011年1月 9日 (日)

EF-S10-22mm/3.5-4.5 USMの謎

この広角ズームのゴーストに手こずっている。
レンズの自分の評価にかなり迷うところだ。

実際に広角ズームではゴーストやフレアが出るのは仕方のないところであろう。
光源が画角の中に入れば影響を受けるのは当然である。
だが、中にはよく抑えられている優秀な広角ズームもある。

20100917a

以前、このレンズは逆光に弱くゴーストやフレアが出やすいと書いたことがある。
今まで撮ってきた写真も、よくゴーストが出たので、使いにくいレンズだなあと感じていた。

20100901k これは地味な方。本当によく出た

デジカメinfoでもそう言った記事が載っていたので、自分のレンズも実際にゴーストが頻発するため当然と思っていた。

キヤノンEF-S10-22mm F3.5-4.5は解像力は素晴らしいが逆光に弱い
(デジカメinfo)

ところが以前あえてゴーストを出そうとしたところ、極めて逆光性能の良いレンズに早変わりしてゴーストやフレアが目立たなくなってしまった。
無理に出そうとしてもなかなか出ないのだ。

20100920a この程度のものであれば気にしない

ネットで見るとデジカメinfoに載っている記事とは逆に、逆光性能は優秀であるという書き込みが散見される。

どちらが正しいのか。

まあ、ゴーストが出てくる域値というのは数値化されている訳でもないので、実際には主観的な意見でしかない。
ただ原因として思い当たることが一つある。

それはフィルターだ。

最もごく単純な原因として考えられるのだが、今度晴れたら一応それを検証して見ようと思う。
実際にフィルターが原因だったらどうするかなあ....。
このレンズだけフィルターを付けずに使おうか....。

2011年1月 8日 (土)

雑記

今日のネタは本当にどうでもいいことなのだが、ちぇり小屋ブログのウェブページを一度整理更新しようと思う。
今は使っていないマウントや昔の記事などがゴチャゴチャとコンタミされてしまっている状態だ。

既にキヤノンのウェブページは新しく作成した。
この調子でどんどん切り換えていこうと思う。

20110108a
D700+Ai AF24-85mm/2.8-4.0D

使っていないマウントのレンズも機会があったら記事に直してブログアップさせてウェブページにリンクさせるつもりである。
あくまでも機会があったら....の話である。

それから気付いた人もいるかも知れませんが、アクセスカウンターも付けてみました。
まだ1年生ブログなので訪問者数が少なくて恥ずかしいのですが。

2011年1月 7日 (金)

Extender EF1.4xIII

昨年の暮れに購入したモノだ。

20110101b

要は望遠レンズの倍率を1.4倍上げることが出来る。
200mmなら280mmのレンズに、300mmなら420mmへと倍率を変えることが出来るのだ。

だが欠点もある。
レンズの明るさが1段暗くなる。
F2.0ならF2.8に、F4.0ならF5.6にという具合だ。
しかもマスターレンズの解像度が若干落ちてしまう。

20110101c

テレコンは両刃の剣であり、望遠倍率を上げる代わりに明るさと解像度とAFスピードが犠牲になってしまうのだ。
だがこれらの短所以上に、レンズの焦点距離を僅かな重量でアップできるという長所に価値観を見いだせる人ならば、他の何ものにも変えられないアドバンテージを持つ。

20110101d_2

このレンズを横から見ると分かるようにはめ込む部分が突出している。
つまり付けられるレンズを選ぶと言うことだ。

現在、自分の持っているレンズで取り付けられるモノは、

# EF70-200mm/F4.0L IS USM
# EF135mm/F2.0L USM
# EF300mm/F4.0L IS USM

上記の3本である。
中でもEF300mm/F4.0L IS USMは420mm/F5.6相当にまでアップできる。
しかも自分の使っているAPS-C機ならば670mm相当まで倍率を上げられるのだ。

前はフォーサーズで150mm/F2.0に2倍テレコンを使っていたため、600mm/F4.0相当のレンズとして愛用していた。
だが今回は1.4倍テレコンで、しかも汚れに強い新フッ素コーティングが採用されている。
テレコンに関しては新しい方が無難であろう。

20110101f
(これはEF300mm/2.8L IS USMの例)

以前のExtender1.4×IIとの比較から見ても明らかだ。

20110101e_2

マスターレンズの性能をなるべく落とさずに、且つ実用的なAF速度を維持するには純正の最新型テレコンが一番であろう。

ちなみに2.0×のテレコンだと、三脚から見直さねばならぬ深い世界に浸からねばならないため、自分としてはこの1.4×あたりでとどめておきたい。

2011年1月 6日 (木)

年始の挨拶

3日に嫁さんの実家に行ってきた。
年始の挨拶だ。

20110106a 嫁の福袋のシャツだ
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

20110106c
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

嫁の実家は自宅から1時間程度の距離にある横浜にある。
年始の時はいつも嫁さんと子供達は実家に一泊してくる約束になっているのだ。

20110106b
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

私は一人自宅に帰る。
チェリーが腹を空かして待っているのだ。(という理由を付けている)
実際には嫁さんに水入らずの息抜き時間を渡しているつもりだ。

20110106e
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

夜更けに誰もいないホームで一人電車を待つ。
正月だけに味わうことの出来る非日常的な光景だ。

これもまた楽しみなのだ。

20110106d
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

しかし冷える。(心かな?)
何か温かいモノ飲みましょうか。(^ω^ )

2011年1月 5日 (水)

2万円モンベル福袋2011とその考按

2万円のモンベル福袋の抽選に外れてしまって凹んだことは先日の記事の通りである。

そのため辛うじて当選した1万円の福袋で耐え難きを耐えていたのであるが、あまりにも私が残念がっていたためにスタッフの一人がなんとお正月に地元モンベルに出向いて2万円の福袋を購入してきてくれた。

20110105a ゴクリ....
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

これがメンズ(M)の2万円福袋だ。
感謝感激雨あられ。本当にありがたいことである。

手に取ってみると、嫁さんの福袋に比べると厚みというかボリュームが少ないような気がする。
(とこっそり思ってみたりする。)
だがきっと中味にいいモノが詰まっているに違いないと考えながら袋を開けてみると....

20110105b ドキドキ....
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

やはり嫁さんのブツに比べて数が少ないようだ。
中味を確認しながら一つずつ取り出してみると、計4点、いや5点入っている。

各々をアップしてみた。

#1102370
20110105g なんとゴアですよ
ドリューパーカ Men's ブラック/ガンメタ

#1104355
20110105f
WIC.ライトロングスリーブTシャツ ホワイト

#1104547
20110105d
ハニカムクールノースリーブMen's スカイ

#1108359
20110105e 旅によく使いますね
コンパクトトラベルシューズ マラード

#1124327
20110105c これは....(^^;
ステッカー ゼロポイント

ドリューパーカの定価が\36,300なのでこちらもお買い得感は高い。
まあ、ステッカーは私にとっては無くてもいいようなモノなので実質4品と言うところだろう。

結論から言えば(ステッカーを除いて)結構使えるモノばかりだ。
ただ嫁さんとの違いは、自分の福袋のメインはドリューパーカのみで他は調整品のような数合わせなのだろう。
正月に来た自分の1万円福袋と同じパターンだ。

一方、嫁さんの2万福袋はメインが二つ、後はその他という組合せである。
買ってきたくれたスタッフの福袋も嫁さんと同じ様なパターンだったという。
ネットでは私のパターンの人をチラホラ見かける。

どうやらモンベルの2万円福袋にはこの2パターンあるようだ。
一点豪華主義か、準主力級を2点か。
どちらが良いかは個人の主観によるところが大きいだろう。
私だったらゴニョゴニョ....

さて2万円のモンベル福袋を買われたあなたはどちらのパターンだったでしょう。
来年にこの福袋を買う時には、このあたりを考えておく必要がありそうだ。

でも1万円の福袋の商品が被らなくて本当に良かった。

あ、もちろんスタッフにはお代を支払いました。
お年玉も一緒に。

2011年1月 4日 (火)

LOEWEなカメラバッグ

去年、自分のクリスマスプレゼントに購入した2代目のカジュアル系カメラバッグだ。

アマソナサッチェルバッグという。
メーカーはお気に入りブランドのロエベ。
肩から掛けるショルダータイプのモノを探していてこのバッグに行き着いた。

20110103b

サッチェルバッグとは通学カバンのことである。
これはメンズタイプのものだ。
色はブラック、ゴールド、バーガンディとあったが、フルシーズンで使えそうなロエベカラーであるゴールドを選んだ。

20110103d_2

35cm×26cm×14cmと、以前のプラダV166にサイズが近いが幅が5cmほど増えているのがミソだ。

20110103c

材質はナッパレザーを用いた柔らかい革製で、表面はスエード仕上げになっている。
作りはLOEWE製ならではの極めて上品な作りで、ショルダーストラップも柔らかく肩に吸い付くようにマッチする。

20110103e

革製品なのでバッグ自体の重量はそれなりにあるのと、ナッパ(子羊革)という材質から非常にデリケートで柔らかい。
そのためカメラを使うに当たってインナーを入れないとバッグが歪んでしまう。
上手いことに革の中仕切りにかなりのゆとりがあり、マチ巾14cmをふんだんに使うことができる。

20110103f

このバッグ自体は本来カメラ専用ではない。
名前の如くサッチェルバッグだ。

だがLOEWEというメーカーから、このバッグの中に一眼一式が入っていると誰が分かるであろうか。
様々な場所にこのバッグをぶら下げたまま入っても違和感は殆どないだろう。
大きくて目立つ一眼を自然な感じでバッグから取り出し、撮影が終わったら控え目に何気なく仕舞う。
まさに求めていたモノがここにある。

欠点はナッパという素材、及びスエードという表面だ。
定期的にメンテナンスが必要になるだろう。
だが、いいモノであるならば使い込んでも味わいが出るというモノだ。

大事に使わせていただきましょう。
当然ながらアマソナは雨の降る日はベンチ入りだ。
そんな時は硬質ナイロン製のプラダV166(ホントか?)の出番となる。

いずれにしてもきわどい使い方だなあ。

2011年1月 3日 (月)

初詣

2日は私の実家に家族で新年の挨拶に行ってきた。

20110102b
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

今日は弟がノンちゃんを連れてくることになっているので、我が家もチェリーを連れて行く。
実家にクロ、トラを合わせネコ4兄弟が集まるのは何年ぶりだろう。

20110104a
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

久しぶりのノンちゃんである。
女の子だけあってキュートだのう。

20110104b もう大騒ぎ
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

だが、ビビリ屋なのは相変わらずだ。
人がたくさんいるだけでガタガタと震えている。

20110104c 近寄ってきてくれない
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

トラとチェリーが1年ぶりに顔を合わせるが、チェリーの方が威嚇して仲良くなってくれない。
兄弟なのにダメだなあ。
クロは洗濯機の下に隠れたまま出てこようとしない。

20110104d 何かを目で訴えている....
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

さて、我らのチェリーはどうなのかというと、いつも抱かれ慣れているせいか他人には比較的大人しくしているようではある。
弟や母の腕の中でやや緊張気味とはいえ甘えた声で鳴いている。

食事会もお開きになり、実家近くの神社に家族で初詣に行ってきた。

20110104e シーン....
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

正月二日目のせいか人は誰もいない。
今年は息子が受験なのでお賽銭も奮発気味だ。
当の本人にも気合いを入れて祈願して貰う。

20110104f
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

ここは稲荷神社だ。
私が子供の頃はよく遊ばせて頂いた場所でもある。

20110104g
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

今はやや寂れているためか、普段前を通っても人影を見ることはない。
さすがに初日の初詣や縁日の時などはそれなりの賑わいであるのだが。

20110104h
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

明日は嫁さんの実家に寄らせて頂く。
正月は体重の増加に気をつけねばならない。
ただでさえ年末にリンデロン錠を集中的に飲んだせいか、普段より食欲が増している気がしてならないのだ。

2011年1月 2日 (日)

お正月とモンベル福袋2011

元旦のお昼ぐらいに宅配されてきた。

20110102a
EOS7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

大きい箱が二つ届いた。
二つ?

両方ともモンベルだ。
宛名を見ると大きい方の一つは嫁さん宛になっている。
なんと嫁さんはモンベルの二万円福袋を当てていたのだ。

なんてことだ。
一瞬、本当は自分に2万円福袋が当たっていたのではと勘違いをしてしまった。

20110102c
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

私の1万円の福袋は嫁さんの半分程のサイズである。
アレを見た後だと自分の福袋が何気に貧弱に見えてしまうのが悲しい。

ともあれ、気を取り直して早速中味を見てみると....

20110102d
EOS7D+EF35mm/1.4L USM

と、4点入っていた。
入っていたモノそれぞれは以下の通り。

#1102377
20110102g
ストームジャケット ライトタン

#2104270
20110102h
ペアスキンコットン ウォッシュアウトT ブリック

#1107372
20110102f
ジオライン M.W.タイツ Men's ネイビー

#1124170
20110102e
カラビナロック ブラック×ラズベリー

ストームジャケットだけで\17,800なので、お得と言えばお得であろう。
色が選べないということを相殺してもお買い得感は高い。

さて、嫁さんの方はと言うと....

20110102i

既に中味は嫁さんによって吟味されている。
袋が大きい分、二万円はお買い得感が高かろうと見せて貰うと

20110102j うわぁ、スゴイ....

全部で7点だ。
派手なラガーシャツを除いて実用度は高い。
キレイなグリーンのダウンがうらやましく感じる。

#1102378
ストームジャケットWomen's ガンメタ

#1101290
ライトアルパインダウンジャケットWomen's ライトグリーン

#1104310
ラガーシャツWomen's パネルボーダーインディゴ

#1104672
ライトTシャツWomen's ワンポイントブナ

#1108424
クリマプラス200 O.D.キャップ ライトタイム

#1821212
DELANEY FIT オーロラピンク

#2524264
クレイジーデイジービーチタオル ブルーム

結果的に自宅で1万円と2万円の福袋の差が分かって良かった。
もし、来年モンベルの福袋を再び買うというならば....やっぱり2万円のを買うかな?
ただ2万円福袋一点買いになると思う。

2011年1月 1日 (土)

謹賀新年2011

20110101a_2
DMC-GH2+NOKTON25mm/0.95

明けましておめでとうございます。
今年も心機一転、頑張ってちぇり小屋ブログを続けたいと思います。

さて正月に届く予定の一万円モンベル福袋が楽しみだ。
自分は福袋というモノは未だ購入したことがないので、今から届くのを非常にワクワクして待っている。

袋を広げたら無言になってしまったりしてね。

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