無料ブログはココログ

ana

  • ana

« XZ-1とアートフィルター | トップページ | Leica D VarioElmar14-150mm/F3.5-5.6 OIS Asph. を使ってみる »

2011年2月28日 (月)

Leica DG MacroElmarit 45mm/F2.8 Asph. OIS.を使ってみる

おそらく所持レンズの中で最も稼働率の高いレンズ。
ライカ DG MacroElmarit45mm/2.8である。

20110302a1_2

このマクロレンズはオリンパスのEP-2に付けっぱなしになっている。
当ブログでレンズやカメラの撮影をするときの専用レンズとして活躍中だ。

レンズは45mm/2.8であるが、換算すれば90mm/2.8マクロとなる。
重量は僅か225g、サイズは63x62.5mmと非常にコンパクトでありながら最大撮影倍率は1倍、つまり等倍マクロなのだ。
それでいてスバラシイ事にインナーフォーカスのためレンズ全長の長さは変わらない。
ちなみに最短撮影距離は15cmである。
フィルター径は46mmとこれまたコンパクトである。

フードはライカらしく四角いフードだ。
だがバヨネット式というのが、やや「らしくない」といったところか。
この辺りにパナのこだわりが見える。

Pon2

では、いつもの被写体であるぽん太郎君にご登場願おう。
ポンちゃんまでの距離は2mに固定。
カメラボディはDMC-G2、ISOは200、WBは太陽光に設定した。

【テスト撮影】

F2.8
20110302b1

F5.6
20110302b2

F8.0
20110302b3

【隅角部トリミング】

45mm(換算90mm)左よりF2.8/F5.6/F8.0
20110302b4 20110302b5 20110302b6

さすがライカ銘柄を冠しているレンズだけはある。
中央部だけでなく、周辺域までも十分に解像されている。
また開放からコントラストもしっかりとしており、Leica R60mmのようなちょっと絞って....という事を気にせず使えるレンズである。

最短距離撮影は等倍マクロと言うことで割愛させてもらった。
実写の方で出しておきたい。

【実写と感想】

マイクロフォーサーズレンズでも、ちょっとお高いライカ銘柄のマクロレンズ。
おそらくはフォーサーズのために開発されていたものが、マイクロに流れてきたのだろうか?
作りも普通のマイクロ用レンズの様に黒とシルバーのツートンでなく、黒一色の鏡胴を持つ。
ライカブランドという差別化のためであろう。

20110302c1
DMC-GH1+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

パナソニックもそれなりに気合いを入れて作ったと思われるマクロエルマリートだが、このレンズちょっとクセがある。
そのために実戦ではあまり外に出すことなく、室内でひたすらレンズやカメラなどの機材撮影用に使っているのだ。

20110302c3
DMC-GF1+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

何故か?

実はこのレンズはマクロレンズでありながら、ピントリングがダイレクトに連動していないのだ。
つまりレンズ単体を持った状態でピントリングを回してもフォーカシングがなされない。
カメラに付けて、電源を入れて、初めてピントが連動する。
オリンパスのZD35mm/3.5マクロやパナソニックのSummilux25mm/1.4と同じである。

20110302c6
DMC-G2+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

デジタル化を突き進めた形なのだろうか。
パナボディであればシャッター半押しするだけで液晶に距離計が表示され、フルタイムマニュアル操作が可能になる。
しかし、オリボディでは一度MFアシストを作動させなければならない。
しかも距離目盛がないために現時点でピント位置がどの辺りの距離を示しているのかが一瞬分からない。

20110302c4
DMC-GF1+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

またAFでマクロ撮影しようとしても、思ったところを外す頻度がやや高い。
特に最短距離撮影時などは狙ってもピントが行ったり来たりを繰り返し、直に止まってしまう。
時にはぼけた状態のまま緑マークが点灯し、「合焦しました」と知らせるのだ。
これはパナソニック機よりも、ややオリンパス機でその傾向が見られる頻度が高いと思う。

20110302c8
DMC-G2+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

マクロの度にMFにシステムを切り換えるのは結構大変なのだ。
しかもレンズに距離計がないためにピントの位置の把握が非常にしづらい。
もう少し使い勝手が改善されたらなあと思う。

20110302c5
DMC-G2+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

別にAF精度が悪いので改善しろと言っているわけではない。
マクロレンズによる接写は高いピント精度を求めることが多い。
つまり距離目盛がついたフルタイムマニュアルフォーカスができるマクロレンズにして欲しいのだ。
この際、通電してピントリングが動くタイプでもいい。
せめてフォーサーズのZD35mm/3.5Macroと同じタイプにしてもらいたい。そして重要である距離目盛を付けていただきたい。(インナーフォーカスはそのままね

20110302c7
DMC-G2+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8

と、このように愚痴をダラダラと書いてしまったが、レンズの性能は非常によろしい。
パナソニック機でタッチパネルを使用するとかなり実用的には使用できる。
もちろん私個人的な使い勝手のことなので、中にはオリ機で上手に使ってらっしゃる方もいるだろう。
事実、レンズは優秀なのだから。
なのでブログ機材撮影用レンズとして現在このレンズは非常に役立っている。
役立っているにもかかわらず、いや、役立っているからこそ文句の一つも出るのであろうか。

今、最もマイクロフォーサーズレンズでリニューアルを期待しているのがこのレンズだ。
私は「距離目盛の付いたⅡ型」を期待している。
それまではノクトン25mm/0.95やMacroElmarit R60mm/2.8で代用していこうかなんて考えている。
期待してますよ、パナさん。

(追記)
今回の記事中に、やや不正確な内容があったので訂正しておきました。
申し訳ありません。

« XZ-1とアートフィルター | トップページ | Leica D VarioElmar14-150mm/F3.5-5.6 OIS Asph. を使ってみる »

コメント

先日G2を購入したのですが、検討の際ブログ大変参考になりました、ありがとうございます!
m4/3のレンズで一番気になっているのがこのマクロレンズです。
実物を触ったことがないのですが、フルタイムMF出来ないのは残念ですね。。。
期待してたのは
フォーカスしたい部分を背面液晶タッチでAF→MFでピントを微修正→シャッター
だったのですが、ピントリングが連動しないんですね、ということはマクロの場合基本的にはMFのみですね。
AFボタンが独立してあればいいのになぁ。
マクロ、通常の撮影と両方で使えそうなレンズなので買おうと思っていたのですが、どうしようかな~。

こんにちは nyuさん。

ご指摘いただいた部分の件ですが、ブログの内容に言葉が足りなかったようです。
すいません。

nyuさんがパナ製のG2を使われているならば、全く問題なくフルタイムマニュアルの操作は可能です。
シャッター半押しでピントリングを回すだけでMFアシストが作動し、ピントの追い込みが可能となります。

ブログの内容はオリンパスボディ(E-P2)で、このレンズを使っている場合の事を書きました。
実際はオリンパスボディでも、「決定ボタン」を押せばMFアシストが作動するので何とかなるのですが、この場合液晶内に距離計が表示されないのでとっさの対処ができず困るのです。

ですから安心してこのレンズを購入して大丈夫ですよ。
非常に写りの良いレンズですから。

ピントリングがダイレクトに連動云々....は、レンズをボディに装着し、電源を入れないとピントリングは全く連動しないと言うことです。
つまりレンズのみをいじりながら、ピントリングを回してレンズの動きを確認すると言うことができないのです。

私はレンズの使い始めにピントが最短にあるのか∞にあるのかが分からないために距離計が....と考えております。

ブログが分かりにくい内容で申し訳ありません。
少し手直ししておこうと思います。
m(_ _)m

ちぇりたさん

コメントありがとうございます。ブログ書き換えるような事になってしまって、恐縮です。
僕も言葉不足で申し訳ありません、オリンパスのボディは使ったことがないので分かりませんでした。

マクロ撮影(手持ち)でシャッター半押し状態でピント追い込みは難しそうだな~と思ってます。
ペンタックスのK-7も使っているのですが独立したAFボタン+シャッターボタンのAFを切ることが出来、これが大変便利です(他社のは触ったことがないのですが常識?)。
G2でも液晶タッチでAF動作→その後ピントリングで追い込み→シャッター(AF効かない)見たいに出来ればいいのに、半押し状態じゃないと出来ないんですよね。初めから全部MFでやればいいことなんですが、せっかくのタッチAFが。。。
(書いてて不安になったのですが、↑これは出来ないですよね。説明書は良く読んだのですが。。。)
アダプタを使って古いレンズでの撮影もしているのですが、おおよその距離を測ってからMFが無駄がないですよね、ちぇりたさんの書いているⅡ型!期待したいですね。

でも、それまで我慢できないな~(笑)

nyuさん、こんばんは。

コメントに書かれている事は、おそらくG2にも可能だと思います。
G2のAF/AE LOCKボタンをAFに設定し、タッチシャッターのみをOFFにすれば大丈夫でしょう。
そしてMFアシストをONに設定すると仰ることができると思います。

これでタッチパネルに触れることでAFが作動しますし、拇指を使った背面のAFボタンでもピントを合わせられます。
その後に軍艦部左にあるAF/MFレバーをMFに合わせればMFアシストが起動しますので、ピントを絞り込んでからシャッターを切れるでしょう。

ひょっとしたら、もっと簡単な方法があるかも知れません。
しかし現在G2が手元にないので、それが確認できないのです。スミマセン。

マイクロフォーサーズによるタッチパネルはまだまだ黎明期なので、これからの進化に非常に期待しています。
いずれはEVFなどから視線入力できるようになるといいですね。
ただ、そうなってもマクロはやっぱり距離目盛が欲しいです。(^^)

ちぇりたさん
重ね重ねありがとうございます。
AF/AEロックのAF設定とは!気づきませんでした。
でもシャッターのAFを切ることは出来ないんですよね~、タッチシャッターの精度に期待するのが一番かな?
色々お時間とらせてしまい、すみませんでした。有益な情報をいつもありがとうございます。

視線入力!いいですね、キヤノンのカメラであったみたいですね。
技術の進歩で、更に精度が上がって出るといいなぁ。

間もなく春と言うことで、マクロを我慢出来なそうです(笑)

こんにちは、nyuさん。

キヤノンの視線入力をよくご存じで。(^_^)
当時はあまり実用的ではなかったのですが、いつかは技術革新で復活してくる技術だと思っています。

あとG2ですが、軍艦部左のAF/MFレバーをMFにしておくと、ちゃんとシャッターボタンのMFも切れるから大丈夫ですよ。

拙い文章のマイナーなブログですが見て下さってありがとうございます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Leica DG MacroElmarit 45mm/F2.8 Asph. OIS.を使ってみる:

« XZ-1とアートフィルター | トップページ | Leica D VarioElmar14-150mm/F3.5-5.6 OIS Asph. を使ってみる »