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2011年3月22日 (火)

Lumix G 20mm/F1.7 Asph.を使ってみる

私は40mmの画角が大好きである。
50mmと35mmの美味しいところを両方併せ持つ絶妙な画角である。
ただ50mmにも35mmにもなりきれないので中途半端な画角とも言えるかも知れない。

それ故に単焦点の40mmレンズは数が少なく、AFが効くのは私の知る限りはこのG20mm/F1.7のみだと思う。
今回はそういったニッチな40mmレンズに光を当ててみようと思う。

20110324c

発売は2009年9月である。
マイノリティーな40mmマニアはこの日を本当に首が長くなるほど待ち望んだのだ。

重量は100g。サイズは63x25.5mmと小さな月餅のような大きさだ。
最短撮影距離は20cm、最大撮影倍率は0.13倍(換算0.26倍)である。
フィルターは財布に優しい46mm。手振れ補正は搭載されていない。

Pon2

早速ポンちゃんにご登場願う。
被写体までの距離は2mに固定。
カメラはpanaのDMC-G2でISOは200、WBは太陽光に設定した。
各絞りで撮影した。

【テスト撮影】

F1.7
20110324a1

F2.0
20110324a2

F4.0
20110324a3

F8.0
20110324a4

マイクロなのでボケは弱いが、さすが現代的なレンズ設計のために開放から色調も自然で全く問題なく使えるレベルである。
周辺の隅角部もきっちり解像されている。
先のG14-45mm/3.5-5.6と同様、補正されているとはいえ「このレンズサイズと重量」で、ここまで解像レベルを持って来るパナは侮れない。

【最短距離撮影】

F1.7
20110324ab

開放で接写撮影すると、マイクロでもここまでぼかすことができる。
ボケ方もかなり頑張った感じがする。
パンケーキサイズに抑えて、解像度とボケ具合を詰め込んだ高性能な40mmレンズである。

【実写と感想】

単焦点のAF40mmが発売になるとのことで非常に喜んだことを覚えている。
しかもF1.7の明るさを誇る「やや」ハイスピードなレンズ。
手元に届いたときには色々なものを写したものだった。

20110324d6
DMC-G2+G20mm/1.7

写りは非常に素直で、ボケも比較的キレイに写せる。
現代的な描写のできるこのレンズを手にしたときに、ようやくほぼ完成されたものを手に入れられたと心底喜んだものだった。
今までの40mmレンズはMFばかりであったために、普通にAFで撮影できる40mmに対して泣けるほど感動したのだ。

20110324d2
E-P2+G20mm/1.7

このレンズが発売されたばかりの頃は、マイクロ機ではISO800辺りが画質として私の限界だったために、F1.7という明るさを持つこのレンズは飲み会や食事会など屋内撮影に必須のレンズとなった。
年中鞄にGF1と一緒に付けて放り込んであった。

20110324d4
DMC-GF1+G20mm/1.7

ところが日中に撮影するときなどは、外が明るいために結局便利な標準ズームなどを頻用するようになり、接写もleica DG MacroElmarit45mm/2.8を使うようになっていった。
つまりは室内撮影専用レンズと化していったのだ。

20110324d5
DMC-G2+G20mm/1.7

マイクロだからあまりぼけない。それも35mmに毛の生えたような画角が、よりボケを生み出すことを難しくさせている。
この縛りが40mmという中途半端な画角にさらなる負荷を与えていく。
このままでは飲み会用レンズになってしまうかな、と心配なっていた矢先にこの40mmに再び光が当たった。

20110324d1
DMC-GF1+G20mm/1.7

G14mm/2.5である。
この換算28mmのパンケーキレンズはG20mm/1.7とセットにして持ち歩くと最強のパンケーキペアになるのだ。
このG14mm/2.5レンズを購入してから、ちょっと街に出かけるときには必ずこのペアを持ち出している。

20110324d3 妙高が見えますね
E-P2+G20mm/1.7

G20mm/1.7を一本のみで出歩くのは確かに楽しい。
換算40mmの画角で考えながら撮影するのだ。
しかし、これに換算28mmのレンズが組み合わさるとどうだろう。
広角はG14mm/2.5に任せて、ボケが欲しかったり大きく写したいときにはG20mm/1.7の出番となる。なんと言っても気持ちの切換ができるのが素晴らしかった。
これで撮影の幅が一気に広がる。
2本合わせても僅か155gの超軽量レンズ群。しかも単焦点ならではのF1.7とF2.5の明るさだ。

20110324d8
DMC-G2+G20mm/1.7

このペアは後日発売されるであろう少し大柄な25mm/F1.4(換算50mm/F1.4)が、G20mm/1.7と置き換わることによってより完成されると思う。
ではこのG20mm/1.7はどうなってしまうのだろう。

20110324d9
DMC-GF1+G20mm/1.7

パナソニックが最初に発売した単焦点はこの20mm/F1.7だった。
孤高でニッチな換算40mm/F1.7なレンズ。
このレンズは元から、生まれ出たときからロンリーなのだ。
どこかに連れ歩くときに一本だけを選んで持ち歩く高性能軽量パンケーキレンズなのだ。

20110324d7
DMC-G2+G20mm/1.7

私はそんなレンズを愛おしく感じてしまう。
これも40mm愛好家の性なのだろうか。

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