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2011年3月10日 (木)

SP AF 17-50mm/F2.8 XR Di II (A16)を(K-7で)使ってみる

胴回りが太い樽型をしたタムロンから発売されている大口径標準ズームレンズ。
愛称でA16と呼ばれている。

20110220a

当時、K-7に取り付けられるレンズを4本持っていた。
DA15mm/4.0とFA31mm/1.8とFA77mm/1.8、そしてコシナのMakroPlanar50mm/2.0だ。
この4本を取っ替え引っ替え付け回していたが、よく使うシステムになっていたので思い切って標準ズームを購入することを考えた。

ところがペンタックス純正には私にとって魅力的な標準ズームが少ない。
ワイド端の歪曲が酷かったり、ズーミングで信じられないほど鏡胴が伸びたりと自分の負の琴線に触れるレンズが何故か揃いすぎているのだ。

そこでサードパーティ製の標準ズームを探したところ、デザイン以外は納得できるA16が見つかったのだ。
デザイン以外は。

だが自分的にこのタル型デザインを受け入れることがどうしてもできなかったので、VC(レンズ内手振れ補正)が搭載された新型(B005)ペンタックスマウントの発売を待つことになった。
だが、一向にそれを発売する気配すら感じないため、泣く泣くソレを購入した曰わく付きのレンズだ。(笑)

重量は440g、サイズはΦ73.8x83.2mm。結構コンパクトである。
最短撮影距離は27cm。かなり寄ることのできるレンズだ。
フィルターサイズは67mm。
35mm換算で26mm-75mm/F2.8ズームとなる。
APS-Cの大口径標準レンズとしては小型で使いやすい。

ではポンちゃんでテスト撮影。

Pon3

被写体までの距離は2m。
ボディはK-7、ISOは100に固定、WBは太陽光とした。

【テスト撮影】(クリックで拡大)

17mm(換算26mm) 左からF2.8/F4.0/F8.0
20110220b1 20110220b2 20110220b3

24mm(換算36mm) 左からF2.8/F4.0/F8.0
20110220c1 20110220c2 20110220c3

35mm(換算53mm) 左からF2.8/F4.0/F8.0
20110220d1 20110220d2 20110220d3

50mm(換算75mm) 左からF2.8/F4.0/F8.0
20110220e1 20110220e2 20110220e3

今回タムロンのレンズは初めて購入したのだが、ペンタックスレンズに比べるとやや暖色系に写るのだろうか。
コントラストは高く、思っていたよりずっと解像感は高い。

実は最短距離で撮影したポンちゃんデータがどうしても見つからないので、今回のボケの検証写真はありません。<(__)>
なので実写から最短距離撮影をしたものと思われるものを載せておきます。
参考にならないかも知れませんが。

【最短距離撮影 と思われるもの(クリックで拡大)

50mm(換算75mm) 全て開放
20110220g_2 20110220j 20110220k

いずれも最短距離で撮影した(と思った)。
ボケはフルサイズ換算でF4.0相当になるため激しくはぼけない。
安いレンズだからきれいなボケまで求めるのは酷だと思う。
上手くぼかすには背景に気を遣う必要がある。

【実写と感想】(クリックで拡大)

非常にコントラストが高く、カリッと写るこのレンズは非常に現代的だ。
クセはあるようでなく、ないようである。とデスラーみたいな表現で言ってみる。
いや、本当にそんな感じがする。

20110220f
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR Di II

サードパーティのレンズで心配だったのがピント精度や偏心だ。
見つかれば結局修理送りとなってしまう。
だが、このレンズに関してはそれは杞憂だった。

20110220h
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR Di II

サードパーティでも今は十分なレベルに達している事を知った。
マメに取り換えていた単焦点レンズに比べると、ズームレンズはなんと便利なのだろう。
そんなことを考えているうちに、あれだけ嫌いだったデザインにも愛着がわいてくるようになったではないか。

20110220i
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR Di II

あれだけ使い回していた3本のペンタ製単焦点は、いつしかこの一本の便利で不細工だが愛嬌のあるズームレンズに置き換わってしまっていた。
なんと人間は都合のいい生き物なのだろう。

20110220l 逆光に強い!
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR Di II

しかし、時々使うFAレンズには何か懐かしさを思い立たせる写真を写しだしてくれる。
必要とあらば臨機応変に使い分けようと思っていた矢先にK-7の本体に徐々に不満があふれ出し、結局はペンタックスを手放す事になってしまったのだ。

20110220n コントラストは落ちるがかなり強い
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR Di II

A16の映し出す写真は等倍で重箱の隅をつつくようにしてみればアラが出てくる。
他社の純正大口径標準ズームレンズに比べれば1/10位も金額的に差があるのだ。
当たり前だろう。
しかし、わずか2万円台でこの画質が得られるのであれば極めてコストパフォーマンスが高いレンズと思われる。

20110220m
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR Di II

私にとって、このレンズはキス釣りでいうメゴチだ。
キスという美しく美味しい魚の外道にこの魚が時々釣れてくる。
メゴチはキスと同じくらいのサイズであるが、見た目が非常に良ろしくない。
アンコウを細長くしたようで姿で、強烈な粘りけのある粘液に包まれており、手で触れると粘液がなかなか取れなくて初めての人だと泣きそうになる。
だが、猛烈に美味しいのだ。キスなんか目じゃないほどに。

20110220o
K-7+SPAF17-50mm/2.8XR Di II

友人と投げ釣りしている時に、これが釣れると彼は気味悪がって捨てようとするのだ。
私は勿体ないとソレをもらいうけると大事にクーラーへとしまい込む。
友人は不思議そうに変わったヤツだなと見ている。

A16も見た目で判断してはいけなかったと言うことだ。

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コメント

お疲れ様です。

このタムロンのレンズはハマルと凄いらしいです。

とにかくAF精度は甘いようで、、、

画像を拝見させて頂き、コイツの凄さが良くわかりました。

私も持っていましたが放置していました(滝汗)

今後は、マウントアダプターを介しKマウントのコイツをC3で使い込んでやろうと考えています。

こんばんは、ハイスピードさん。

タムロンレンズはこれが初めてだったので正直驚かされました。
ペンタックスを手放さなければ、未だにメインで使用しているレンズだと思います。

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