XZ-1と高感度
この検証は、おそらくは数多くあるカメラブログの中でも特に語り尽くされているであろう。
発売後、10日以上経過し今更この記事を書いたところでゴミ記事にしかならないが、当ブログはちぇりたの備忘録でもあるので書いておくことに決めた。
今回はグダグダと前振りは止めて、いきなり本筋に入ろうと思う。
被写体は50年もののサルと、10年ものの置き時計だ。
XZ-1をプログラムモードにして、各ISO値で撮影していった。
写真はXZ-1撮って出しのJPEG。
右の写真は中央部トリミングである。
【高感度撮影】
こうしてみると、やはりXZ-1はきれいによく写る。
だが言われているようにISO800までが耐えられる画質であろう。
1600から急速に画質の劣化が始まっている。
ISO6400に関しては色調もおかしく解像度云々というレベルではなくなっており、とりあえず6400でシャッターが切れるという感じだ。
やや、オリンパスの足掻きに感じてしまうのは私だけではあるまい。
ではここで、急速に悪化するISO800から1600に何が起こっているか見てみようと思う。
ここは中央部を拡大したトリミング画像を列挙する。
写真は間のISO800、1000、1250、1600を比較した写真だ。
すでに1000からディテールは失われ始めているが、1250より急速に画像が破綻し始めている。
写真からはISO1000と1250の間には大きな隔たりがあるように感じる。
だからXZ-1ではISO1000までは常用にしよう。
考えてみれば、コンパクトデジカメなのに凄いね。
ISOが1000とか1250とかの話ができる。
前にフォーサーズISO1000の壁の記事を書いたことがあった。
それが今やコンデジがISO1000だ。
まさに隔世の感がある。
XZ-1はノイズリダクション、ISO等のカスタマイズ性が低い。
まるで飯屋に入ってメニューを見たら一品しかないような感じだ。
それでも美味しければ文句は言いません。
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