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2011年4月10日 (日)

Leica D Summilux25mm/F1.4 Asph.を使ってみる

フォーサーズレンズの中で一、二位を争うほどのお気に入りのレンズ。
ズミルクス25mmである。

20110410a

このレンズは2007年にパナソニックから発売になった。
ライカ銘柄が付いてはいるが、実際にはパナソニックで開発生産されているパナライカと言われるレンズでもある。
しかし侮るなかれ、このレンズは驚くべき性能を誇るレンズでもあるのだ。

手に持つとひんやりと、そしてズシリと来る。
丁寧に作られており、パナソニックがフォーサーズに一時期本気であったことが伺えるレンズでもある。

重量は510g。サイズは77.7x75mmとフォーサーズレンズなのに重くて大きい。
最短撮影距離は38cm、最大撮影倍率は0.17倍である。
フィルター径は62mm。
手振れ補正は搭載されていない。

Pon1

それではいつものポンちゃんに登場願おう。
被写体までの距離は普段は2mなのに間違えて1mに設定。
ボディはE-30、ISOは200、WBは太陽光に固定した。

【テスト撮影】

25mm/F1.4
20110410b1

25mm/F2.0
20110410b2

25mm/F4.0
20110410b3

25mm/F8.0
20110410b4

開放から解像感、コントラストと問題なく使えるレベルである。
E-システムを持ち出すときは、必ずバッグに忍ばせていたレンズだ。
ちょっと重かったけど。

【最短距離撮影】

25mm/F1.4
20110410c1

25mm/F2.8
20110410c3

25mm/F8.0
20110410c4

38cmまで寄れるため、フォーサーズとはいえかなりぼかすことができる。
なんと言っても開放から問題なく使えるレベルであることだ。
ポートレイトなどボカして撮影するときなどは、フォーサーズユーサーにとってありがたいレンズになるだろう。

【実写と感想】

写りはごく自然で解像感は高い。
ほのかにアンバー気味に写るようだが、殆ど気になる事はない。
このレンズは後述するが、開放で撮影することに意味がある。(と思っている)
そのためにND2位のフィルターをいつも自分は付けていた。

20110410d1_2
E-1+Leica D Summilux25mm/1.4

このレンズの最大の強みは38cmまで寄れると言うことである。
50mmレンズは軒並み最短撮影距離が45cmほどある。
この7cmは大きい。

20110410d2
E-30+Leica D Summilux25mm/1.4

接写時は少しでも被写体を大きく、少しでもレンズに寄せたいと思うことが多いので、このレンズには気がつかないうちに色々世話になっているのだ。

20110410d3
E-30+Leica D Summilux25mm/1.4

しかし、nikonやキヤノンの同じ焦点距離である50mm/F1.4は重量が280~290gしかない。
なのにこのレンズは倍近い500g以上あるのだ。
しかもフォーサーズでセンサーが小さいにもかかわらずだ。

20110410d4
E-30+Leica D Summilux25mm/1.4

このレンズの後玉を見ると、ほぼセンサーがすっぽり収まるほどの大きさがある。
フォーサーズはフルサイズやAPS-C機に比べると、センサーサイズに比べたフランジバックの比が大きい。
光学的なテレセントリックをうたっているためだ。

20110410d5
E-3+Leica D Summilux25mm/1.4

実際に写りは中央部から周囲に渡るまで極めて解像感がいいと思う。
以前のブログに載せたように、他のサイトでもそれは言われているようだ。
まさに開放で撮影することがこのレンズの真骨頂であろう。
だが、テレセンとこの解像度を手に入れるためにセンサー比率に対してレンズは肥大化し、これは一体!?と思うような重量とサイズになってしまった。

20110410d6
E-5+Leica D Summilux25mm/1.4

でもフォーサーズはこれでいいと思う。
小型軽量にするにはマイクロフォーサーズがある。
フォーサーズには光学性能とテレセンを極めていただきたい。
今更軽量なレンズを作ったところでマイクロに喰われるのがオチだ。

20110410d7
E-5+Leica D Summilux25mm/1.4

理想を掲げて立ち上がったフォーサーズ。
万人の受けは今イチであったが、一部のコア(?)なユーザーに受け入れられ熟成されていったE-システム。
私は「ぼけない」「解像度・高感度が悪い」と言われながらも理想に向けて実際にボディを作り上げ、専用のレンズを組み上げたパナソニックとオリンパスには頭が下がる思いだ。

20110410d8
E-5+Leica D Summilux25mm/1.4

たまにフォーサーズの松レンズやパナレンズを手にとってしげしげと眺めると、本当によく作り込まれていると感心する。
既に時の止まってしまっているフォーサーズ。
パナソニックもオリンパスも企業である以上、売れない商品を作り続ける必要はないだろう。

理想を実際に製品化し、ユーザーに問うたその行動力を私は称えたい。

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