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2011年5月

2011年5月31日 (火)

SIGMA 12-24mm/4.5-5.6EX DG ASPHERICAL HSM(スペック)

先日の17-50mm/2.8ズームつながりで今日もシグマのレンズを。
今回のはフルサイズ対応の12-24mm/4.5-5.6である。
直にこのレンズの後継II型が発売されるが、その前に記事を書いてしまおうという打算的な思惑もある。

20110531a

このレンズはNikonのD700で使用していた。
売りとしてこの画角でありながら驚異的な歪曲の少なさが上げられる。
私がこのレンズを選んだ理由がコレだ。歪曲(ディストーション)の少なさである。

20110531b

目を引くのはやはり巨大な球面状の前玉だ。
12mm(画角112°)の強烈なパースペクティブを誇り、遠近感を極端に表すことができる。

20110531c

レンズ構成は12群16枚。
SLD(特殊低分散)ガラスを4枚、非球面レンズを3枚使用してディストーションを極限まで補正しているという。
ここで使用されているグラスモールド非球面レンズというのは、オリンパスの名レンズZD ED7-14mm/4.0でも使われていた。このレンズも歪曲が非常に少なく愛用していたレンズだった。

20110531d

重量は610g、サイズは87x102.5mmとややでっぷり型。
最短撮影距離は28cm、最大撮影倍率は約0.14倍と寄れるが大きく写せない。
まあ超広角ズームなので当たり前なのだが。

20110531e

ズーミングやフォーカシングでもレンズ全長に変化はない。
広角ズームは概ねその傾向があるので安心できる。

20110531f

絞り羽根は6枚で、超音波モーターのHSMを搭載し無音で素早いAFが可能だ。
ただ激速という訳ではなく、スーコスーコと合焦する。
DCシリーズとは異なりフルタイムマニュアルフォーカスが可能である。

20110531g1 20110531g2 20110531g3

ユニークなのはフードキャップだ。
このフードはフルサイズ用とAPS-C用に分離できる。
先端に付いているキャップだけを外せば円筒形のAPS-Cフードに、キャップ全体を外せば鏡胴に固定されている花型フードが表れる。
ちょっと楽しいギミックである。

それでは次回はテスト撮影ということで....。

SIGMA 12-24mm/4.5-5.6EX DG ASPHERICAL HSM
スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年5月30日 (月)

SIGMA 17-50mm/F2.8EX DC OS HSM(実写と感想)

このズームレンズは購入したてなので、まだ実戦投入が殆どない。

20110530a

なので実写サンプルが少なく、ろくな写真がないのが残念であるが、一応旬なレンズなので出しておこうと思う。
場合によっては写真の差し替えるかも知れない。

20110530b
Canon EOS7D+SIGMA17-50mm/2.8EX DC OS HSM

購入時に純正1755と比べたときフォーカス速度に若干の難があるかなと思ったが、このズームを使っていても遅いと感じることはない。
もちろん、付け替えて比較してしまえば確かに遅く感じるが、通常使用で不満を感じることはない。

20110530c
Canon EOS7D+SIGMA17-50mm/2.8EX DC OS HSM

写りは金額を考えれば相当いい。
静かでそこそこに早い超音波モーターは、特殊な被写体を選ばなければ実用性は十分だ。
F2.8を生かしたシャッター速度やボケなど、大口径標準ズームの醍醐味を手軽に味わうことのできる高品位ズームである。

20110530d
Canon EOS7D+SIGMA17-50mm/2.8EX DC OS HSM

ファインダーを覗いていると確かにOSの効きを確認できる。
まあ標準ズームなので望遠ズームほどの手振れの恩恵を受けることは少ないかも知れない。
でも気持ち的な安心感を得られることは意外と重要なのだ。

20110530e
Canon EOS7D+SIGMA17-50mm/2.8EX DC OS HSM

気になるところは微妙に固いズームリングやAF時に回転するフォーカスリング。
欠点と言えなくはないが、ズームリングはこなれてくればスムースになるだろうし、回転するフォーカスリングは可動域が小さいため気になることはない。

20110530f
Canon EOS7D+SIGMA17-50mm/2.8EX DC OS HSM

あと、17-70mm/2.8-4.0DC MACROを持っている身としては、「もう少し寄れたら」「もう少しテレ端があれば」と感じてしまう。
まあ互いに無い物ねだりになることが多いので、この辺は割り切って使うに限る。
何より全域でシャッター速度が稼げるF2.8の大口径ズームというのがこのレンズのアドバンテージであろう。

20110530g
Canon EOS7D+SIGMA17-50mm/2.8EX DC OS HSM

室内では自在に画角を変えてボケを生かしながら子供を撮ったりネコを撮ったり、外に持ち出せば夕方でもシャッター速度が稼げてOSと相まって手振れを防ぐ撮影が可能な高性能ズーム。
キヤノンマウントでお安く手軽で明るいズームを探している人ならば、ズームリングの回転方向の同じシグマが良いと思うのですがいかがでしょう。

手放しましたが、以前使っていたタムロンのSPAF17-50mm/2.8も良かったですね。
こちらは手振れ補正のない安い前モデルでしたが、K-7で使っていたときの写りの良さは特筆ものでした。

レンズメーカーも侮れません。

SIGMA 17-50mm/2.8EX DC HSM
スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年5月29日 (日)

SIGMA 17-50mm/F2.8EX DC OS HSM(テスト撮影)

今日は17-50mm/2.8EX DC OSのテスト撮影を見てみる。

20110529a

被写体までの距離は2mに設定。
カメラはいつものEOS7D、ISOは100、WBはAUTOに固定した。

Pon5 被写体=ポンちゃん

ワイド端とテレ端、そして中間焦点域で各絞りで撮影する。
ワイド端ではトリミングして隅角部の色収差を見てみる。

【テスト撮影】

17mm(換算約28mm) 左よりF2.8/4.0/8.0
20110529b1 20110529b2 20110529b3

35mm(換算約56mm) 左よりF2.8/4.0/8.0
20110529c1 20110529c2 20110529c3

50mm(換算約80mm) 左よりF2.8/4.0/8.0
20110529d1 20110529d2 20110529d3

17mm域のワイド端では歪曲が-2.91%の樽型。50mm域のテレ端では0.708%の糸巻き型である。
実写ではあまり気になることはない。
ニコンの歪曲に慣れていると、この程度は屁でもない。
いずれの焦点距離でも開放から十分使える現代的なレンズである。

【隅角部拡大像】

17mm(換算約28mm) 左よりF2.8/4.0/8.0
20110529e1 20110529e2 20110529e3

色収差は開放で少しだが散見されている。
だが一段絞り込めば、ほぼ目立たなくさせることができる。
また角のごく一部を見れば開放でやや解像度が低いが、絞り込むことで解消している。
中間域やテレ端では開放から実用レベルである。

【最短撮影距離】

17mm(換算約28mm) 28cm 左よりF2.8/8.0
20110529f1 20110529f2

50mm(換算約80mm) 28cm 左よりF2.8/8.0
20110529g1 20110529g2

接写でもAF精度は十分実用レベルだ。
迷わないというわけではないが、ストレスを感じることは殆どない。
またボケは思ったよりも美しい。EXとして気合いを入れているだけはある。
ただテレ端で絞り込むと円形ボケが七角形になるのが分かる。
この写真ではアスフェリカルレンズに見られる同心円状の光源ボケは見られていない。

と、このように値段の割に非常に使いやすいレンズである。

20110529h3

お気に入りなのはズーミングしても目立たないことだ。
テレ端でも先端が重くなってバランスが悪くなるなどという事もない。
使い勝手は結構気に入りました。

次回は「実写と感想」です。

SIGMA 17-50mm/F2.8EX DC OS HSM
スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年5月28日 (土)

理想の弁当箱

先日話した弁当箱の続きである。
実は弁当箱を新調した。

パッキンを取り外しての弁当箱の洗浄は非常に面倒なモノだ。
おかず入れ2つ分のパッキンと、ご飯のお櫃用パッキンの計3つ。

これらを職場のシンクで洗うのだが、きれいに洗った後にバラして置く場所などの問題もあるため、非常に手間暇のかかる作業だった。

20110527b 20110527c

取りあえず作業をはかどらせるために、アスクルから水切りカゴとステンレス製のザルを購入した。
これにより作業効率が一気に改善する。
ステンレス製ザルに入っているバラした弁当箱達を、洗いながら次々に水切りへと運んでいく。
なるほど、主婦らが愛用するモノはよく考えられているのだと感心した。

ところが、しばらくして愛用弁当箱が使えなくなってしまったのだ。
パッキンの劣化を防ぐために、使用時以外に外すようにしていたシリコン製パッキンを紛失してしまった。
おかずの一部が漏れ出して専用ポーチが大惨事になることが頻出したのである。

やむを得ず、新弁当箱を急いで選択する必要があった。
店頭で探していると、非常に気になる商品を見つけることができた。
THERMOSの保温弁当箱である。

20110527i

驚いたことに、おかず入れもお櫃もパッキンが存在しない。
おかず入れはシリコンラバー製の蓋のみで液漏れを防いでいる。
お櫃は樹脂製のロック式で密閉性を高めてある。

20110527g

これはよろしいと0.8合容器を購入した。
本当は1合容器でも良かったのだが、最近の体重増加を気にして少なめの容器を選んだのだ。

本領を発揮したのは職場での洗浄である。
洗う時間がわずか半分以下になったのだ。

サーモス、最高!

思わず声が出そうになるほどだ。
購入してから一週間ほど経つが、使い勝手はどの弁当箱よりも優れている。
おかず入れの隅も丸みを帯びているし、箸入れだって使いやすいし洗いやすい。
いつもよりご飯が美味しく感じてしまうほどだ。

20110527f

ただし欠点もある。
それは弁当箱を入れる付属の専用ポーチだ。
これが非常に使いにくい。
早くご飯を食べたいのに、デッドスペースが少なくきっちり詰まっているのでなかなか取り出せない。
上下方向の左右に開くジッパーでなく、水平に取り付けて蓋状に開くジッパー方式にして欲しかった。

20110527d

なので弁当を入れるポーチは、以前の専用ポーチに入れて代用している。
これはこれで非常に使いやすいのだ。

弁当箱道は奥が深い。

2011年5月27日 (金)

SIGMA 17-50mm/F2.8EX DC OS HSM(スペック)

17-70mm/2.8-4.0DC MACROを買いに行ったとき、偶然に中古を見つけて衝動買いしてしまった曰わく付きの大口径標準ズームレンズ。
SIGMA 17-50mm/2.8EX DC HSMである。

20110528a

初めは大口径標準ズームは純正と決めていた。
しかし、一緒に見かけた17-55mm/2.8とこのレンズを比べたときにサイズが一回り以上も異なり、重量も80gほど軽く、7cm寄れるこのレンズに気持ちが揺らいで購入することになったのだ。

20110528f

このEXシリーズはシグマの高級志向レンズ群だ。
重量は565g、サイズは83.5x91.8mmと見た目にもまあまあコンパクト。
レンズ構成は13群17枚、蛍石と同クラスのLFDガラスが2枚採用されて色収差を排除し、ガラスモールド非球面レンズを2枚、ハイブリッド非球面レンズを1枚採用しディストーションの軽減に努めてある。

20110528c

フィルター径は77mm。
キヤノンEOSでは換算約28-80mmのF2.8通しズームとして使用できる。
明るいズームのためにボケを生かした撮影が可能である。
超音波モーターであるHSMを搭載し、キヤノンの17-55mm/2.8程ではないにしても素早いフォーカシングでストレス少なく撮影できる。
またスーパーマルチレイヤーコートがなされており、フレアやゴーストの発生を抑えている。

20110528d

最短撮影距離は28cm、最大撮影倍率は0.20倍。
純正は0.17倍のため、7cm寄れるだけでかなり違う。
テレ端にすると伸びた鏡胴に白いラインが表れ、接写時の被写体との距離が分かるようになっている。
また手振れ補正効果は4段分をうたっている。

20110528b3

インナーズームではないため、ズーミング時に鏡胴が伸びる。
にょっきり伸びるわけでなく2.5cm程ほんのり伸びる感じだ。
インナーフォーカスなのでフォーカシングの全長に変化は見られない。

20110528e

ここで17-70mm/2.8-4.0DC MACROとのテレ端伸長で比較してみる。
このように非常にコンパクトに、且つバランスよくまとめている。

20110528g

このレンズ、手に持って軽く揺すると中でカタカタ音がする。
おそらくは手振れ補正のOS装置だと思うが、あまり気分のいいものではないので今後のOSでは改良してもらいたいものだ。

では後日はテスト撮影を。

SIGMA 17-50mm/2.8EX DC HSM
スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年5月26日 (木)

SIGMA SD1 予約

考えに考えて購入することに決めた。

20110526a

SIGMA SD1だ。
APS-CサイズのFOVEONセンサーが搭載されたシグマのフラッグシップ一眼。
とにかく話題の機種であるが、値段故にネット上で騒動を起こしている。

当然、私もポケットマネーでポンと買えるレベルの話ではない。
そこでいくつかあるマウントを処分して軍資金に変えようというわけだ。

現在自分の所持しているマウントは以下の四つある。
キヤノンマウント(EFマウント)
ニコンマウント(Fマウント)
フォーサーズマウント
マイクロフォーサーズマウント

この中でどのマウントを処分するかなのだが、ようやく考えがまとまった。
ニコンのFマウントだ。

本来はフォーサーズマウントの予定だったのだが、時期尚早とみて実際に持ち出す頻度の少ないFマウントを手放すことに決めた。
私のニコンマウントはFX対応レンズでかためられている。
故にレンズ一つ一つが非常に重く、撮影に持ち出す頻度が極めて低かった。

所持マウントで唯一のフルサイズであるが、対応するレンズの購入費用もバカにならない。
使ってみたかったいくつかのニコンレンズを堪能できたから私としては納得している。
ニコン、ありがとう。

さてニコンに変わって新規に導入される予定のシグマSAマウントであるが、SD1本体のみだけではどうしようもならない。
レンズも必要である。
そこでとりあえず必要なレンズを考えてみた。

レンズは一応高品位なEXレンズでかためよう。
まずは広角ズーム、それから標準ズームと望遠ズーム、そしてハイスピード単焦点レンズの4点だ。
可能であれば、とりあえずマクロ系は単焦点で代用したい。
そこで考えたプランがこれである。

・広角ズーム 10-20mm/3.5EX DC HSM
・標準ズーム 17-50mm/2.8EX DC OS HSM
・望遠ズーム APO50-150mm/2.8EX DC OS HSM(発売予定)
・単焦点レンズ 28mm/1.8EX DG ASPHERICAL MACRO

20110526b_2

広角ズームは、評判のいい8-16mm/4.5-5.6にせずに10-20mmにした理由は、私は超広角が苦手だからだ。
パースが極端すぎると下手な構図がさらに非道くなってしまう。
ニコンのD700で使っていたシグマの12-24mm/4.5-5.6で本当に懲りた。
山にも持っていきたいので換算30mmほどあれば人物も撮影しやすい。
....や、やま....!? (;゜;ω;゜;)

20110526c_3

標準ズームの17-50mm/2.8はキヤノンのEOS7Dでも使っているので安心できる。
同心円ボケが出るが、非常にいいレンズだと思っている。

20110526d

望遠ズームはまだ発売になっていないが、予定という形で書いておく。
フルサイズの70-200mm並に大きいが、現在F2.8通しのSAマウントDC望遠レンズはコレしかない。
写りは未知数だが、SD1を意識して作られていると思われるので期待をしている。

20110526e1

古いレンズだが、SD1で使用すれば換算40mm強の1/3マクロになる。
大好きな40mm画角なので思い入れも強くなると思う。
楽しみなレンズの一つである。
HSMが搭載されていないのがやや不満だ。

と、このようにレンズ3本(1本は発売前)を付けてSD1と一緒に注文してきた。
今後自分の所持レンズもかなり整理されるであろう。

しかし、ニコンを手放してシグマ....。
後でがっくり項垂れている自分の姿が見えるようなのは気のせい?
まあ、メインマウントのキヤノンが残っているので被害は最小限に抑えられると思うのだが、そんな冒険をおかしてまでも使ってみたいSD1は非常に魅力的で、且つ危険な香りのするカメラなのだ。

2011年5月25日 (水)

SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM(実写と感想)

今日は17-70mm/2.8-4.0DC OS HSMの実写と感想を書いていこうと思う。

20110525f

このレンズはEOS7Dによくマッチする。
カメラのグリップを握る感覚とレンズのホールド感がとてもよく調和されているように感じる。

20110525
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM

このレンズにはシグマ高級志向の「EX」銘柄は付いていない。
単純なデジタル専用のDCレンズである。
そうでありながら映し出される画像はなかなかよろしい。

20110525b
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM

だが、フォーカシング時に回転してしまうフォーカスリングがちょっと頂けない。
ペンタックスのFAリミテッドレンズほどの「何だ?何だ?」という衝撃感はないが、「おっ?」くらいは感じてしまう。
まあフォーカスリングの可動範囲が小さいのでさほど気になることはない。
この可動レベルだとフルタイムマニュアルフォーカスがあっても困るだけかも知れないが。

20110525c
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM

ズームリングは購入したばかりのせいなのか、微妙な固さを感じてしまう。
撮影に問題があるレベルではないが、動画を撮る時はズーミング時に不自然さが出るだろう。
EF-S17-55mm/2.8IS USMのズームリングの出来は完璧だった。
写りだけではない、見えないところにもこだわりを持つキヤノン製はやはり完成度が高い。

20110525d
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM

だが、だからといってこのレンズの作りがダメなわけではない。
質感は十分であるし、なんと言ってもサイズが魅力的だ。
そして、はき出される画像はLレンズ並というわけではないが十分実用的である。
旧製品の2.8-4.5DC MACROに比べて制動もフォーカス速度も改善している。

20110525e
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM

キヤノンマウントに付けられる数少ない「寄れる」「明るい」「(若干)コンパクト」な三拍子揃った標準ズーム。
その使い勝手はメーカによって考え作り込まれており、苛つくような事はない。
旅に一本だけ持っていっても不自由のしない、オールマイティーなレンズ。
プラスαのレンズを選ぶなら、広角ズームやハイスピードレンズ、望遠ズームと旅毎の組合せを楽しめる。

なかなかツボを押さえてある面白いレンズだと思う。



SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM
スペック
テスト撮影
 実写と感想

2011年5月24日 (火)

SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM(テスト撮影)

先日の17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSMの続き。

20110523f

それでは被写体はいつものイヌの置物ポンちゃん。
被写体までの距離を2mあけてテスト撮影をしてみる。
カメラボディはCanon EOS7D、ISOは100に固定、WBはうっかりAUTOのままだった。

Pon5

17mmのワイド端と70mmのテレ端、そして中間域の35mmで撮影を行った。
また17mm域では周辺の流れと色収差を見るため、隅角部の拡大画像を添付しておいた。
クリックで各画像は拡大される。

17mm(換算27mm) 左よりF2.8/F4.0/F8.0
20110523a1 20110523a2 20110523a3

17mm(換算27mm) 隅角部拡大 左よりF2.8/F4.0/F8.0
20110523a4 20110523a5 20110523a6

35mm(換算56mm) 左よりF3.5/F4.0/F8.0
20110523b1 20110523b2 20110523b3

70mm(換算112mm) 左よりF4.0/F8.0
Back3x2 20110523c1 20110523c2

17mm域では旧製品に比べて開放からコントラストの低下はさほど気にならない。
解像度もしっかりしており、周辺の流れも問題なさそうだ。
ただ、色収差はやはり出現する。
隅角部を見るとF2.8とやや改善されるもののF4.0で若干残る感じだ。
F8.0ではほぼ解消されている。

20110523a9

因みにこれはF5.6の写真であるが、色収差はギリギリ気にならないレベルだと思う。
つまり17mm域ではF5.6まで絞ればよいといったところか。

他の焦点距離では開放から十分使えそうだ。
ボケも僅かに荒さは残るが、廉価なズームレンズとしては十分すぎるほどの能力を有している。

次に最短撮影距離によるボケ具合をチェックしてみる。
このレンズはテレ端では0.37倍の撮影倍率を誇るので、被写体のポンちゃんが大きく写りすぎてしまうが為に、今回の検証ではワイド端のみでチェックする。

17mm(換算27mm) 22cm 左よりF2.8/F8.0
20110523d1 20110523d2

近接撮影でのボケは思っていたよりキレイだ。
まあ実売4万円前後のズームなので、高級ズームの土俵で比べたら可哀想である。
ぼかすことを目的とするならば、単焦点のハイスピードレンズや望遠を使えば良いであろう。

点光源もキレイで隅角部でも若干の口径食は出るものの、周辺まで十分な形を維持している。
アスフェリカルな同心円模様も目立たない....と思っていたら実写で出た。

20110523e

この辺はこのレンズの愛嬌といったところか。
(後で分かりましたが、この写真は17-50mm/2.8EX DC HSMのものでした。
17-70mm/2.8-4.0ではありません。)

さて、それでは次回は実写と感想です。



SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM
スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年5月23日 (月)

SIGMA SD1

今日は先日のレンズの話は置いて、別の話題を。

まずいカメラが20日に発表された。
シグマから発売されるAPS-C一眼であるSD1だ。

20110524a1_2

自分はFOVEON信者ではないが、ローパスの搭載されていないこのカメラは琴線に触れるまさに理想のカメラではある。
ライカのM8.2やM9でローパスレスな画像を見て、下手くそながら感動したものだった。
それがなんと一眼で味わえるのだ。泣ける話ではないか。

20110524a3

これは誰でも食指が動くカメラであろう。サブカメラに買ってみたいなんて人もいるかも知れない。
しかし、発売日が発表されて顔が引きつった。
問題はネットでも騒ぎになっているその値段だ。

70万円。

どうすればこのような金額になるのかは自分には分からない。
センサーの歩留まりの問題なのか?
まあ大人の事情があるにせよ、本来はミドルクラスの一眼レベルの金額で出す予定だったはずだ。

これは簡単にサブにという金額ではない。
シグマと心中するつもりでないと出せない金額だ。
20110524a2
だが、もしも購入するならば、今あるいくつかのマウントを整理しなくてはならないだろう。
それほどまでにこのカメラは魅力的だ。

SD15のレンズ焦点距離x1.7と違ってSD1はx1.5で済む。
しかし、その僅かに大きくなったセンサーに支払う代金はあまりにも大きい。
マウントもあまりにもマイナーすぎる。(笑)
購入してからの画像以外のメリットは、レンズ代金がお安いことくらいであろうか。

でも、私としては購入を前向きに検討してみたい。
ディスコンになってしまったが、以前使っていたFUJIのS-5Proと同じ匂いの気がする。

使っていて楽しそうな一眼だ。

さて、どうなりますかね....。

SD1 SPEC
撮像素子     X3ダイレクトイメージセンサー(CMOS)
撮像素子サイズ     23.5×15.7mm
有効画素数     約4,600万(4,800×3,200×3)    
画像処理エンジン     デュアルTRUE II
感度        ISO100-6400
ファインダー視野率     約98%
ファインダー倍率     約0.95倍
アイポイント     18mm
AF測距点     11点
測光分割数     77
シャッター速度     30-1/8,000秒
バルブ        30-1/4,000秒
液晶モニター     3型約46万ドット
記録メディア     CF
幅         145.5mm
高さ         113.5mm
奥行き         80.0mm
重量(電池除く)     700g

2011年5月22日 (日)

SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM(スペック)

先日にもちょっと述べたが、今回から所持レンズの「使ってみる」シリーズの中身を3つの記事に分けて書いていこうと思う。
まずは「スペック」、そして「テスト撮影」と「実写と感想」だ。

書く時はもちろんだが、自分でも読み直すと長く感じてしまう。
今後は簡潔に・スピーディーにを心がけていこう。

20110522a

さて、先日購入した17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSMであるが、なかなかいい買い物をしたと思っている。
このレンズは、OSの付いていない旧製品を友人から借りて試用させてもらっているときに購入を決めたレンズだ。

20110522e_2

当然、購入時はOS付きの現商品を選んだ。
手振れが付くことで80gほど重くはなったが、テレ端の明るさはF4.5からF4.0と心持ち明るくなり、結果的に手振れのリスクを下げてくれるならばこの80gの重量は受け入れようと思う。

20110522d

レンズ構成は13群17枚で、ELDガラスと非球面レンズを採用している。
またスーパーマルチレイヤーコートでフレアやゴーストの発生を押さえている。
レンズの重量は535g、サイズは79x88.9mm。
フィルター径は72mmである。

20110522b4

インナーフォーカスであるが、ズーミング時に鏡胴は段付きで伸びる。
最短撮影距離は22cmであり、70mm(換算112mm)域ではレンズ先端から4.7cmの状態で撮影できる。

20110522c

最大撮影倍率は0.37倍(1:2.7)で、旧モデルの0.43倍に比べると若干落ちているが、実用上の接写ではさほど気になることはない。
テレ端の接写時には鏡胴に拡大倍率が現れてわかりやすい。
フルタイムマニュアルフォーカスでないのが惜しまれる。

20110522g

また、超音波モーターのHSMを搭載し、静音で高速のフォーカスが可能であると記載されているが、実際にはやや耳に付くモーター音とキヤノンよりやや遅い駆動である。
それでも前モデルよりは全然速い。
ズームロックも搭載されており、ぶら下げて運ぶときには非常に便利である。

20110522f

キヤノンのEOS7Dの装着してもバランスは良く、使い勝手は上々だ。
フォーカス駆動時にピントリングが一緒に回ってしまうのが、現代レンズとしては骨董品扱いのギミックではないかと感じるが、それ以外は使用感はすこぶるよろしい。

次回はテスト撮影で画質チェックをしてみたい。



SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM 
スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年5月21日 (土)

多摩川

木曜日に久しぶりに多摩川に散歩に出かけた。
実に数ヶ月ぶりだ。
あの大震災が起こってから、すっかりカメラ片手の散歩もご無沙汰になってしまっていた。

20110521a
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSM

多摩川に寄る直前にカメラ屋さんで手に入れてきた17-70mm/2.8-4.0DC MACRO HSMを早速持参しておいたEOS7Dに取り付けて試してみる。
装着バランスもよく、使い勝手は上々のようだ。

20110521b
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSM

久方ぶりの多摩川は、すっかり春の装いも終わったらしく、新緑に満ちあふれ夏の本番に備えているかのようだ。
この日は風が強く、花などの被写体は揺れて揺れてシャッターチャンスがつかみにくい。こんな時こそ開放でシャッター速度を稼ぎたい。
やはり明るいレンズにしておいて良かった。

20110521c
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSM

この17-70mm/2.8-4.0は逆光にも強いようだ。
隅角部に太陽を入れてもコントラストの低下が起きにくく、ゴーストやフレアーも目立ちにくい。
寄れるし逆光にも強い。いいレンズじゃないですか。

20110521d
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSM

心配していたフォーカス精度も今のところ不満はない。
もう少し使い込んでみないと、何とも言えないが。

20110521e
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSM

紫陽花が咲きかけている。
色々あったが、もうそんな季節なのだ。
この日は非常に蒸し暑かった。これからのシーズンが思いやられそうだ。

レンズに関してはまた後日詳しく述べたいと思う。

2011年5月20日 (金)

キヤノン標準ズームの葛藤

今日、いつものカメラ屋さんに向かった。
キヤノンのEOS7Dで使う明るい標準ズームを手に入れるためだ。
シグマの17-70mm/4.0DC MACRO HSMを予約してある。

20110520c 17-70mm/4.0DC MACRO HSM

ここまでの道のりは長かった。
純正で行くかサードパーティーで行くかかなり悩んだ。
無難に攻めるならば純正であろう。
だが、70mmまでの望遠端を持つコンパクトで寄れるレンズ、且つ軽量であるということからこのレンズを選んだのだ。
上手い具合にズームリングもシグマにしては珍しく純正と同じ方向である。

20110520b_2 EF-S17-55mm/F2.8 IS USM

意気揚々とレンズのチェックをしていたところ、なんと運悪く純正のEF-S17-55mm/F2.8 IS USMが中古でいい値段で売られているのを見つけてしまった。
まあ、比較するのにちょうどいいであろうと自分を言い聞かせながら陳列棚から出してもらった。

20110520_2 17-50mm/F2.8DC HSM

さらに運の悪いことに、その隣には最後まで比較対象に悩んだシグマの17-50mm/F2.8DC HSMの中古がいい値段で陳列されている。
これも比較するためにと自分に言い聞かせて陳列棚から出してもらった。

3本を並べて眺めてみる。
やはりキヤノンの純正17-55mm/2.8IS USMが一番でかくて重い。
持参したEOS7Dにそれぞれのレンズを取り付けてファインダーで確認する。

20110520e1 20110520e2

あ、やっぱり純正いいかも。なんと言ってもフォーカスが圧倒的に速い。
写りはもちろんのこと、テレ端が55mmあると何かと便利そうだ。
しかしやっぱりデカイし重いし、寄れないというのは自分の使い方では致命的だ。
後ろ髪引かれつつ、EF-S17-55mm/F2.8 IS USMはやはり諦めた。

さて問題は残るシグマの17-50mm/F2.8DC HSMであるが、キヤノン純正に比べ80gも軽く、最短撮影距離が28cmと7cmも寄れるのでかなり悩む。
どうしても気になってしまうので室内用レンズとして割り切って、ポイントを使いこの中古を購入してしまった。
当然17-70mm/4.0DC MACRO HSMも一緒である。

20110520f 同じくらいのサイズ

そんなことなら純正1755一本買っておけと天の声が聞こえてくるようであるが、自分であれだけ悩んだのである。端から写りで負けていることは分かっているのだ。
だが、それは僅かだ。(問題はフォーカス精度だ)
あとで「やっぱり寄れる17-70mmにしておけば」と悩むくらいなら自分を信じて購入しよう。

20110520d
Canon EOS7D+17-70mm/2.8-4.0DC MACRO HSM

帰りに試写したが、いいレンズっぽい。
ちょっと期待している。

きっとEF-S15-85mm/3.5-5.6IS USMの使用頻度が落ちると思うので、売却も考慮して置こう。
だが、すぐではなくもう少し様子を見てからになると思うが。

2011年5月19日 (木)

ココログ容量

少しブログを短くしようと思う。

最近は仕事も忙しく、レンズについて書くと結構時間を割かれてしまう。
それに大した写真を使っていないのだが、複数枚使用するのでブログ容量が徐々に心許なくなってきた。

20110519
Nikon D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

ブログを始めて1年半程経過するが、既に2G容量の50%を超えてしまった。
少し写真の解像度を落としたり、長い記事は分割したりするなどの調整が必要になるだろう。

ココログも容量の変更がなければ、引越も考えねばならなくなるかも知れない。
まあ、それまでちぇり小屋ブログが続いていればの話であるが。

2011年5月18日 (水)

チェリー、逃走

先日、仕事から帰宅すると嫁さんから夕方チェリーが逃げ出したことを聞かされた。
既に夜の10時を回っている。

20110518a1
Nikon D700+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SLII

仕方がないので懐中電灯を持って家の周りを探してみたが何処にもいない。
「チェリー、チェリー!」とウロウロ探し回る姿は間抜けなせいか、帰宅中の通行人からジロジロ見られた。

やがて庭の茂みからチリチリと聞き覚えのある鈴の音が聞こえてくる。
茂みをかき分けて入るとすっかり野良化したチェリーを見つけた。
怒ると逃げてしまうので、優しく声をかけながら背中をむんずとつかまえた。

手足を泥だらけにしながら帰宅したチェリーは、そのまま大嫌いなお風呂に直行することになる。
泣き叫びながらシャワーを浴びたチェリーだが、今まで外で楽しんだのだ。このくらい我慢しろと全身をネコ石けんでガシガシと洗い続ける。

せっかくだからとであったチェリーとの湯船へのランデブーを決行してみた。
手足をピーンと伸ばしながら抵抗するチェリーであったが、以外と素直に首まで浸かることができた。

あれ?意外と大人しいな....と思った瞬間、暴れ出したチェリーの爪が私のこめかみに食い込んだ。
手の爪が皮膚から抜けずに余計に暴れ続けるチェリー。
無理に引っ張ると皮膚が裂けてしまうしどうしようかと思っていたところ、騒ぎを聞きつけた嫁さんが駆けつけて食い込んでいる爪を外してくれた。

20110518a2
Nikon D700+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SLII

血だらけになった風呂を後にして、自分で顔の処置をした。
ナートはしなくて大丈夫そうだ。念のために抗生物質を飲んでおく。
チェリーの爪を洗っておいた後で良かった。
もう湯船の夢は諦めたよ。チェリー、すまんな。

2011年5月17日 (火)

17-70mm/F2.8-4.5 DC MACROを(EOS7Dで)使ってみる

現在、Canon EOS7Dに取り付ける明るい標準ズームを探している。
このレンズは友人に無理を言ってお借りしたものだ。

20110517a1

シグマ製の17-70mm/2.8-4.5DC MACRO。
現行17-70mm/2.8-4.0DC OS HSMのOS付きではない一世代前のズームレンズである。
しかし現行レンズより最短撮影距離に優れ、ハーフマクロに近い隣接撮影能を誇る。

20110517a2_2

このズームレンズはインナーフォーカスであるが、インナーズームではない。
よってズーミング時に鏡胴が伸びる。
どのくらい伸びるかというと、下に参考写真を載せておく。

20110517a8

このズームはフルタイムマニュアルフォーカスが作動しない。
つまりAFで合焦後にフォーカスリングでの微妙な調整が不可能なのだ。
合焦一発、まあ潔いレンズと考えればなんとなく納得できなくもない。
だが、簡易であるがマクロが付いているのだ。フルタイムマニュアルフォーカスは是非とも付けていただきたかった機能である。

20110517a5

二段に伸びる鏡胴の基部には撮影倍率が印字してある。
最大撮影倍率は最大伸長である70mm(換算112mm域)の1:2.3倍、つまり約0.43倍となる。フィルター径は72mm。

20110517a6

最後になったが重量は455g、サイズは79x82.5mmである。
現在所持しているEF-S15-85mm/3.5-5.6IS USMは575gであるから、1段近く明るいレンズでありながら100g以上も軽くなるわけだ。
まあ、手振れ補正がないのでトータル的に相殺されてしまうが。

Pon1_2

それではいつものぽん太郎君によるテスト撮影である。
被写体までの距離は2mに設定。
ISOは100、WBは太陽光に固定した。

【テスト撮影】

17mm(換算約28mm域) 左よりF2.8/F5.6/F8.0
20110517b1 20110517b2 Back3x2

35mm(換算約56mm域) 左よりF4.0/F5.6/F8.0
20110517c1 20110517c2 20110517c3

70mm(換算約112mm域) 左よりF4.5/F5.6/F8.0
20110517d1 20110517d2 20110517d3

17mmのF8.0はデータの撮り忘れです。スミマセン。

開放では全領域で画像が甘くなる傾向がある。特に広角域で目立つ。
また広角では色収差が画面周囲に発生しやすいが、F5.6まで絞れば殆ど分からなくなる。
だが、それらは等倍で確認した話であり、通常使用ではあまり気になることはないであろう。

【最短距離撮影】

17mm(換算約28mm域) 20cm 左よりF2.8/F8.0
20110517f1 20110517f2

今回はワイド端のみとした。
テレ端(換算約112mm)では最大撮影倍率がハーフマクロに近くなるので割愛させてもらった。

マクロ印字されているだけあって、なかなか写りはよろしい。
ボケも結構キレイである。
まあ本格マクロには負けてしまうが、標準ズームにおまけマクロとして付いていると考えれば、相当お得なオマケであろう。

【実写と感想】

借りて使い始めの当初は、「あ、コレと同じもの買おう」と考えたくらい便利で写りの良いズームレンズである。
ニコンのAF24-85mm/2.8-4.0Dのようにマクロスイッチを入れる必要がなく、ごく普通の使い方でハーフマクロに近い使い方ができるからだ。

20110517e6
Canon EOS7D+17-70mm/2.8-4.5DC MACRO

ところが、すぐにそのテンションは落ちてしまう。
使っているうちに、近接撮影ではフォーカシングに迷うことが急に増えるのだ。
蚊の多い場所では、吸血されそうでちょっとレンズに苛ついた。
せめてフルタイムマニュアルフォーカスが働けば....。

20110517e7
Canon EOS7D+17-70mm/2.8-4.5DC MACRO

開放では若干コントラストの低下が分かるのと、ワイド端での周辺域の僅かなにじみ。
そして近接撮影でのフォーカスの甘さ。
この辺りの欠点を許容できるかが、このレンズを常用可能とするポイントであろう。
私としてはフォーカスの甘さがちょっと厳しいかな。
(友人に借りておいて非道いこと書きまくりである。でも怒らないでまたレンズ貸してください。)

20110517e4_2
Canon EOS7D+17-70mm/2.8-4.5DC MACRO

自分の使い方では、やはりF2.8通しズームはテレ端が厳しい。
換算80mmでは微妙に足りないのだ。
明るいズームで、できれば換算120mm程は欲しい。その方がぼけやすいし、何しろ撮影範囲が広がる。

20110517e8_2
Canon EOS7D+17-70mm/2.8-4.5DC MACRO

そうすると現時点での選択肢は....
今日使用したレンズの後継レンズ、17-70mm/2.8-4.0DC OS HSMとなるであろう。
超音波モーターを搭載し、テレ端をF4.0まで明るくした。
最短撮影距離は22cmと2cmほど後退したが、2cmでもワーキングディスタンスができたのは良しと考えてみようか。

20110517e3
Canon EOS7D+17-70mm/2.8-4.5DC MACRO

問題は近接撮影のフォーカスが改善されているかどうかだ。
どうしようかな、行っちゃおうかな....。

2011年5月16日 (月)

弁当箱

私の昼食はお弁当が殆どである。
家から弁当箱を職場に持ってくるのだ。

最近の弁当箱は良くできており、保温効果が非常に高くお昼になっても温かいお米を食べることができる。
大変ありがたいことである。
ところが、数年前に問題が起こった。

20110516a1
Olympus E-1+ZD35mm/3.5Macro

長男が学校から帰宅しても、だらしなく自分の弁当箱を出さないのだ。
そのため家の弁当箱が次々と使われていく。
1週間以上、時には1ヶ月以上放置され、その内部は酷いことになっている。

自宅にストックされている弁当箱が尽き、直に私の弁当箱が使用されるようになった。
当然、戻ってこない確率が高い。
しばらくして戻ってきた悲惨な状態のマイ弁当箱を目の当たりにして憤慨したのだ。

もちろん息子に洗わせるのだが、小学生なので洗い方は雑である。
叱りながら洗い方を指導し、十分でないところは私が洗い直した。
特にパッキン部とおかず入れの隅角部が問題になりやすいことが分かった。
直方体のような弁当箱だったため、隅は私の指で洗ってもデッドスペースができて汚れが落とせないのだ。

P4290246
Olympus E-1+ZD35mm/3.5Macro

今年中学生になった息子もようやく弁当箱を出さなくなることはなくなったようだ。
だが、この教訓から弁当箱は「角が丸みを帯びている」こと、そして「洗いやすいパッキンである」ことが私にとっての最優先課題となった。
保温は二の次である。

以来、自分専用となっている弁当箱を、今でも仕事が終わった後に職場で自ら洗っている。
もう毎日毎日何年も何年も....。
それほどまでに、あのとき見た光景は強烈だったのだ。

2011年5月15日 (日)

ZD 25mm/F2.8を使ってみる

2008年に発売になったフォーサーズ初の換算で50mm/F2.8になる軽量コンパクトなパンケーキレンズ。
発売当初は人気のあったレンズで、別売りフードとともに入手を待たされたレンズでもある。

20110515a1

重量はフォーサーズの本領発揮となる95g、サイズはこれまたコンパクトな64x23.5mm。
最短撮影距離はなんと20cm、最大撮影倍率は0.19倍。
フィルター径はマイナーな43mmである。

20110515a2

このレンズはキャップが特徴的である。
ペンタックスのDA15mm/4.0と同じように、ねじ込み式のキャップなのだ。
なので開くときに少し面倒くさいことと、閉めるときにレンズ表面を触れてしまいそうになることが欠点だ。
そんなに拘らなくても良いのにと思ったのだが、発売当時のオリンパスはフォーサーズに相当気合いが入っていたのか。

Pon1

それではポンちゃんでテスト撮影する。
被写体までの距離は2m。
ボディはE-5、ISOは200、WBは太陽光に設定した。

【テスト撮影】

25mm F2.8
20110515b1

25mm F4.0
20110515b2

25mm F8.0
20110515b3

思ったより写りがいいので驚いた。
開放から隅角部までしっかりと解像し、コントラストもよい。
コンパクトなのにやるな、という感じだ。

【最短距離撮影】

20cm 左からF2.8/F8.0
20110515b4 20110515b5

隅角部では点光源の口径食が見られるが、このサイズなのだ。十分頑張っている。
このレンズは20cmまで寄れるため、換算50mmのフォーサーズにもかかわらず、ここまでぼかすことが可能だ。

【実写と感想】

このレンズはポケットサイズのコンパクトでありながら20cmまで寄れると言うことが最大の特徴だと思う。
接写近くまで寄ることができれば十分にぼかすことが可能だ。

20110515c1
Olympus E-5+ZD25mm/2.8

F値はF2.8と明るいレンズではあるものの、フォーサーズというセンサーの小ささからポートレイト等で距離を取りつつ人物の背景を大きくぼかすことはちょいと苦手だ。
しかし、このレンズサイズは「プラスもう一本」を可能にする。いつも持ち出すズームセットにプラスこれを追加できるのだ。
または軽量一本で軽くスナップというスタイルもシブくていい。

20110515c2
Olympus E-5+ZD25mm/2.8

他レンズとの組合せが面白そうだ。
山に行ったときは広角ズームにコレ一本がいいかもしれない。
被写界深度を稼げるフォーサーズセンサーならば、手持ちの山の撮影には強いだろう。
一本で攻めるならE-620のような軽量ボディが合うだろう。

20110515c3
Olympus E-5+ZD25mm/2.8

いずれにしても性能に特化しているわけではないが、オールマイティにそつなくこなすレンズである。
標準ズームでZD14-42mm/3.5-5.6を持っている人には超おすすめだ。
F2.8による高速なシャッターが切れることと、20cm接写による便利さは標準ズームの使用頻度を大きく上回ること請け合いだ。
写りも良くて、小型軽量コンパクトなのが嬉しい。

20110515c4
Olympus E-5+ZD25mm/2.8

だが、今はフォーサーズを新規で買う人がどれほどいるのだろう。
E-5は優れているが実売価格がかなり高額だ。
E-620はお安いが、センサーが古く高感度が苦手である。

レンズ群はとってもいいのに....。
嗚呼、フォーサーズよ。おまえは何処へ行こうとしているのか。

2011年5月14日 (土)

Leica Elmarit M 24mm/F2.8 Asph.を使ってみる

このレンズはLeica M9を手に入れる前に購入した。
当初Elmarit21mmを考えていたが、21mmはCOSINAのC Biogonを持っていたため画角が被ること、それにElmarit M24mmはコントラストが高く出ると何かの雑誌に書いてあることを思いだして21mmでなく24mmを購入することを決めた。

20110514a

重量は290g、サイズは58x45mmとまあまあコンパクト。
最短撮影距離はRFらしく70cm、最大撮影倍率は0.04倍。
フィルター径は55mmである。

Pon2

それでは早速いつものイヌの置物でテスト撮影をしてみる。
被写体までの距離は1mに設定。
カメラボディはLeica M9、ISOは160、WBは太陽光に固定した。

【テスト撮影】

24mm F2.8
20110514b1

24mm F5.6
20110514b2

24mm F8.0
20110514b3

実は後になってから24mmで良かったと胸をなで下ろした。
24mmではM9で問題になっていたオッドカラーシフトが殆ど目立たないのだ。
他のサイトではElmarit M21mmにカラーシフトが多少見られていたので、少し心配していた。

ディストーションやビネッティングも目立たず、開放域での隅角部の色収差も非常に少ない。
これだけコンパクトなレンズでありながら解像度も非常に高いので、いい買い物したと結構喜んだ。
コントラストは思っていたほどでなかったが、十分なレベルだと思う。

【最短距離撮影】

70cm F2.8
20110514c

本当はF値を絞った写真を出して比較できると良かったのだが、この頃はあまり考えずにデータをとっていたので開放だけである。

本気で良いレンズだと思う。
ボケも自然で、開放から使えるレベルである。

【実写と感想】

20110514d2

このレンズを使うにあたって、厄介なのは外付けファインダーが必要になることだ。
ライカレンズを持ち歩くとき、このレンズの時だけファインダーを取り付ける。
結構めんどくさいのだ。
便利そうだと思ったライカビューファインダー21/24/28も大きいだけで邪魔に感じてしまった。

20110514d3 写真は凡庸だが
Leica M9+Elmarit M24mm/2.8ASPH.

そのため結局はボディーのファインダーを覗きながら、まぁこの辺でしょうと適当にシャッターを押すことが増えてしまった。

たまに一眼デジカメに広角をつけて撮影すると、ファインダー内の画像がそのまま液晶に映し出されるのでちょっと感動したりした。

20110514d4 オッドシフトが目立たない
Leica M9+Elmarit M24mm/2.8ASPH.

このレンズが一眼でも使えればと考えるのだが、やはりレンジファインダーを使わねばこのレンズの味わいは得られないというところが、ライカらしくていいのかも知れない。
高いレンズだけのことはある。

このレンズはライカのサイトを見ると既に存在しない。
ひょっとして知らぬうちにディスコンになってしまったのだろうか。

ズミルクス21mmなどの最新レンズは分からないが、何とか手に入れられるレベルの中ではオッドカラーシフトが目立たないギリギリの広角24mmレンズ。
人気のなさそうなレンズであったが、実力はかなりのものを持っていたと思っている。

私の売ったレンズが例のカメラ屋さんに今でも鎮座しているところを見ると、本当に人気がないのかも知れない。
これだけの光学性能がありながら人気がない....。
私の分からない何かがあるのだろうか?
ライカはホントに難しい。

2011年5月13日 (金)

G3登場

海外ではあるが、パナソニックの新マイクロフォーサーズ機G3が発表された。

20110513a1

一眼型のデザインにまとめ、非常にコンパクトにかためてきた。
カラーはブラック、ホワイト、レッドと三色そろえてあるようだ。(ブラウンもあるそうだ)
自分的には赤が気になるかな?

20110513b1 20110513b2 20110513b3

デザインはG2に比べてより小さく丸みを帯びたような形である。
GF2にEVFを内蔵させてぽっちゃりした感じだ。
グリップはG2程にハッキリしておらず、ホールド感にやや難がありそうだ。

20110513c120110513c2

背面部はGH2に比べるとかなり簡略化されており、軍艦部左肩のモードダイヤルが省略された。
また背面ボタンも数が減っており、直感的に操作しやすいボタン配置がなされている。

EVFにはセンサーが見あたらない。
まさかアイセンサーを省略したのであろうか。それともEVF内に設置したのだろうか。
切換ボタンが見あたらないので、おそらく後者ではないかと信じたいのだが実際はどうなのだろう。
まさか再生ボタンが切換ボタンというわけでもあるまい。

20110513d

Gシリーズはパナソニック初のマイクロフォーサーズ機である。
斬新な機能をGシリーズで搭載し、それをGHシリーズやGFシリーズに還元してきた。
ところが今回のG3はどうしたことだろう。
G1のアイセンサー搭載EVFやG2のタッチパネルといったパナソニックならではの驚かされた新ギミックの搭載がG3には見られないようだ。

LiveMOSセンサーの高感度が革新的なのだろうか?それにしてはISOも6400までとG2と変わりない。
ダイナミックレンジがスゴイのだろうか?しかし新型センサーにそのような噂は聞かない。
何か隠されているのではないかと勘ぐってしまう。

G3はコンデジや初めて一眼型ミラーレスに入門してくる人をターゲットにして来ているのだろう。
そう考えると初期Gシリーズの黎明的役割は終わったわけで、このG3が本来あるべきGシリーズの姿ではないかと思う。

革新的な技術が搭載されているG3ならば買いもあり得るが、とりあえずGH2を持っている自分としては今回は様子見だ。
新規でミラーレス機を導入する人にはお勧めの機種であろう。

しかし気になるのはEVFだ。
わざわざG2より著しく劣るような仕様にはしないだろう。
Gクラスに許容できた何か簡略化させられるアイデアが搭載されていると信じたい。

G3仕様
Image Sensor 15.8 MP LIVE MOS
Engine Venus Engine VI FHD
ISO setting 160 - 6400
AF speed 0.1 sec (with 14-140mm lens)
Burst shoot: 4 fps (15.8M) / 20 fps (4M)
Movie recording: AVCHD 1920x1080/60i or 50i (Sensor Output 30fps or 25fps), AVCHD 1280x720/60p or 50p (Sensor Output 30fps or 25fps)
View finder: 100% Field of View, 1.44mil dots equiv. high resolution LVF
LCD Screen: 3.0”,  3:2,  460K dots Free Angle Touch LCD
Size: 115.2 x 83.6 x 46.7 mm
Weight: 336g
Built-in Flash: GN10
Interface: HDMI, DIGITAL AV OUT, REMOTE

2011年5月12日 (木)

マンガ

今日は一日雨であった。
なので昼休みに外に写真を撮りに行くこともできずに、ずっと職場に引きこもっていた。

仕事もさほど忙しくなく暇をもてあましたので、空いている時間に久しぶりにマンガを読んでみた。
私のお気に入りの伊藤理佐が書いたエッセイマンガ「ハチの子リサちゃん」だ。

20110512a

伊藤理佐を知ったのは私がまだ大学生の時である。
この頃「まんがくらぶ」という4コマ中心の月刊誌をよく読んでいて、それに当時連載されていた作品のファンになってしまったのだ。

20110512b

この20年以上前のマンガはいくつかの恋愛ギャグ短編が収められるもので、当時の絵のタッチは決して上手とは言えなかったが、独特のギャグとスピーディーな展開にすっかり虜に。
単行本も次々購入した。

私が社会に出てからマンガはご無沙汰になってしまったが、五年程前、偶然に伊藤理佐の新しいこの単行本を本屋で見つけた。

20110511b
D700+PC-E MicroNIKKOR45mm/2.8D

「ハチの子リサちゃん」は本人の生まれ育った長野県での子供時代エッセイをマンガに仕立てたものだ。
作者を懐かしく感じながら手にとって数ページ読んでみたところ、独特のギャグセンスはより洗練され、話の構築が非常に上手くなっており内容にどんどん引き込まれた。
コレは買いでしょうと、速攻で購入した。
絵は相変わらずの感じであるが、伊藤理佐らしく好感が持てる。

とにかく内容が秀逸である。
嫁さんや職場のスタッフにも人気がある。
私の子供時代に憧れた田舎での生活がこの1冊に詰まっている。

ただ実際に田舎に住めば色々な苦労もあるだろう。
40歳の半ばになった今、ギャグマンガの中で面白可笑しく田舎の魅力を伝えてくれるこの本は、少年時代にリアルで体験したかった私の欲求の美味しいところだけを満たしてくれるマンガなのだ。
ギャグマンガだからこそ、その魅力のみを美味しく頂くことができる。

なかなかいい「本」ですよ。
(ちょっとHな描写はありますが)

2011年5月11日 (水)

さぼりの代償

このところ実家の庭は、蚊だけでなくチャドクガも卵から孵っているようだ。
椿の新芽をよく見ると小さな毛虫の固まりがあちこちにくっついている。
見つけ次第、ハサミで葉を切り落としたり、チャッカマンで焼き落としている。

20110511a
D700+PC-E MicroNIKKOR45mm/2.8D

今年の冬はチャドクガ卵塊の処分をさぼり気味だったのでマズイ。
しかも、やろうやろうと思っていた矢先に例の大震災だ。
結局、ウヤムヤになって今日に至る。

昨年はイラガの毛虫が大量発生した。
毛虫嫌いの私にとって、おそらく今年の夏は悲惨だ。

2011年5月10日 (火)

サーキュレーターの夏

今日は温かい一日だった。
いや、節電のため職場のエアコンがつけられない分、かなり汗をかいてしまったので私や職員は暑い一日だったかも知れない。

ちょっとした温室のようだった。
これからの時期、この職場の室温がどのくらいになるのか考えると恐ろしい。

20110510a
Canon EOS7D+SIGMA17-70mm/2.8-4.5DC Macro HSM

今日の新聞記事でエアコンをやめて扇風機にすると50%もの節電効果になるという。
しかしコレは家庭の事情の話で、職場にそのまま当てはめることはできない。
人もたくさんやってくるのだ。限られた空間でたくさんの人がいれば体温による室温上昇も激しいだろう。

そこで今年はエアコンは28℃に設定し、サーキュレーターを使ってみようかと思う。

20110510b

サーキュレーターとは空気を攪拌するのを目的とした送風機の事である。
扇風機に比べて強力な攪拌能を持つ。
静音性は扇風機に比べると落ちるが、短時間で室温を一定にしやすいので職場などに適した製品ではないかと思われる。

これでどの程度の効果があるかは実戦で確認していくしかあるまい。
今年の夏はどのくらい暑くなるかは全くの未知数だ。
試行錯誤の夏になりそうな予感がする。

ところで、友人からまたキヤノンマウントの標準レンズを借りてしまった。
今度はシグマの17-70mm/2.8-4.5 DC MACRO HSMである。
OS付き現行機種の一つ前の世代の製品であるが、寄れるレンズが欲しい....と言っていたら借りることができた。
また、機会を見てテスト撮影してみたい。

2011年5月 9日 (月)

AF-S NIKKOR 24-120mm/F4G ED VRを使ってみる

ズームマイクロレンズである70-180mm/4.5-5.6を手に入れた時に、一度は手放したもののもう一度購入し直したNikon製フルサイズ一眼D700。

その時に標準ズームも欲しいなあということで、発売になったばかりのこのズームレンズが店頭に置いてあったが為に購入してしまった。

20110509a1

AF-S NIKKOR 24-120mm/F4G ED VRである。
最近のNikonレンズはニッコール表記が大文字になっているのは意味があるのだろうか。
デジタル対応ということなのだろうか。

20110509a4

重量は710g、サイズは84x103.5mm。
なんだこのサイズはという位にでかい。
いつも入れているカメラバッグのインナーにはめ込むと(!入れるではない)、引っ張り出すときも強い抵抗がかかるほどに太くてでかい。
そのせいか、D700に装着してもスペック以上に重く感じてしまう。
以前持っていたAF-S NIKKOR24-70mm/2.4G EDの方がスリムな分、まだ軽いと錯覚してしまうほどだ。
最短撮影距離は45cm、最大撮影倍率は0.24倍。
フィルター径は77mmである。

20110509a6

インナーフォーカスでフォーカス時に鏡胴が伸びることはない。
だがズーミング時にテレ側にリングを回すとレンズ全長が伸びる。
段差の付いた鏡胴が繰り出されるが、デザイン的には上手くまとめている。

Pon2

それでは例のイヌの置物でテスト撮影を。
被写体までの距離は2m。
ボディはD700、ISOは200、WBは太陽光に設定した。

【テスト撮影】

24mm 左よりF4.0/5.6/8.0
20110509b1 20110509b2 20110509b3

70mm 左からF4.0/5.6/8.0
20110509b4 20110509b5 20110509b6_2

120mm 左からF4.0/5.6/8.0
20110509b7 20110509b8 20110509b9

開放から解像度・コントラストともに十分に使える。
色収差はワイド端開放では周辺域に多少見られるが絞れば徐々に改善する。F8.0まで絞っても隅角にはまだ若干残っている。
ディストーションは結構派手目で、ワイド端では-3.55%の樽状、テレ端では2.05%の糸巻き状となる。
フルサイズ対応5倍ズームで見るとディストーションは激し目かも知れない。

【最短距離撮影】

24mm 45cm 左からF4.0/8.0
20110509c1 20110509c2

120mm 45cm 左からF4.0/8.0
20110509c3 20110509c4

ボケはF4.0レンズにしてはキレイだ。
でもフルサイズだからF4.0でもよくぼけるのは当たり前ですね。
点光源もキレイな円形にまとまっている。また光源内部もアスフェリカルな同心円模様が殆どないので、ニッコールレンズの精度の優秀さがよく分かるレンズだ。

【実写と感想】

とにかく太いのが納得いかない。
しかし、標準ズームで開放から使えて手振れ補正まで搭載されている所持レンズはコレしかないので手放せずにいる。

20110509d1
Nikon D700+AF-S NIKKOR24-120mm/4.0G ED VR

大好きな24-85mm/2.8-4.0Dを使うという手もあるが、こちらはワイド端の陣笠状歪曲が酷く、開放からの使用はコントラストと解像の低下もあるので微妙に使用を躊躇している。
それに今回の検証で24-120mm/4.0Gの優秀さがハッキリしてしまった。
24-120mm/4.0Gが便利で高性能なズームであることに異論はない。
だが、もう少し歪曲を調整してくれればと思う。

20110509d2
Nikon D700+AF-S NIKKOR24-120mm/4.0G ED VR

24-70mm/2.8Gもそうであるが、最近のNIKKORレンズはソフト的な歪曲補正を前提としたレンズ作りをしているようだ。
素直な歪曲であれば補正もしやすく、ある程度の歪曲を光学的に残せるのであれば補正を正すレンズ調整も最低限で済むため、より光学的な性能アップが見込めるからであろうか。
まあ詳しいことは私には分からない。

20110509d3
Nikon D700+AF-S NIKKOR24-120mm/4.0G ED VR

もしもそうである場合、NIKKORレンズの能力を最大限に引き出すためには純正ソフトウェアが必要になる。
ただ私のように複数マウントを使用しているときには、現像ソフトは純正ソフトでなく他社から販売されているRAW現像専用ソフトを使った方が、操作法が統一されるために便利なことは確かなのだ。

20110509d5
Nikon D700+AF-S NIKKOR24-120mm/4.0G ED VR

NIKKORレンズを満足して使うには、浮気などせずニコンにドップリ浸かりなさいということなのでしょうか。
まあ時期が来たらそれも考えましょう。
それに専用ソフトを使わずともNIKKORレンズは充分満足のいくレベルに達している魅力高いレンズ群だ。

20110509d6
Nikon D700+AF-S NIKKOR24-120mm/4.0G ED VR

話が少し脱線したが、この24-120mm/4.0Gはいいレンズだと思う。
ナノクリがコーティングされ逆光にも強く、写りも十分。
しかし、繰り返すが太いのだ。いつものバッグに入れると他のレンズ達が入らないのだ。
でも太さが気にならない人には非常にお勧めのズームレンズですね。

20110509d4_2
Nikon D700+AF-S NIKKOR24-120mm/4.0G ED VR

今後のNIKKORレンズは24-70mm/2.8Gのようにもうちょっとスリムに、そして可能であればAF-S24-85mm/2.8-4.0G ED VRなんかを出してくれると凄く嬉しいのですが。

2011年5月 8日 (日)

Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2を(E-5で)使ってみる

フォーサーズには優れたレンズが多い。
望遠域で有名処だとコンパクトなZD ED50-200mm/2.8-3.5SWDというのがある。
しかしコンパクトとはいえ1kg近い重量にテレ端ズーミング時に伸びる鏡胴、若干クセのあるボケなど自分的なこだわりに対していくつかの不満があるレンズなのだ。

そこで、さらに軽量コンパクトな単焦点であるアポランター90mmにその代替がつとまるかどうか試してみようと思う。
メインマウントであるキヤノンの望遠域が充実しているために、フォーサーズは換算180mm域まででも大丈夫かなと考えてのことである。

20110508a1

APO-LANTHAR90mm/F3.5SL2(Ai-Sタイプ)。
重量320g、サイズは63x48.2mmと換算180mmレンズとして考えれば軽量コンパクト。
近接撮影に優れ、最短撮影距離は50cm、最大撮影倍率は0.28倍である。
フィルター径はコンパクトな52mm。
当然ながらAFは効かずにMFとなる。

20110508a6

レンズはニコンマウントなので、ボディのE-5に取り付けるためにはフォーサーズアダプターをかます必要がある。
以前マクロプラナーを付けるために使用していたニコン・フォーサーズマウントアダプターを探し出してくっつけた。

20110508a5_2

このレンズもZD ED50-200mm/2.8-3.5SWDと同様に鏡胴が伸びる。
ただし、単焦点なのでフォーカシング時に伸びるのだ。
無限遠時にはレンズ全長が最短になり、近接撮影時に最大となる。
ま、これだけコンパクトなのでこの程度の伸びならば仕方のないことであろう。

Pon4 ぽんちゃん

それではぽん太郎君にご登場願う。
被写体までの距離は2mに設定。
ボディはE-5、ISOは200、WBはAUTOであった。

【テスト撮影】

90mm(換算180mm) F3.5
20110508b1

90mm(換算180mm) F5.6
20110508b2

90mm(換算180mm) F8.0
20110508b3

90mm(換算180mm) F11(参考)
20110508b4

90mm(換算180mm) F22(参考)
20110508b5

換算すると180mmの望遠域になるので、開放からF22まで撮影して背景の変化を見てみた。
フォクトレンダーらしく開放ではコントラストが落ち、解像度も若干低いようだ。
しかし少し絞ればコントラストと解像度は改善してくる。
F22まで絞ると派手な色調になってちょっと焦る。

【最短距離撮影】

50cm F3.5F8.0
20110508c15 20110508c2_3

50cm F16/F22(参考)
20110508c3_2 20110508c4_2

近接撮影はキレイにぼけている。
素晴らしいボケというわけではないが、換算180mmという望遠域と近接50cmという条件が上手にボケを生み出している感じだ。
50cm域でも解像度は十分であろう。

【実写と感想】

このレンズとZD ED50-200mm/2.8-3.5SWDを比較する事が間違っていた。
開発コンセプトが根本的に異なっていたのだ。

20110508d1
Olympus E-5+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

アポラン90は接写やポートレイトなど、気軽にボケを楽しむために作られたレンズであろう。
風景撮影などで景色のあの部分を切り取って....、とZDレンズの感覚で考えて開放撮影するとコントラストの問題でイメージした写真が撮りにくいかも知れない。

20110508d2
Olympus E-5+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

もちろん三脚に据えて十分に絞り込めば、濃厚な色合いの風景撮影も可能である。
回折現象を気にせずにF22まで絞り込むと派手な写真が撮れて面白い。
しかしフォーサーズの利便性は開放から使えるZDレンズ群にあり、手軽に手持ち撮影ができることにあるだろう。

20110508d4
Olympus E-5+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

これはアポラン90が使えないレンズというわけではない。
ボケを生かせる被写体を選ぶことができれば素晴らしいレンズである。
ただ、SHGやHGクラスのレンズの解像感を等倍でじっくり鑑賞される方は、このレンズはお勧めでない。
なんと言っても実売3万円台のレンズなのだ。

20110508d3
Olympus E-5+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

ボケにくいフォーサーズでMFを楽しみながら気軽にボケを楽しみたい人にはうってつけのレンズだと思う。(要マウントアダプター)
高価なZD150mm/2.0など狙わずに、寄れて面白いほどにぼかすことができる。

20110508d5
Olympus E-5+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

自分としては、代替レンズとしてしばらく使ってみようと思う。
私は風景写真で切り取って云々という使い方はあまりしない。
どちらかというと望遠レンズはぼかすために使うことが多いからだ。
もう少しZD ED50-200mm/2.8SWDは手放さないで所持しておこう。
少し様子を見ていこうと考えている。

でもこのレンズ、ニコンで使ってみたくなってきた。
今度D700でもチェックしてみよう。

2011年5月 7日 (土)

初蚊

今日、今年初めてヤブ蚊に出会った。
アポラン90のテスト撮影中に一匹だけ飛んできたのだ。

20110507b
E-5+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

去年の夏もそうだったのだが、何でヤブ蚊共はデジタルカメラに群がるのだろう。
不思議と三脚に備えてあるカメラの周りを飛び回ることが多かった。
昨年までは傍に人がいるから偶然だろうと考えていたが、今日の蚊を見てそれは確信に変わった。
明らかにそのヤブ蚊はE-5の周りを執拗に飛んでいる。

熱を感知しているからだろうか?
色を認識しているのだろうか?

20110507c

いずれにしても、また鬱陶しい季節がやってくる。
年の半分ほどをヤブ蚊と戦い続けるのだ。

だが、やられっぱなしではない。
今年は秘密兵器を用意してあるのだ。

20110507d

防虫シャツである。
去年の夏山で散々な目にあったので、今回はそのリベンジを考えている。
特殊繊維により蚊や虫を寄せ付けないとあるが、どのくらいの効果があるのだろう。
もう少し蚊が増えてから、実家の庭で実戦のテストをしてみたい。

2011年5月 6日 (金)

出費

長男が部活で剣道を始めるという。
そこで連休中に剣道具一式購入することになったのだ。

自分も剣道は初めてである。
中学校で一式揃えてくれればいいのであるが、各自に任せられたため我々ド素人が選ぶ羽目になった。

20110506a
Nikon D700+Ai AF ZoomMicro Nikkor ED70-180mm/F4.5-5.6D

防具は面・小手・胴・垂と4つのパーツに別れている。
一番安いスターターキットを選ぼうとしたところ、息子が面は「斜め差し」を選ぶように言われたという。
それだけで数万高くなるのだ。
おいおい、本当か?

竹刀2本と胴着2着に袴も揃えた。
ちゃんと洗濯しろよ。自分も学生時代に弓道をやっていたから分かるが、こまめに洗わないと大変なことになるからな。

帰りに腕時計をまだ持っていなかった長男の為に時計売り場に寄った。
本人はデジタル表示が好きだと言っていたが、アナログの方がテストの時など視覚的に時間の配分を決めやすいだろうと言うことでアナログ表示を選ばせた。

20110506b

選んできたのはG-shockのGIEZというモデルである。
おいおい、このタイプはちょっと高過ぎやしないか?
まあ、20気圧防水と対ショックに優れているので、確かに動き回る学生にはいいかもしれない。
大事に使ってくれるのであるならばそれもありであろう。
最低でも学校に通う6年間はなくさないで欲しい。頼むぞ。

GWは何かと散財してしまった。
予想外の出費にちょっと焦っている。
先日の私のレンズは時期尚早だったなぁ。

2011年5月 5日 (木)

アポランターな新レンズ

今日、通販で注文しておいたレンズが届いた。
コシナのフォクトレンダー銘柄の中望遠レンズ、APO-LANTHAR90mm/3.5SL2。
ニコンマウントのAi-Sタイプを選んだ。

20110505a

このMFレンズはニコン機に付ける目的で購入したのではない。
フォーサーズ用として絞り環のあるニコンタイプを選んだのだ。

実はフォーサーズレンズを少し整理しようと考えている。
ZD ED50-200mm/2.8-3.5SWDを手放す予定だ。
その、望遠の代替レンズとしてこのレンズに白羽の矢が当たった。

換算180mmにしかならない単焦点のアポラン90では役不足という考え方もあるだろう。
しかし、私にとってはフォーサーズで望遠端に400mmも必要なく、200mmもあれば十分と考えている。
それにメインのキヤノンマウントには換算で広角16mmから望遠の420mmまでのレンズ、そして1.4xのテレコンも揃っているのでまず問題はないはずだ。
マウント毎に全ての焦点距離を揃えたらシャレにならない。

仮にフォーサーズで使用しなくなっても、ニコンのD700用の90mm簡易マクロレンズとしても使用できるというわけである。

なので早速E-5に取り付けようかと思ったのだが、生憎E-5は職場に置いてきてしまっていたので、手元にあるD700で撮影してみた。

20110505b3
Nikon D700+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

初めての撮影が、夜の室内灯の下なので写りは現時点では何とも言えない。
ただ、写る雰囲気的にはULTRON40mm/2.0SL2にちょっと近いかな?

20110505b1_2
Nikon D700+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5SL2

今後は昼光下でも色々写してみたい。
フォーサーズ使用ならば換算180mmレンズとしては重量320gと超軽くてコンパクト。
開放値がF3.5あるので、被写界深度の観点から近眼な私にとってもありがたい。
180mm望遠レンズでMFというハンディキャップはあるものの、ZD ED50-200mm/2.8-3.5SWDよりは圧倒的に軽量コンパクト。
馴染んでくれるかどうか、しばらく使っていこうと思う。

ダメならD700のお散歩レンズですね。

2011年5月 4日 (水)

Leica Elmarit M28mm/F2.8 Asph. を使ってみる

先日、Biogon28mm/2.8を書いたので、今日はLeicaのElmarit28mmを。

このレンズは私がM型ライカを手に入れてから、Summicron35mmと一緒に初めて新品で購入したM型ライカレンズだ。広角28mm単焦点でF値が2.8なのに何でこんなに高いのかとライカレンズの洗礼を初めて受けたレンズでもある。

20110504a

重量は180g、サイズは52x30mm。
コンパクトでポケットにも入ってしまっても気づかない程に小さく軽い。
フィルター径は39mmである。

フードは箱形で基部の両端に付いている金具を押し込むことで取り外しができる。
レンズキャップはフードにかぶせる四角型だ。
全てに於いて新鮮なレンズであった。
購入当時はボディがLeica M8.2だったので、換算約36mm/2.8レンズとして使っていた。

Pon2

それではイヌの置物でテスト撮影を。
被写体までの距離は1m。
ボディはM9、ISOは160、WBは太陽光である。

【テスト撮影】

28mm F2.8
20110504b1_2

28mm F4.0
20110504b2

28mm F8.0
20110504b3

写りは現代的で開放から使えるレベルである。
コントラスト、解像度ともに問題はない。
僅かに寒色系か?という感じに写る。
先日のCZ Biogon28mm/2.8と比べるならば、個人的にはこちらが好きだ。
ただ28mm/2.8にしては値段がね....。

【最短距離撮影】

F2.8 70cm
20110504c

こちらも距離計ギリギリの70cmまで寄れて撮影できる。
一眼に比べると70cmという信じられない最短距離と、パララックスというファインダー像に対してずれて撮影されるというレンジファインダーの宿命があるが、広角なのでさほど気にはならない。

【実写と感想】

とにかくコンパクトで機動性の高いレンズだ。
Elmaritレンズはピントの追い込みにさほど神経を使わなくて済むので使っていて安心できる。

20110504i
Leica M8.2+Leica Elmarit M28mm/2.8Asph.

Leica M8.2で36mm相当のレンズとして使っているときは、Summicron35mmに次いでよく使用していたレンズである。
写りも解像度が高く、逆光にも強い。
ただ強い点光源が入ると対照部位にゴーストが入り込むことがある。

20110504f
Leica M9+Leica Elmarit M28mm/2.8Asph.

最新世代のライカレンズは、3本しか持っていなかった。
その中でもこのElmarit28mmとSummicron35mmの完成度の高さは特筆ものであった。
もし、Summicron28mmやSummilux35mm、そしてSummilux50mmを手に入れていたらライカに対する考え方が変わっていたかも知れない。
ライカマウントを手放すことはなかったかも知れない。

20110504d
Leica M8.2+Leica Elmarit M28mm/2.8Asph.

今年出た新製品にFujiのX100というハイエンドコンデジがある。
レンジファインダー機能を組みながらEVFを融合させた面白いデジカメだ。
最短撮影距離は80cmであるが、マクロ機能を搭載し10cmまで接写が可能になっている。
全く同じというわけではないだろうが、M型ライカのこれからの方向性がここにあると思う。

20110504e
Leica M8.2+Leica Elmarit M28mm/2.8Asph.

ライカのレンズは高額だ。
しかし、高いだけあってそれに満足できる写りを我々に提供してくれる。
それが仮にプラセボ効果であってもだ。

20110504h
Leica M9+Leica Elmarit M28mm/2.8Asph.

持っているだけでも幸せになれるレンズ群。
もし、EVFが搭載された次世代のM型ライカが出てきたら、接写可能な新しいレンズ群も発売される可能性が高い。
その時にはふたたびライカを使ってみようかと思っている。

20110504g
Leica M8.2+Leica Elmarit M28mm/2.8Asph.

それは既にM型ライカではないという人もいるかも知れない。
しかし、複雑で緻密なファインダーを作成するより、ある程度の割合まで電子機器に置き換えた方が大量生産も効くであろう。
その方が新規ユーザーを獲得でき、結果的に製品も安くなってくれるのではないかと甘い期待をしているのであるが....。

2011年5月 3日 (火)

Carl Zeiss Biogon 28mm/F2.8を使ってみる

レンジファインダー機の最短撮影距離はカメラの特性上70cmであるが、このレンズは50cmまで寄ることができる。
つまり目測で撮影したり、ストラップに目印を付けて撮影したりするケースもあるが、如何せん28mmの広角レンズである。
接写の恩恵は少ない。

ところがマイクロフォーサーズにアダプターを付けて撮影すると、50cmまで寄れる換算58mm/2.8のレンズに早変わりする。
一粒で二度美味しい某菓子メーカーのキャッチフレーズのようなレンズである。

20110503a

製造メーカーはコシナで、カラーはブラック/シルバーと二種類ある。
自分はシルバーを選択した。

重量は220g、全長は37.7mmとMマウントレンズらしく非常にコンパクトである。
前述であるが、最短撮影距離は50cm。
フィルター径は46mmである。

Pon2

それではいつものようにポンちゃんでテスト撮影。
被写体までの距離は1mに固定。
カメラボディはM9、ISOは160、WBは太陽光に設定する。

【テスト撮影】

28mm F2.8
20110503b1

28mm F4.0
20110503b2

28mm F8.0
20110503b3

周辺はともかく中央部の解像度に驚かされる。
コントラストも十分すぎるほどで、ハッキリクッキリが大好きな人にはたまらないレンズであろう。
コシナレンズのいいところは、ピントを合わせた後に絞りリングを動かしてもピントがずれない事だ。
開放値F2.8なのでさほど気にはなりにくいが、当たり前のことがごく普通にできる。

【最短距離撮影】

F2.8 50cm
20110503c

とにかく寄れることは素晴らしい。
レンジファインダー機にEVFが導入されたら、ライカレンズに比べ比較的廉価なこのレンズは真っ先に再評価されるレンズであると思われる。
廉価といっても定価\95,000であるが....。

【実写と感想】

自分はLeica Elmarit M28mm Asph.を持っていたので、このレンズを頻繁にライカM9に取り付けて持ち出すことは少なかった。
Elmarit28mmも、このBiogon28mm/2.8に引けをとらぬほどの良くできたレンズだからだ。

20110503d
Leica M9+Carl Zeiss Biogon28mm/2.8

コシナとライカのどちらを持ち出すかとなると、何故かライカを持ち出してしまう。
そのためにこのレンズはマイクロで使う機会が多かった。
手振れ補正の付いているオリンパスのE-P2に組み合わせが最高であった。

20110503f

ボディとのバランスも良好で、EVFを付けてピントの絞り込みに役立てた。
そしてマイクロらしくレンズの解像度の高い中央部を使うこともできる。
ボケはF5.6相当になってしまうが、Biogon28mm/2.8の解像度の高い高コントラスト画像が撮影できるので結構気に入って使っていた。

20110503g
E-P2+Carl Zeiss Biogon28mm/2.8

このレンズは面白い。
Leica Rレンズに次いで、最も複数マウントで活躍したレンズでもある。
現代的な写りをするが、C-Biogon21mm/4.5の雰囲気をほんのり僅かに残してある気がした。
M9の時はElmarit28mmばかりでなく、このレンズでも色々なものをもっと撮影しておけばと残念に思うのだ。

2011年5月 2日 (月)

唐津の旅館

唐津はいい町だ。
静かで趣があってしばらくいても飽きない文化的な町である。
まあ過去二回しか来ておらず、しかもそれぞれ一泊しかしていないので通ぶることなどできないが。

20110502a
Canon EOS7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

今回はホテルでなく旅館に泊まった。
ネットの口コミやカード会社のコンシェルジュからもお勧めの宿だった。
ところが実際に宿泊したところ、対応は今まで宿泊した高級旅館の中では「えっ?」と少し驚かされたレベルである。
が、建屋は素晴らしく、大正ロマンを思わせるおもむきがある。

20110502b 本当に食事は美味しかった
Canon EOS7D+EF35mm/1.4L USM

食事は非常に美味しい。
米は佐賀コシヒカリを使っているという。
初めて聞いた名前だが、好みの味である。新米の時期になったら唐津で購入してみよう。

20110502c
Canon EOS7D+EF35mm/1.4L USM

きっと、この宿も本当はいい宿なのかも知れない。
対応してくれた人は、きっと虫の居所が悪かったのであろうか。
いや、私が期待しすぎて域値を上げてしまったのだろうか。
まあ、気にしないでまた別のいい宿を探してみよう。

20110502d 庭も広い
Canon EOS7D+EF-S15-85mm/3.5-5.6 IS USM

前回唐津に来たときに、そこに宿泊しなかったのに関わらず、親切にも無償で色々世話してくれた旅館がある。
今度はそちらに泊まってみようと考えている。

2011年5月 1日 (日)

ネコとお風呂

先ほど九州から帰ってきた。
玄関を開けると、やはりチェリーから熱烈歓迎を受けた。

出発直前にチェリーをお風呂に入れていったので、すっかりピカピカである。
風呂で洗っている間は、ネコの激しい叫び声が響き渡るため動物虐待をしていると思われるのでないかと毎回ヒヤヒヤする。

20110501a
Nikon D700+AF-S NIKKOR35mm/1.4G

ネコは何であんなにお風呂が嫌いなのだろう。
週に何回も入れたら風呂好きになるであろうか。
逆にストレスが溜まりすぎて体調を崩してしまうのだろうか。

シャワーだけでもあの騒ぎなので、湯船なんて夢のまた夢であろう。
ネコと一緒に首まで湯船に浸かるのが理想なのだが。

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