弁当箱
私の昼食はお弁当が殆どである。
家から弁当箱を職場に持ってくるのだ。
最近の弁当箱は良くできており、保温効果が非常に高くお昼になっても温かいお米を食べることができる。
大変ありがたいことである。
ところが、数年前に問題が起こった。
長男が学校から帰宅しても、だらしなく自分の弁当箱を出さないのだ。
そのため家の弁当箱が次々と使われていく。
1週間以上、時には1ヶ月以上放置され、その内部は酷いことになっている。
自宅にストックされている弁当箱が尽き、直に私の弁当箱が使用されるようになった。
当然、戻ってこない確率が高い。
しばらくして戻ってきた悲惨な状態のマイ弁当箱を目の当たりにして憤慨したのだ。
もちろん息子に洗わせるのだが、小学生なので洗い方は雑である。
叱りながら洗い方を指導し、十分でないところは私が洗い直した。
特にパッキン部とおかず入れの隅角部が問題になりやすいことが分かった。
直方体のような弁当箱だったため、隅は私の指で洗ってもデッドスペースができて汚れが落とせないのだ。
今年中学生になった息子もようやく弁当箱を出さなくなることはなくなったようだ。
だが、この教訓から弁当箱は「角が丸みを帯びている」こと、そして「洗いやすいパッキンである」ことが私にとっての最優先課題となった。
保温は二の次である。
以来、自分専用となっている弁当箱を、今でも仕事が終わった後に職場で自ら洗っている。
もう毎日毎日何年も何年も....。
それほどまでに、あのとき見た光景は強烈だったのだ。
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