SIGMA 17-50mm/F2.8EX DC OS HSM(テスト撮影)
今日は17-50mm/2.8EX DC OSのテスト撮影を見てみる。
被写体までの距離は2mに設定。
カメラはいつものEOS7D、ISOは100、WBはAUTOに固定した。
ワイド端とテレ端、そして中間焦点域で各絞りで撮影する。
ワイド端ではトリミングして隅角部の色収差を見てみる。
【テスト撮影】
17mm域のワイド端では歪曲が-2.91%の樽型。50mm域のテレ端では0.708%の糸巻き型である。
実写ではあまり気になることはない。
ニコンの歪曲に慣れていると、この程度は屁でもない。
いずれの焦点距離でも開放から十分使える現代的なレンズである。
【隅角部拡大像】
色収差は開放で少しだが散見されている。
だが一段絞り込めば、ほぼ目立たなくさせることができる。
また角のごく一部を見れば開放でやや解像度が低いが、絞り込むことで解消している。
中間域やテレ端では開放から実用レベルである。
【最短撮影距離】
17mm(換算約28mm) 28cm 左よりF2.8/8.0
50mm(換算約80mm) 28cm 左よりF2.8/8.0
接写でもAF精度は十分実用レベルだ。
迷わないというわけではないが、ストレスを感じることは殆どない。
またボケは思ったよりも美しい。EXとして気合いを入れているだけはある。
ただテレ端で絞り込むと円形ボケが七角形になるのが分かる。
この写真ではアスフェリカルレンズに見られる同心円状の光源ボケは見られていない。
と、このように値段の割に非常に使いやすいレンズである。
お気に入りなのはズーミングしても目立たないことだ。
テレ端でも先端が重くなってバランスが悪くなるなどという事もない。
使い勝手は結構気に入りました。
次回は「実写と感想」です。
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