SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM(実写と感想)
今日は17-70mm/2.8-4.0DC OS HSMの実写と感想を書いていこうと思う。
このレンズはEOS7Dによくマッチする。
カメラのグリップを握る感覚とレンズのホールド感がとてもよく調和されているように感じる。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
このレンズにはシグマ高級志向の「EX」銘柄は付いていない。
単純なデジタル専用のDCレンズである。
そうでありながら映し出される画像はなかなかよろしい。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
だが、フォーカシング時に回転してしまうフォーカスリングがちょっと頂けない。
ペンタックスのFAリミテッドレンズほどの「何だ?何だ?」という衝撃感はないが、「おっ?」くらいは感じてしまう。
まあフォーカスリングの可動範囲が小さいのでさほど気になることはない。
この可動レベルだとフルタイムマニュアルフォーカスがあっても困るだけかも知れないが。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
ズームリングは購入したばかりのせいなのか、微妙な固さを感じてしまう。
撮影に問題があるレベルではないが、動画を撮る時はズーミング時に不自然さが出るだろう。
EF-S17-55mm/2.8IS USMのズームリングの出来は完璧だった。
写りだけではない、見えないところにもこだわりを持つキヤノン製はやはり完成度が高い。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
だが、だからといってこのレンズの作りがダメなわけではない。
質感は十分であるし、なんと言ってもサイズが魅力的だ。
そして、はき出される画像はLレンズ並というわけではないが十分実用的である。
旧製品の2.8-4.5DC MACROに比べて制動もフォーカス速度も改善している。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
キヤノンマウントに付けられる数少ない「寄れる」「明るい」「(若干)コンパクト」な三拍子揃った標準ズーム。
その使い勝手はメーカによって考え作り込まれており、苛つくような事はない。
旅に一本だけ持っていっても不自由のしない、オールマイティーなレンズ。
プラスαのレンズを選ぶなら、広角ズームやハイスピードレンズ、望遠ズームと旅毎の組合せを楽しめる。
なかなかツボを押さえてある面白いレンズだと思う。
SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM
スペック
テスト撮影
実写と感想
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