SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM(スペック)
先日にもちょっと述べたが、今回から所持レンズの「使ってみる」シリーズの中身を3つの記事に分けて書いていこうと思う。
まずは「スペック」、そして「テスト撮影」と「実写と感想」だ。
書く時はもちろんだが、自分でも読み直すと長く感じてしまう。
今後は簡潔に・スピーディーにを心がけていこう。
さて、先日購入した17-70mm/2.8-4.0DC MACRO OS HSMであるが、なかなかいい買い物をしたと思っている。
このレンズは、OSの付いていない旧製品を友人から借りて試用させてもらっているときに購入を決めたレンズだ。
当然、購入時はOS付きの現商品を選んだ。
手振れが付くことで80gほど重くはなったが、テレ端の明るさはF4.5からF4.0と心持ち明るくなり、結果的に手振れのリスクを下げてくれるならばこの80gの重量は受け入れようと思う。
レンズ構成は13群17枚で、ELDガラスと非球面レンズを採用している。
またスーパーマルチレイヤーコートでフレアやゴーストの発生を押さえている。
レンズの重量は535g、サイズは79x88.9mm。
フィルター径は72mmである。
インナーフォーカスであるが、ズーミング時に鏡胴は段付きで伸びる。
最短撮影距離は22cmであり、70mm(換算112mm)域ではレンズ先端から4.7cmの状態で撮影できる。
最大撮影倍率は0.37倍(1:2.7)で、旧モデルの0.43倍に比べると若干落ちているが、実用上の接写ではさほど気になることはない。
テレ端の接写時には鏡胴に拡大倍率が現れてわかりやすい。
フルタイムマニュアルフォーカスでないのが惜しまれる。
また、超音波モーターのHSMを搭載し、静音で高速のフォーカスが可能であると記載されているが、実際にはやや耳に付くモーター音とキヤノンよりやや遅い駆動である。
それでも前モデルよりは全然速い。
ズームロックも搭載されており、ぶら下げて運ぶときには非常に便利である。
キヤノンのEOS7Dの装着してもバランスは良く、使い勝手は上々だ。
フォーカス駆動時にピントリングが一緒に回ってしまうのが、現代レンズとしては骨董品扱いのギミックではないかと感じるが、それ以外は使用感はすこぶるよろしい。
次回はテスト撮影で画質チェックをしてみたい。
SIGMA 17-70mm/F2.8-4.0 DC MACRO OS HSM
スペック
テスト撮影
実写と感想
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