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2011年6月 5日 (日)

チャドクガ大量発生(閲覧注意)

やはり恐れていたことが現実となってきた。
実家の椿やサザンカに毛虫皮膚炎を引き起こすチャドクガの幼虫が大量に出てきた。

20110603e
Nikon D700+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5 SLII

本当はこうなる前に、せめてサクラ開花前くらいまでに椿の葉の裏に付く卵塊を片っ端から処分しておけば、ここまでひどいことにはならなかったのだ。
震災は色々なところで様々な影響を出している。

20110603f
Nikon D700+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5 SLII

すでに毛虫は若齢期を終えて2cm程のサイズになっている。
葉についているときは密集体勢をとっているので見つけやすく簡単に処分できるのだが、問題は彼らの持っている毒針毛だ。
殺虫剤をまけば大量に葉から糸でぶら下がりながら落ちてくる。
当然、風下にいれば触れることになるので皮膚炎を生じてしまう。

20110603a

そのため私は剪定かチャッカマンで処分している。
焼却は油を多く含む椿の葉にはダメージが大きく、しばらくすると茶色く変色してしまう事が少なくない。椿の外観にやや難がでる。
しかし、毒針毛を同時に焼却できるために結構愛用している。
数日後に茶色くなった葉を剪定しておけばよいのだ。

20110603d
Nikon D700+Voightlander APO-LANTHAR90mm/3.5 SLII

問題は木の幹を移動する毛虫の集団だ。
奴らは枝葉から別の枝葉へと列を作って移動していく。
椿の幹や枝は彼らの保護色で見つけにくいが、目をこらすと集団で移動しているのを見つける事ができる。

20110603b

チャッカマンの届かないこんな時はやむを得ず殺虫剤だ。
ジェットタイプが狙いを付けやすくてよろしいし、何より幹中心に毛虫がいる為まわりに拡散する心配がない。
移動速度が速いので、殺虫剤を探しに行っている間に見失うことが少なくない。
ステルス性が高いチャドクガ幼虫の処分は、絶えず身近にアイテムを用意し、臨機応変に対処できる状態にしておくと良い。

20110603c_2

今年は夏の終わりまで奴らと戦い続けることになるのだろう。

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コメント

葉をすいて風通しを良くすれば、椿やサザンカに毛虫は付きませんよ。

込み入っていたり、葉が重なっていると、蛾が好んで卵を産み付けます。

枝の奥の幹に、すいた葉の間から日が当たるくらいが良いです。


是非お試し下さい。

また、剪定の本を買うと、どのように剪定すればよいかも分かります。

そうでしたか。剪定がいいのですね。
実家には20本弱の椿とサザンカがあるのですが、今はもう凄いことになって収拾がつかなくなってしまいました。
毛虫のシーズンが終わったら早速やってみようと思います。

それまでは本を購入して形の悪い椿で練習ですね。
コメントありがとうございます。
本当に助かりました。いや、本当に

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