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2011年6月19日 (日)

SIGMA SD1 な日々 4

私にとってのSD1の長所は、なんと言ってもその軽量さだ。
4600万画素相当を有するFOVEONセンサーを搭載したカメラが、小型軽量なAPS-Cレンズ群でシステムが組めてしまうというアドバンテージは大きい。

20110619a
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

高画素な35mm判デジタルフラッグシップ機とフルサイズ対応レンズ群、またはそれに準ずる中判デジタルとレンズ群らとSD1を比較すれば、その重量比・体積比は明らかだ。
SD1の利点は、システムをコンパクトにまとめられる事に他ならない。

しかし問題もある。
キヤノン・ニコンに比べればAF精度にやや難がある。
また写真データの書き込みが遅く、そのレスポンスには血圧が上がりそうだ。
そしてPC現像するためのSPP(SIGMA Photo Pro)がいつ落ちるのか、不安定さにおびえながら操作し続けなければならない。

そんなSD1なのに定価が70万円もする。
ふざけたカメラである。

20110619b
SIGMA SD1+28mm/1.8EX DG ASPH. MACRO

だが、これだけコンパクトに収まり、4600万画素相当をはき出せるカメラはこれしかない。
街中を歩いたとき、いつもの小さいサッチェルバックにはSD1に付けられた標準ズームと広角ズームを入れている。それでもまだまだバッグには余裕がある。
さっと取り出して簡単に撮影できるSD1は、まさに中判ライクな最強のAPS-C一眼でもある。

20110619c_2
SIGMA SD1+28mm/1.8EX DG ASPH. MACRO

まあ、いくつかの問題はあるが、軽量化という 他で代用することのできないこの意義に価値観を見いだせる人がいるならば、このカメラはおすすめですよ。
(でも、やっぱり高すぎますね。

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コメント

こんにちは。新装開店おめでとうございます。
いやー最近は雨ばかりで撮影の機会が少ないです。
とはいっても、雨にしたたる草花は良い被写体になりますね。
それにしてもSD1の写りはなんと言う艶かしさ!!生々しいですね(笑)。
同じレンズSIGMA17-50mmF2.8を使っていますが、カメラ本体はともかく撮影技術の差なのでしょうね。
これからもSD1の作品を楽しみに待っております。

こんばんは。

新しいブログにようこそ。
でも、引っ越しすると以前に比べてすっかり閑古鳥になってしまいますね。

SD1は自分的には非常に気に入っているカメラですが、私の技量以上のキャパシティを持っているようです。
私にはできすぎたカメラなのかも知れません。

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