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2011年6月23日 (木)

Voightlander ColorSkopar20mm/3.5SLII(テスト撮影)

夏至も終わったことなので、気持ちを切り換えてまたブログを書き続けていこう。
さて、今日はカラスコ20の続編である。

20110623d

マニュアルフォーカスの極めてコンパクトな超広角レンズである。
広角故にピント焦点が分かりにくいが、こんな時にフォーカスエイドは本当にありがたい。

Pon6

被写体はいつものイヌの置物であるぽん太郎君。
被写体までの距離は2mに設定。
ボディはNikon D700、ISOは200、WBはAUTOで撮影した。

【テスト撮影】

20mm F3.5 2m
20110623a1

20110623b1_2 拡大像

20mm F5.6 2m
20110623a2

20110623b2 拡大像

20mm F8.0 2m
20110623a3

20110623b3_2 拡大像

各絞り値の下段の写真は隅角部の拡大である。
開放値(F3.5)では光源周囲にコマ収差が、他に色収差も見られる。
絞り込むことでコマ収差は改善するが、やはり色収差はあまり改善していない。
ビネッティングは分かりにくいと思われるが、それなりに存在する。
ビネッティング大好きな私としては全然許容範囲だ。
こちらは絞れば当然改善する。

【最短距離撮影】

20mm F3.5 20cm
20110623c1

20mm F8.0 20cm
20110623c2

20cmまで寄れるので、そこそこぼかすことが可能だ。
若干うるさいボケだが、きれいにまとめていると思う。
色収差はやはり出ている。

と、このようにカラスコ20は超広角でありながら寄れる楽しいレンズである。
今回は欠点として色収差を上げたが、盛大に出現するわけではなく、画面周辺を拡大すると見つけることができるというレベルだ。
まあレンズ構成でアスフェリカルなものも1枚しか使っておらず、値段も値段なのでこの辺りは仕方のないところであろうか。
超高級単焦点ではないので、コスパを重視して割り切って使っていきたいレンズである。

Voightlander ColorSkopar20mm/3.5SLII

スペック
テスト撮影
実写と感想

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