E-P3とその他のレンズがやってきた
今日はいつものカメラ屋さんに行ってきた。
オリンパスのE-P3とM.ZD12mm/2.0、そしてパナソニックの25mm/1.4を購入するためだ。
という訳で現物がここにある。
今回の軍資金として、オリンパスのE-PL2を手放すことで手に入れたのだ。
ボディ及びレンズ2本、それにいくつかのアクセサリーも一緒に購入した。
さて、まずはE-P3であるがじっくり考えてシルバーを選択してみた。
前のE-PL2はレッドを選んだが理由は直感だ。最近は見た瞬間、キレイだなと思った色を購入している。
だから今回のE-P3はシルバーになった。
購入したのは新型の標準ズームのついたレンズキットだ。
この14-42mm/3.5-5.6が実に軽量・コンパクトである。
どのくらいコンパクトなのかというと、下に初代の14-42mm/3.5-5.6を並べてみた。
鏡胴が沈胴している状態と繰り出した状態の写真を出してみる。
これだけ見ても実にコンパクトにまとめてあること分かる。
シルバーの色調からもひょっとして金属製か?と思わせる質感であるが、持つと腕が上に上がりそうになるほどに軽い。
しかもレンズマウント部がプラスチックだ。
オマケにレンズリアキャップが貧相なプラスチックカバーで覆われている。
いくら軽量化に拘ると言っても、物事には程度というものがある。
プラスチックマウントは仕方ないにしても、指で簡単にゆがむリアカバーはやめてもらいたい。
本気で。
自分は既存のレンズリアキャップを取り付けた。
でもレンズの使用感は極めて完成度が高い。
初代の14-42mm/3.5-5.6と比べても、鏡胴出し入れのスムースさが全く違う。
金属マウントであれば、初代の14-42mm/3.5-5.6と比べたときに10人中10人が新型を選ぶと思われる。
私はプラスチックマウントが「さほど」気にならないので敢えて新型を選ぶが、心の片隅になんか引っかかってる感じが残ってしまう。
惜しい、本当に惜しすぎる。
次に12mm/2.0であるが、こちらはシルバーであるがきちんとした金属鏡胴だ。
コンパクトで軽量であるにもかかわらず、質感は非常によい感じだ。
このレンズにはトキナーレンズのようにワンタッチフォーカススクラッチ機構のようなものが取り付けられている。
これがなかなか使いやすい。
フォーカスリングを手前にスライドさせることで、マニュアルフォーカスに切り換えることができる。
この機能をぜひLeica DG MacroElmarit45mm/2.8に搭載して欲しかった。
まあ、メーカーが違うので実現味は少ないかも知れないが。
ただ個体差かも知れないが、ほんの少し遊びがあるように感じる。
またこのレンズにはアクセサリーとしてレンズキャップとフードが別売りされている。
同時に一緒に取り付けることはできない。
まずキャップであるが、ボディーの色調に合わせてあるので非常に見栄えが良くなる。
キャップ内側のフェルト地に抵抗がかかって、しっかりと固定されている。
奥まで入れればキレイに一体化するが、おそらくフィルターをかますと厚みが増えた分、浮いてしまうだろう。
それにフィルター枠が太いとキャップの装着に難が出るかもしれないので、あくまでフィルターを装着しない人向けの一品かも知れない。
次にフードであるが、ライカのMレンズによく似た形状の四角いフードである。
金属製で固定にはリングを締めることで枠を固定する方式だ。
このフードを取り付けると、当然ながら前述のキャップは取り付けられない。またライカのように専用のラバーキャップもない。
そのためレンズ付属のキャップを使用するのであるが、枠を押して外すタイプなので圧迫する部分がフードの位置によっては非常に外しにくい。
こちらはフィルターをつけてかさ上げしてキャップをつまみやすくするか、Nikonのレンズキャップのようにつまんで外すタイプを用意するといいかもしれない。
取りあえず持ち運ぶ時は注意だ。金属製なので歪ませないようにしなくては。
最後にパナソニックから発売されたLeica DG Summilux25mm/1.4。
このレンズは首を長くして待っていた。
一時、Nokton25mm/0.95が出されたときに必要ないかと考えたこともあったが、やはりAF搭載は非常に大きい。
このレンズは最短撮影距離が換算50mmレンズであるにもかかわらず、わずか30cmであることが大きい。
しかも最新の光学技術が使われているのだ。
これはかなり美味しいレンズだ。
それにパナソニックレンズ初のナノサーフェスコーティングが搭載されている。
Nikonのナノクリコーティングのようなものなのか。
今後の使用が非常に楽しみである。
今回の写真はブツ撮り専用のE-PL2を使う予定だったのだが、売却してしまったのでDMC-GH2を使用してみた。
ところが、久しぶりに起動したので電池容量が一個分しか残っていなかったのだ。
バッテリーが切れる前にと慌てて撮影したのでブレるは余計なものが写りこむはでやや見苦しい写真ばかりになってしまった。
機会があったら見やすい写真に置き換えておこうと思う。
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