パナソニックの NEW ズーム
先日パナソニックから10月13日に発売する標準と望遠のニューズームが発表された。
LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.と
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4-5.6 ASPH. POWER O.I.S.だ。
今回のレンズはXシリーズという今までのGシリーズより上位レンズ群として展開するという。
まずは標準ズームから見てみよう。
重量はなんと95g、サイズは沈胴時で61.0x26.8mmと驚愕のパンケーキサイズ。
カメラボディの電源に連動して、わずか0.5秒でスタンバイ可能だという。
このレンズの特徴は電動ズームが搭載されていることだ。
レンズ構成は8群9枚で、非球面レンズ4枚、EDレンズ2枚とゴージャスなレンズを潤沢に使っている。
もちろん、ナノサーフェスコーティングが使用されている。
最短撮影距離は0.2m(14-20mm)と0.3m(21-42mm)である。
最大撮影倍率は0.17倍(35mm判換算:0.34倍)。
これはいきなり主力になり得る標準ズームだ。
なんといっても沈胴時のレンズサイズがパンケーキほどというのが信じられない。
いや、長生きはしてみるものだ。
次に望遠ズーム。
重量は210gで、新型標準ズームに比べて2倍強。サイズは61.6x90.0mmとなかなかコンパクトである。
こちらも電動ズームが搭載されているが、ズームリングも存在しており併用可能だという。
レンズ構成は10群14枚で、非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚となかなか贅沢に使われている。
こういう時、マイクロフォーサーズのようにレンズサイズが小さいと、特殊レンズが多数使われてもコストにひびきにくいのではないかと考えてしまうのは素人的だろうか。
もちろん、こちらにもナノサーフェスコーティングが使用されている。
最短撮影距離は全域90cm。
最大撮影倍率は0.2倍(35mm判換算:0.4倍)である。
このレンズに驚かされたのは、マルチ アクチュエータ フローティング インナーフォーカス方式により、小型・軽量化を実現しているということだ。
どういうことかというと、この方式の採用によりズーム操作時も全長不変、長さ約90.0mmの小型レンズなのだ。
このサイズでありながら、インナーフォーカスでインナーズーム。
マイクロ最強の望遠ズームが出てきた。
当然ながらこの2本のズームレンズはいつものカメラ屋さんに予約した。
さて、このところ急速にマイクロフォーサーズが熱くなってきた。
この凄まじいほどの魅力的な製品ラッシュに身を焦がされんばかりである。
乗るしかない、このビッグウェーブに!
あ、そういえば何気にパナがすごい発表をさらりとしたので大変に喜んでいる。
パナソニックが2本の大口径ズームレンズ(12-35mm と35-105mm)を参考出品、発売は2012年の予定
デジカメinfo
来年には大口径標準ズームが発売になるという。
開放F値はまだ未発表であるが、おそらくはF2.2かF2.5であろう。
ただ、ひょっとしたらF2.0を狙っているのではないかと、そんな予感がするのだ。
パナは本気でやりかねないから目が離せない。
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