唐津の夜
夕食後は一眼(EOS7D)を担いで海岸に出た。
外はすでにトワイライトタイムは終わっていた。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
こんな時はまだ暗いところでのAF性能のポテンシャルのわからないE-P3より、実績のあるEOS7Dの方が安心できる。
EOS7Dにはシグマの17-70mm/2.8-4.0を取り付けておいた。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
目の前の海岸は既に真っ暗だ。
一応、登山用のヘッドライトを持ってきたが、すぐに子供達に取られてしまった。
子供達が先に走り去った後、嫁さんと二人で足もとが真っ暗な砂浜を子供達が遊んでいる波打ち際まで注意深く進んでいく。
暗闇に目も慣れて来ると空が満点の星空であることに気づいた。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
これは素晴らしいと、久しぶりに天体写真を撮ろうと考えたが三脚を持ち合わせていない。
かといって直に砂浜にカメラを置くわけにも行かないので、カメラバッグを砂地に寝かしてからその上にカメラを置いて空に向けて固定した。
当然ながらこんな撮り方で、まともな写真が撮れるわけがない。
激しいブレの中でなんとか見られる写真が撮れたのでアップしておく。
北極星と北斗七星が入るように撮影したのだが、やはり三脚がないとダメですね。
思い切り外している。
左に北斗七星の一部、中央下にこぐま座の一部が見え、北極星は画面の下だ。
メインがりゅう座になってしまった。右上にベガもみえる。
伴星アルコル
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
現像ソフトで拡大するとブレが激しいが、北斗七星の死兆星も見えた。ミザールと伴星アルコルである。
子供達に夏の大三角形と天の川を説明したところ、あまりにもの薄い天の川に子供達は意外なように感じている。
でもこれが銀河系なのだ。空に横切る巨大な銀河系に自分の子供時代に感じた興奮がよみがえってきた。
明るく見えるがマジで暗い
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
その後は傍にある唐津城に足を向け散策した。
既に人の気配は全くなく、暗い階段を注意深く登っていく。
ヘッドライトがあって本当に助かった。
右下の入り口に人影が
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
途中に唐津城をストロボで写したところなんとオーブが大量に....と言いたいところだが、ヘッドライトをつけて登るときに大量のチリが舞っているのが見えていたので別に驚くことはない。
それより、後でこの写真を現像したときに暗いお城の中に人が写っていた方が驚いた。
あんな真っ暗な中に人がいたんだ....。
恐ろしい。私にはライトなしには入れない。
Canon EOS7D+SIGMA 17-70mm/2.8-4.0DC OS HSM
とまあ、ひとけのないところだと思ってびくびくしていた唐津城であるが、子供達は平気で遊んでいる。大したものだ。
でもお城の中にいた人たちからすると、真っ暗な外で子供達の走り回る声を聞かせて不安がらせてしまったかもしない。
でもストロボたいているから気づきますよね?
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