M.ZD45mm/1.8(テスト撮影)
ようやくE-P3のRRS専用Lプレートを購入したものの、微妙な使い勝手に戸惑い気味である。
デザインやホールディングはいいんですよ。
ただ使い勝手がね、ちょっとイマイチかなと。
なんと言ってもプレートを付けたままでもバッテリーやカードを交換できるメリットは計り知れないが、その裏蓋を開ける事に僅かばかりの神経の集中を要する事が気になってしまう。
まあ、慣れの問題かもしれませんが。
今回は先日のスペックで紹介したオリンパス製のM.ZD45mm/1.8である。
評判のいいこの45mm(換算90mm)はどのような性能を持っているのか。
さて、クランプに取り付ける事のできる専用プレートも無事装着できたので、テスト撮影もはかどるというものである。
被写体はいつものぽんちゃんにお願いする。
被写体までの距離は2m、ボディはE-P3を使用。
ISOはに固定、WBはAUTOに設定した。
開放(F1.8)から各絞り値で撮影する。
【テスト撮影】
思った通り開放からかなり使えるレンズである。
解像感も十分であるしビネッティングも気にならない。
絞り込んでも画質に著名な変化は現れない。
これはいいレンズだ。
ただ、かなり独特の色を出すレンズだ。
まあ撮影時がただの夕方という事もあるかも知れない。
様々なシチュエーションでハッキリとした色を出すので使いやすいのではないだろうか。
近い雰囲気を出すレンズはコシナのAPO-Lanthar90mm/3.5SL2ような気がする。
こちらは当然ながら開放だと相当コントラストが落ちてしまうようだし、もう少しどぎついかも知れない。
【最短距離撮影】
このM.ZD45mm/1.8は最短撮影距離が50cmと、換算90mmにしては結構寄れるレンズだ。
つまりぼかしやすい。
さて、どのようにボケるのか開放と絞り込んだ状態で比較撮影してみた。
左が開放、右がF8.0である。
かなりボケはきれいに出る感じだ。
後をこれだけぼかせられればポートレイトレンズとしても十分であろう。
なるべく被写体との距離を詰めて、できる限り絞りを開けて撮影すれば手ぶれも抑えられて綺麗なボケ写真の完成である。
マイクロフォーサーズのセンサーとは思えぬボケを楽しんでいただきたい。
さて、次回はこのレンズの実写と感想である。
M.ZD45mm/1.8
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