M.ZD45mm/1.8(実写と感想)
換算90mmとなる中望遠系のこのレンズはどのような実力を持っているのか。
基本的にはポートレイトにどうぞといった触れ込みらしい。
私がこのレンズを持ち出すとなると、まず間違いなくオリンパスのM.ZD ED12mm/2.0とパナソニックのLeica DG Summilux25mm/1.4Asph.を一緒に持ち出す。
この3本が現在の私のマイクロフォーサーズレンズのルーチンになっている。
Panasonic DMC-GH2+Olympus M.ZD45mm/1.8
それなら標準ズーム1本で済むではないかと感じる人もいるだろう。
まさに先日のM.ZD14-42mm/3.5-5.6IIRならば、なんと113gで3本分が詰まっている。
Olympus E-P3+Olympus M.ZD45mm/1.8
これら別個のレンズの重量を合わせれば
130g+200g+116g=446g
標準ズームの4倍弱ほどに重くなるのだ。
まあ重いと言っても差は300gしかないのだが。
Panasonic DMC-GH2+Olympus M.ZD45mm/1.8
この300gの差の中に、2段分のシャッター速度の優位性があり、
マイクロなのにもかかわらずボケを生み出す事が可能で、
単焦点のために高品質な画像を写し出す事ができる。
Panasonic DMC-GH2+Olympus M.ZD45mm/1.8
この優位性が300gの重さの差を帳消しにしても、さらにおつりが来ると私は感じているのだ。
非常に美味しいレンズたちではないか。
特にM.ZD45mm/1.8は値段の割りに写りが良くて、さらによくぼかす事のできるコスパの良い商品だ。
12mm/2.0と25mm/1.4とトリプルセットで持てば、室内屋外と問わずにM4/3レンズの中でボケと一緒に高品位な画像を楽しめる。
Panasonic DMC-GH2+Olympus M.ZD45mm/1.8
ところで、肝心なこのレンズの実力を書くのを忘れていた。
このレンズは洒落にならないほど素晴らしい。
解像度、コントラストといい文句はない。
しかもマイクロでこれだけボカせられるのがたまらない。
こってり系の色のりのいい発色に間違いなく悩殺させられるはずだ。
これを購入すると他の2本も欲しくなりますよ。
M.ZD45mm/1.8
スペック
テスト撮影
実写と感想
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