レンズ交換型デジタルカメラの小型センサー代表格であるマイクロフォーサーズと、フルサイズより一回り大きい新ライカ版フォーマットであるライカSマウント。
現在、この2つの極端なマウント体制でデジカメライフを送っている。
さて、そんなデジカメライフで重要なモノがアクセサリーの充実だ。
普段の撮影の時にあったらいいのにと感じるものや、持ち運び時に便利なモノなど様々ある。
今回はこのライカS2のアクセサリについて書いてみたい。
アクセサリと言ってもいろいろある。
とりあえず私の必須なモノは予備バッテリーにレリーズ、ストロボと言ったところであろう。
ところが購入にあたって問題が生じた。
いつもの利用させていただいているカメラ屋さんでは、M型ライカに取り付け可能なストロボSF58はまだ仕入れは可能なようであるが、ライカS2専用アクセサリに関しては取り寄せが難しいという。
要は特殊なプロ用機器という事なので、普通の流通ルートでは回ってこないらしい。
となると、それらを取り扱う専門店やライカ直営店で購入する事になるのだ。
さて、購入したアクセサリー群である。
今回購入したモノは以下の5種類だ。
14429 Sシステムバッテリー(予備)
16012 Sシステムリモートレリーズケーブル
16015 Sシステムアイピースカバー
14488 ライカSF58ストロボ
14489 ライカSF58ディフューザー
まずはバッテリーであるが、これは非常に重要なのだ。
何があろうとも私は新規購入したデジカメには必ず予備バッテリーを手に入れる。
それは以前に痛い思いをしたからなのだが、旅行に行くときにバッテリ目盛りが1つ欠けているだけだったので、あと100枚くらいは撮れるかなと甘く考えていたら、いきなりバッテリー切れを起こして4枚しか撮れなかった苦い思い出がある。
オリンパスE-3、勉強させてもらいましたよ。
次にレリーズケーブルであるが、夜の撮影時やブツ撮りには必須なのだ。
前まで面倒くさがってタイマーを使用していた事があったが、そのままタイマーを元に戻すのを忘れて次の撮影時にシャッターを切ると、ものすごい勢いで撮影テンションが落ちる。
特にポートレイトは双方が白けるので注意が必要である。
子供の写真に2回目のシャッターチャンスはないのだ。
意外とプラスチッキーで安っぽい。
アイピースカバーはNikonD3を使っていたときに便利さを知った。
だが、ライカS2で購入した理由は露出の僅かな変化を防ぐ事が目的ではなく、単純にでかいファインダーグラスを守るためである。
いや、本当に大きいので傷を付けてしまう可能性がかなり高いと思うので、必須のアイテムではないだろうか。
面白いのがアイピースのギミックで、商品写真ではゴムキャップで蓋をするのかと思っていたらマグネットであった。
気持ちのいい付き方をするので、暫くこのカチリという感触で遊んでしまったほどだ。
標準装備でない事が悔やまれる。
室内撮影やポートレイト撮影に必須であろうストロボ。
ガイドナンバーは58の結構大型なストロボである。
ライカS2で純正のストロボはこのSF58しかない。
取り付け方法は昔ながらの回すやり方だ。最近はやりのワンタッチというわけではない。
ストロボを取り付けると大型なボディがより大きく感じる。
自分でも何を持っているのか疑問になるほどだ。
嫁さんに向けると何処かに隠れてしまう。
しかし、微妙なフィルインフラッシュなど人物撮影をするにはこれしかない。
ディフューザーである。
裏に顆粒状の突起が敷き詰められており、これらが光を拡散する役目を果たすようだ。
だが、この小さな白いプラスチック板が\3,000強するので困惑した。
ストロボにこのように取り付ける。
そのまま撮影するとやや青っぽく写るのは気のせいか?
私がそのまま使うにはWBの再設定を行っている。
とまあ、このようにライカSシステムも徐々に充実してきたわけで、そろそろSummarit S35mmかAPO Summarit S120mmあたりも考えてみたい。
しかし、レンズ1本の値段が洒落にならない。
自分にとってはコストパフォーマンスはあまり考えたくないシステムだ。
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