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2011年10月

2011年10月31日 (月)

早慶戦

体調がよろしくない状態でも行かねばならない早慶戦である。

20111031a_3
Panasonic DMC-GH2+Lumix G8mm/3.5Fisheye

いつぞやの佑ちゃんフィーバーのような激混みではなく、空席が目立つのは仕方のない事か。
天気が微妙なところがまた輪をかけて残念である。

20111031b1_2
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ45-175mm/4.0-5.6

午後から小雨もぱらつき、体調的には極めて微妙であったのだが、この異種独特な空間はそれを麻痺させる恐ろしい環境でもある。
試合後、家に帰ったら異様な疲れが噴き出して速攻で寝てしまった。

20111031b2_2
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ45-175mm/4.0-5.6

この日はGH2にXシリーズの望遠ズームと魚眼を持ち出したのであるが、バッテリーがあっという間に切れてしまった。
以前コメントで指摘されていたが、こんなに早く切れるとは思わなかった。

20111031d_2
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ45-175mm/4.0-5.6

まあ、一度散歩に持ち出して充電せずに、この日の早慶戦を10分ほど動画で撮ったせいも原因としてあるのかも知れない。
今度からGH2を持ち出すときはバッテリーは複数持ち出す必要がありそうだ。

20111031c_3 某漫画家デザインのWベア
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ45-175mm/4.0-5.6

ちなみに早慶戦は4-2で早稲田が勝った。
六大の秋季リーグ戦では、すでに双方とも優勝に絡むような重要な試合ではなかったわけだが、病み中の私にとっては序盤から安心してみられる有り難い試合であったのだ。

2011年10月30日 (日)

さらばジオラマコレクションな日々

とうとうこの日が来てしまった。
やはり根をやられてしまった以上、こうなる事は仕方のない事だろう。

20111030f_2

無残にも殆どが枯れてしまったようだ。
そのためこのシリーズも今回が最終回である。
ところで前回の終わりに少しだけ話したが、土に植えた芝があるのだ。

20111030a

実家の土を少し分けていただき、微生物を取り除くために煮沸と天日干しにした土壌で育てている。
ファームの密集した芝と違い、こちらは埋めるエリアを区画化し、それぞれに種3個までと計画的に育て上げた。
土には木片を焼却した灰を混ぜて土壌的にはこだわったつもりだ。

20111030b

結果は上々で風通しも良く、根腐れの心配もなく、茎もしっかりとした太さで青々と育っていった。もちろん毎日の日光浴も欠かさない。
ところが、この芝にもカビが発生したのだ。
原因はファームに使ったピンセットを共用したせいか、空気中の胞子が原因かは分からない。

20111030d

カビはカラーサンド全体に拡大して、徐々に茎も萎れていった。
カビのコントロールは太陽の紫外線だけでは駄目なのだ。
微生物や虫による食物連鎖のバランスが大事なのだろう。

20111030g

無菌的にまでやる気はないのため、芝の育成は今回が終わりとなる。
芝たちにはかわいそうな事をしてしまった。
今度やるときには、春に庭に花器を出した状態で、そのまま土を入れた状態でやってみよう。
カラーサンドも使わずにそのままで。
きっとその方がうまくいくと思う。

2011年10月29日 (土)

ライカS2とアクセサリ

レンズ交換型デジタルカメラの小型センサー代表格であるマイクロフォーサーズと、フルサイズより一回り大きい新ライカ版フォーマットであるライカSマウント。
現在、この2つの極端なマウント体制でデジカメライフを送っている。

さて、そんなデジカメライフで重要なモノがアクセサリーの充実だ。
普段の撮影の時にあったらいいのにと感じるものや、持ち運び時に便利なモノなど様々ある。
今回はこのライカS2のアクセサリについて書いてみたい。

20111029k

アクセサリと言ってもいろいろある。
とりあえず私の必須なモノは予備バッテリーにレリーズ、ストロボと言ったところであろう。
ところが購入にあたって問題が生じた。

いつもの利用させていただいているカメラ屋さんでは、M型ライカに取り付け可能なストロボSF58はまだ仕入れは可能なようであるが、ライカS2専用アクセサリに関しては取り寄せが難しいという。
要は特殊なプロ用機器という事なので、普通の流通ルートでは回ってこないらしい。

20111029a

となると、それらを取り扱う専門店やライカ直営店で購入する事になるのだ。

20111029b_3

さて、購入したアクセサリー群である。
今回購入したモノは以下の5種類だ。

14429 Sシステムバッテリー(予備)
16012 Sシステムリモートレリーズケーブル
16015 Sシステムアイピースカバー
14488 ライカSF58ストロボ
14489 ライカSF58ディフューザー

20111029h_2

まずはバッテリーであるが、これは非常に重要なのだ。
何があろうとも私は新規購入したデジカメには必ず予備バッテリーを手に入れる。
それは以前に痛い思いをしたからなのだが、旅行に行くときにバッテリ目盛りが1つ欠けているだけだったので、あと100枚くらいは撮れるかなと甘く考えていたら、いきなりバッテリー切れを起こして4枚しか撮れなかった苦い思い出がある。
オリンパスE-3、勉強させてもらいましたよ。

20111029j_2

次にレリーズケーブルであるが、夜の撮影時やブツ撮りには必須なのだ。
前まで面倒くさがってタイマーを使用していた事があったが、そのままタイマーを元に戻すのを忘れて次の撮影時にシャッターを切ると、ものすごい勢いで撮影テンションが落ちる。
特にポートレイトは双方が白けるので注意が必要である。
子供の写真に2回目のシャッターチャンスはないのだ。
意外とプラスチッキーで安っぽい。

20111029f_2

アイピースカバーはNikonD3を使っていたときに便利さを知った。
だが、ライカS2で購入した理由は露出の僅かな変化を防ぐ事が目的ではなく、単純にでかいファインダーグラスを守るためである。
いや、本当に大きいので傷を付けてしまう可能性がかなり高いと思うので、必須のアイテムではないだろうか。

20111029g1 20111029g2 20111029g3

面白いのがアイピースのギミックで、商品写真ではゴムキャップで蓋をするのかと思っていたらマグネットであった。
気持ちのいい付き方をするので、暫くこのカチリという感触で遊んでしまったほどだ。
標準装備でない事が悔やまれる。

20111029c_2

室内撮影やポートレイト撮影に必須であろうストロボ。
ガイドナンバーは58の結構大型なストロボである。
ライカS2で純正のストロボはこのSF58しかない。
取り付け方法は昔ながらの回すやり方だ。最近はやりのワンタッチというわけではない。

20111029e_2

ストロボを取り付けると大型なボディがより大きく感じる。
自分でも何を持っているのか疑問になるほどだ。
嫁さんに向けると何処かに隠れてしまう。
しかし、微妙なフィルインフラッシュなど人物撮影をするにはこれしかない。

20111029i_2

ディフューザーである。
裏に顆粒状の突起が敷き詰められており、これらが光を拡散する役目を果たすようだ。
だが、この小さな白いプラスチック板が\3,000強するので困惑した。

20111029d_2

ストロボにこのように取り付ける。
そのまま撮影するとやや青っぽく写るのは気のせいか?
私がそのまま使うにはWBの再設定を行っている。

とまあ、このようにライカSシステムも徐々に充実してきたわけで、そろそろSummarit S35mmかAPO Summarit S120mmあたりも考えてみたい。
しかし、レンズ1本の値段が洒落にならない。
自分にとってはコストパフォーマンスはあまり考えたくないシステムだ。

2011年10月28日 (金)

再びダウン

このところ、気温の差が激しいせいか体調を崩し気味である。
半ばに続いて再びダウンしてしまった。

20111028a
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ14-42mm/3.5-5.6

今日はパナソニック製Xシリーズレンズの試し撮りをしに多摩川の散歩に出かけたのだが、調子の不具合も相まってろくな写真が撮れていない。
まあ、元から下手ではあるのだが。

20111028b
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ45-175mm/4.0-5.6

なので、これら新シリーズレンズの実写と感想シリーズはもう少し写真が貯まってからアップしようと思う。
気になったのは良いと思っていた45-175mm望遠レンズの新型パワーO.I.S.だが、ちょっとクセがあるようだ。

20111028c
Panasonic DMC-GH2+Lumix GX PZ45-175mm/4.0-5.6

帰ってきてから寝込んでしまった。
ただ、パナ製手ぶれ補正の件は体調のせいかもしれないので、詳しいことはもう少し使い込んでから書こうと思う。
週末は早慶戦も控えているので今日はこの辺で。

2011年10月27日 (木)

ロエベのボンボン

少し前にスタッフの一人がロエベのバッグを持ってきた。
結構カワイイ色だったので、写真を撮らせていただいた。

20111027a

いや、なかなかいい色だ。
これからの季節に持ってこいであろうし、肌触りも非常によろしい。

20111027b 20111027c

バッグを撮影していたら、私も何か欲しくなってきてしまった。
ロエベは怖いな。

20111027h

というわけで、後日ちょっとしたアクセサリーでもと思って直営店を覗いたところ、革でできたボンボンのようなキーホルダーを見つけた。

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ナッパで出来ているのか、非常に柔らかい短冊状の革が房になっているキーホルダーだ。
いくつかのカラーがあったが、そのなかでガンメタ調の色に惹かれた。
お値段もまあまあ安かったので一つ購入する。

20111027d

これはカメラバッグに付けよう。
去年買って無理矢理カメラバッグにしてしまったアマソナサッチェルバッグがよろしかろう。
同じブランドなので無難と思われる。早速取り付けてみた。

20111027g_2

うーむ、なかなかいい感じ....かな?
このボンボンを取り付ける事によって、サッチェルバッグの機能が強化されるとか、使い勝手が上昇するとか、そのような事は一切ない。
ただアクセントになるだけなのだ。

20111027f

バッグをぶら下げながら、さわり心地のよいボンボンをたまにフニフニして感触を楽しむ。
それで終わりである。
しかしそのような遊び心も大事なのでないかと私は思うのだ。

2011年10月26日 (水)

E-P3 グリップ アラカルト

もう一週間ほど前の話になるが、E-P3の予約キャンペーンに応募していたオリンパスオリジナルグリップがようやく届いた。

20111026c

締め切りギリギリで応募したので、てっきり間に合わずに選考から落ちたのかと思っていた。
どうやら発送が全体的に遅れていたらしい。
ネットでもようやく届いたという声がチラホラ聞かれていたのだ。

20111026d

第3世代のオリンパスPENという御大層な箱で送られてきた。
今をときめく話題のメーカーであるが故にやや複雑な心境だ。
この3世代というのがオリジナルPENから数えてなのか、E-P1から数えてなのかは分からない。やっぱりE-P1ですかね?

20111026e

中に木目調が美しいグリップが入っていた。
実はこの後、スポンジから取り出すのにえらく苦労する羽目になる。
硬質スポンジの中にキチキチに収められていたため、傷が付かないように取り出すのが大変だったのだ。

20111026f

これがブツだ。
カーリーメープルというカエデ科の木材を鏡面仕上げで作り上げたらしい。
この柄何処かで見たなと思っていたら、我が家のヤマハシステムキッチンのドルチェと同じカーリーメープルだった。
オリンパスの方がややケバい色だ。

20111026l

ところで、今の私のE-P3にはホールディングをよくするために大型グリップが取り付けてある。
このグリップを購入するときに、遊び心でプレミアムグリップを購入した。
だが、大型グリップがあまりにも使いやすいために、このプレミアムグリップはすっかり放置プレイされていたのだ。

20111026a 20111026b

せっかくだからここでデビューさせてみましょうか。
購入したのはマーブル柄とカーボン柄だ。
似た色調でなく、全く正反対のモノを選んでみた。
キャップも一緒に揃えるために、フィルター枠が37mmのM.ZD45mm/1.8を装着してみた。

20111026k 20111026j
20111026i 20111026h

うーん、個人的にはどれも微妙ですかねえ。
無難な大型グリップが、使い勝手から考えて一番かも知れません。
ちょっと失敗したかな?

20111026g

でも、たまには気分を変えるために取り替えるのもいいかもしれませんね。

2011年10月25日 (火)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々 8

先日の続きである。
かなりの芝の茎根部分がカビに侵されてしまったファームであるが、果たして解決策はあるのか。

20111022d

まあ素人であるし、別に薬剤を購入してまで芝に入れ込むつもりでもないので、とりあえず身近なもので代用してみる。
実家に余っていたコイツだ。

20111025b

人間用の抗真菌剤である。
くれぐれも言っておくが私のモノではない。
使用期限も切れているため実験用としてベストであろう。
要は真菌の細胞膜を破壊する薬剤なのだが、気になるのは植物の特に根の部分の細胞膜は真菌の構築に似ているような気がするのだ。
ちょっと危ないかな?

20111025c

まあ、とにかくやってみましょう。
内容液10mlを液量計に取る。
当然このままファームに振りかけるわけにはいかないため、多少薄めておく必要があると考えた。
何%がいいのかよく分からない。

20111025d

人体だとそのまま使用するのであるが、植物だから....。
うーん、適当にキリのいい10%でいってみましょう。
本当に適当です。

20111025e

それを霧吹きに入れてできあがりである。
試しに吹いてみたら、霧吹きがギコギコとフリクションがかかる。
しまった。基材にアルコールでも入っているのだろうか。
基材のチェックをし忘れてしまっていた。
プロピレングリコールを入れてスムースにしようかとも考えたが、これ以上化学物質を入れても芝の根に良くなさそうなので、もうこのままでいこうといきなりファームに吹きかけた。

20111025a

....抗真菌剤を与えた数日後である。
全体に枯れた様相が強くなってきており、失敗である可能性が極めて高い。
まあ、本当は分かっていたんですけどね。
でもね、奇跡を信じてみたいときってあるじゃないですか?
嗚呼、「ジオラマコレクションな日々」はそろそろ最終回か。
でも、カビは消滅しましたよ。

20111025f

ところで、ファーム以外にも実は芝の種を植えてあった。
こちらは土だ。
ファームと違ってこちらは少量の種を土の中に埋めたのだ。
そのために比較的隙間が出来て風通しがよろしく、根付きがしっかりして管理がしやすい。
今度はこちらに移行しようかな、と考えていたら....

続く....

2011年10月24日 (月)

ライカS2を夜に持ち出してみる

さて、巷ではISO感度が100-51200、拡張で20万までアップするという界王拳みたいなフラッグシップモデルの発表があったようであるが、こちらのS2は最高感度がISO1250とヤムチャ並みのデジカメである。
でも、初期の悟飯もそんなモノだったので気持ちを切り替えて撮影していきたい。

20111024a

余計な話題が入ってしまったが、基本的に手持ち撮影の機体として使っているので、夜間の撮影にどのくらい実用的かを確認してみる。
最大ISOが1250であるが、開放値がF2.5なのでかなりキビシイとみなくてはならないだろう。
早速にストロボなしの手持ち撮影をしてみる。
撮影場所は夜のお寺である。

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Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

当然ながらブレブレだ。
データを見ればシャッター速度は3秒にもなる。まともに撮れなくて当たり前である。
だが、この写真は測光をカメラ任せにしてあるので、実際には昼間のように明るく撮影されているのだ。
上の写真はソフトで少し補正してある。実際の撮って出しだと下のようになる。

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仮にカメラの露出を-3EVほど落としたとしても、1秒を切るくらいのシャッター速度にしかならない。
手持ち撮影の現実問題としてはこれはイケナイ。
三脚や一脚という妥協もあるが、実際に夜間に持ち出すにはかなりのモチベーションが必要となる。
本来は手持ちのみで使おうと思って購入した機体だ。

20111023a
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

そこで気持ちを切り替えてカメラを固定できるポジションを見つけて撮影するという方法をとった。
これで撮影するとかなりの率でヒットする。
当然、等倍にすれば微妙にぶれているのが僅かに分かるが、ライカS2は3750万画素なのだ。
その辺は目を瞑ろう。

20111023d
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

木に押しあてたり、台の上に載せたりとS2をガンガン攻めて使う。
本当にこんな使い方して大丈夫であろうか。
シャッターを切るごとにボディに傷か付いてないか確認してしまうほどに私は小心者なのだ。

20111023e
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

さすがに暗過ぎるところでは、かなりAFが迷うようだ。
こういったところはEOS7Dと異なり、フォーカスが行ったり来たりとまごつく。
爆速AFではないので、途中で我慢できなくなりフルタイムマニュアルフォーカスに切り替えて撮影してしまう。
そんなときには、S2の売りである最強ファインダーは本当に役立つのだ。

20111023f
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

スタジオカメラのためか、ISO1250でもノイズレスな画像を楽しめる。
厳密に言えば若干はノイズが載っているが、私の感覚ではノイズレスに等しいレベルだ。
だが、実際にISO1250のS2では夜間撮影は非常に難しい。
可能な事ならばファームアップで、ノイズが増えてもいいのでISO6400、いや3200でもいいから増感して欲しいです。マジで。
まあ、サブシステムのマイクロフォーサーズの増感に期待する方が現実的でしょうか。
いや、その前にストロボのSF58ですかね。

【おまけ】

20111023b
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

鳥居を写したら何かが写っていて焦ったのであるが、たぶんネコですよね?これ。
撮影中は存在に全く気づいていなかったので、ソフトで開いたときに、一瞬狐じゃないかとビビらされた。
一応トリミングして分かりやすくしてあります。

2011年10月23日 (日)

夜中の騒音

最近チェリーが毎晩真夜中にウォークインクローゼットの扉を引っ掻く。
扉の傷も心配なのだが、共鳴効果のせいか妙に音が響いて目が覚めてしまうのだ。
結構洒落にならない音量だ。

20111023
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

チェリーを飼いだしてから程なくして、このクローゼット内がチェリーの憩いの場になったようだ。
当然、嫁さんは服に獣の臭いが付いてしまうと言って、チェリーの出入りは禁止となる。
それから一年ほど経ったのだが、ここ最近になってから急にクローゼットの扉を引っ掻きだしたのだ。
要は中に入れろという事らしい。

何故、今になって急にガリガリやり出したのか。
しかも真夜中に。
眠い目を擦りながらチェリーに止めてくれと言っても、一瞬は中断するが言葉を理解するでもないため再びガリガリ引っ掻き始める。
なので寝不足気味になってしまった。

結果チェリーの夜間における寝室の出入りは禁止となる。
ところが、そうすると今度は寝室のドアを入れろ入れろとガリガリやるのだ。
勘弁してくれ。ほんとにキレるぞ、チェリー。

2011年10月22日 (土)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々 7

このところ急速に元気をなくしつつ、色が枯れた感じになってしまったファームである。
日に日にやせ細った芝が目立ち始め、ピンセットでそれらをマメに抜く羽目になってしまった。

20111022c

ところが根っこに白い粟粒状のものが散見するのに気づく。
これは見た感じからしても怪しい。
慌ててそれを白金耳でぬぐい取り、光学顕微鏡で調べてみた。

20111022b

やはりカビであった。
植物に取り付くカビの同定は出来ないが、この枯れ方は気温だけによるモノではなさそうだ。
念のために他の場所もじっくりと見てみたところ....

20111022d

なんと、これは最早といった根っこがあちこちに見られる。
ああ、これはもう私の手に負えない。
この花器はコンタミされてしまった。
水のやり過ぎなんでしょうか?

20111022a

とりあえず、このファームを救う術はないのか。
そこで一発逆転を狙ってある方法を試してみるのだが....。

次回に続く。

2011年10月21日 (金)

LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH.(テスト撮影)

さて、今日は先日のGX PZ14-42mm/3.5-5.6と一緒に購入したGX PZ45-175mm/4.0-5.6についてのテスト撮影である。

20111021f

これはGX PZ14-42mm/3.5-5.6と一緒にテストしたのでボディはE-P3で撮影した。
このズームの利点はマルチ アクチュエータ フローティング インナーフォーカス方式のために鏡胴がズーミングによっても変わらない。
非常に使いやすいレンズになっている。

Pon3

それではいつものポンちゃんに被写体になってもらう。
距離は2mに固定。
ボディはE-P3、ISOは200、WBはAUTOに設定した。
ワイド端、100mm域(換算200mm)、テレ端と3つの焦点域で各絞り値を撮影する。

【テスト撮影】

45mm(換算90mm) 2m 左よりF4.0/5.6/8.0
20111021a 20111021a2_2 20111021a3

100mm(換算200mm) 2m 左よりF5.3/5.6/8.0
20111021b1 20111021b2 20111021b3

175mm(換算350mm) 2m 左よりF5.6/8.0
Back4x3 20111021c1 20111021c2

開放から全く問題なく使える画像だ。
コントラスト・解像度とともに十分である。
被写体までの距離が2mしかないために、隅角部の解像がハッキリしなかった。
このあたりは後日の遠景実写で確認するしかないだろう。

【最短距離撮影】

このレンズの最短撮影距離である90cmで開放およびF8.0撮影をした。

45mm(換算90mm) 左よりF4.0/8.0
20111021d1 20111021d2

175mm(換算350mm) 左よりF4.0/8.0/22
20111021e1 20111021e2 20111021e3

M.ZD45mm/1.8のボケがなかなか良かったので、このレンズのワイド端のボケを見たときにはやや残念感があったが、開放値がF4.0で最短が90cmなのだ。
仕方のない事だろう。比較する方がかわいそうだ。
ちょっとボケは硬い気もするが、それなりにうまくまとめていると思う。
テレ端では開放のF5.6もF8.0も殆ど変わらないので、参考に最大絞り値のF22を参考にあげておく。

20111021g

このレンズはポートレイトなどで圧縮効果を出して強烈なボケをガンガン出すぞ!というにはややキビシイ玉かも知れない。
テレ端で至近距離から開放撮影すればそれもあり得るだろうが、換算350mmなのだ。
ボケが小さくなるのを覚悟でちょっと離れなくてはならないだろう。
だが、花などの小さなモノならば効果は十分だ。
まあ、マイクロだからと割り切れる人ならば超お勧めレンズでもある。
心配なワイド端の周辺域の解像度は、先にも述べたがこれから実写で確認していこう。

換算90mmから350mmまでのコンパクトな望遠ズーム。
しかも重量僅か210gでインナーズームときている。
これだけで十分すぎるほどの内容がつまっている。
かなり買いの望遠ズームであろう。
パナレンズにボディ内補正の効かないオリンパスユーザーでも、GX PZ14-42mm/3.5-5.6のような収差が目立ちにくいためかなりお勧めしやすい。

あとズームリングに若干のラグがあるので、それを嫌う人は気をつけた方がいいと思う。
一度量販店などで自分の手で確認されるといいだろう。

LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年10月20日 (木)

ボディを選ぶ G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH.

先日のパープルフリンジが非常に気になったので、休み時間を利用してE-P3とGH2の二機種を使って再現性があるか、もう一度検証してみた。

20111020e_2

要は純正のDMC-GH2に、この新型標準ズームのGX PZ14-42mm/3.5-5.6を使った時にE-P3同様なフリンジが出るかどうかという事だ。
一応RAW撮影とJPEG撮影を施行した。

Pon2

被写体は例のポンちゃんである。
今回はフリンジの再現性だけを見るために14mm域の開放撮影(F3.5)だけを行った。
被写体までの距離は2m。
機種はE-P3とGH2、ISOはそれぞれ200に統一、WBはいずれもAUTOである。
この日は曇りで風が強かったため、多少木の葉がぶれている。

現像はE-P3もGH2もシルキーピックス5で行った。
基本的に撮って出しで現像している。

【E-P3 RAW撮影】
14mm 2m F3.5
20111020a1

14mm 偶角トリミング
20111020a4

【E-P3 JPEG撮影】
14mm 2m F3.5
20111020b1

14mm 偶角トリミング
20111020b4

まずはE-P3から。
全体の解像感はさすがE-P3らしく高く感じる。だが、周辺域がやはり怪しい。
拡大してみると、先日と同様にパープルフリンジが著しく現れている。
これはRAW、JPEGも同様だ。
このフリンジはレンズ自体の性能という事らしい。

【GH2 RAW撮影】
14mm 2m F3.5
20111020c1

14mm 偶角トリミング
20111020c4

【GH2 JPEG撮影】
14mm 2m F3.5
20111020d1

14mm 偶角トリミング
20111020d4

色の違いが出ているのは撮って出しという事で大目に見て欲しい。
JPEG撮影のカラーモードもパナとオリンパスでは違うのだ。

肝心の隅角部拡大像ではRAW/Jpegともにパープルフリンジが殆ど現れていない。
ということはGH2内で意図的に補正されているという事だ。
それはRAWレベルで行われている。
つまりディストーションなどの補正と同じ環境でなされているのだ。
因みに絞り込むと一気に解像度がアップしてくる。

20111020f

結論から言えば、現在このGX PZ14-42mm/3.5-5.6はボディを選ぶ。
それは同じメーカーのパナソニック製が好ましい。
恐らくは現行機種であるG3やGF3では問題なく補正処理されるはずだ。
一応、二機種の比較画像を載せておく。クリックで拡大される。

RAW画像
20111020g2

JPEG画像
20111020h2

オリンパスボディでも、ファームアップによっては対処されるかも知れないし、されないかも知れない。
出来ればしていただきたいところだが、大人の事情が絡んだりしていると少し面倒なことになるかも知れない。

いずれにしても、パンケーキ並みの小さなサイズに手ぶれ補正やパワーズームを詰め込んだために、辺縁の光学性能に関しては補正処理を前提として設計された可能性がある。

考えてみればスペックにあったMTF曲線での外縁部の落ち込みもうなずける。
しかし、こういったネガティブな要因をソフト的に補正してこれだけの画質を生み出すパナボディには、賛否両論はあるであろうが自分的には賞賛したい。
マイクロは本来それらを考慮して小型化に進んだのだから。

オリンパスがこのレンズの対処をどのように取るかは今のところ分からないが、現時点でパナボディを持つ者にとっては、この標準ズームは極めて買いなレンズである事に変わりはない。
オリンパスボディを持つ者で、フリンジが気になる人は今のところファームアップ待ちというところか。

2011年10月19日 (水)

LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH.(テスト撮影)

パナソニック初の沈胴型新標準ズームGX PZ14-42mm/F3.5-5.6。
果たしてその性能は....、ということで早速テスト撮影をしてみた。

201110119i

テスト撮影なので三脚固定のできるプレート付きのE-P3を選んだ。
E-P3もGH2同様に電源を入れる事で自動的に沈胴されている鏡胴が伸びてスタンバイとなる。
マイクロフォーサーズはこのように他社のレンズやボディが組み合わせられるところが非常にグートだ。

Pon5

さて、それではいつものポンちゃんで撮影する。
被写体までの距離は2mで固定。
ボディはE-P3、ISOは200、WBはAUTOに設定する。
今回は全てRAW撮影で、現像には使い勝手の良いシルキーピックス5を使用している。

【テスト撮影】

ワイド端の14mm(換算28mm)と25mm(換算50mm)、テレ端の42mm(換算84mm)で各々開放から各絞り値でF8.0まで撮影してみた。

14mm(換算28mm) 左よりF3.5/F5.6/F8.0
20111019a1 20111019a2 20111019a3

25mm(換算50mm) 左よりF5.0/F5.6/F8.0
20111019b1 20111019b2 20111019b3

42mm(換算84mm) 左よりF5.6/F8.0
Back4x3 20111019c1 20111019c2

各焦点域においても開放から十分に使える画像を誇る。
コントラストや中央部解像度においても全く不満はない。
ところが、ワイド端の周辺域になるとなんか怪しい雰囲気が見られるので拡大してみる。

【14mm域周辺部トリミング】

上記テスト撮影における14mm域の右隅角部をトリミングして下に表す。

F3.5(開放)
20111019h1

F5.6
20111019h2

F8.0
20111019h3

コマ収差は殆どないものの、パープルフリンジが激しく出ている。
マイクロ標準ズームでここまで激しいものはちょっと思い当たる事がない。
しかもパープルフリンジのため絞り込んでも改善が少ない。
これはキビシイ。

【最短距離撮影】

次に最短距離撮影を施行した。
ワイド端とテレ端の最短撮影距離で開放値とF8.0でそれぞれ撮影してみた。

14mm 20cm F3.5/8.0
20111019d1 20111019d2

42mm 30cm F5.6/8.0
20111019e1 20111019e2

ボケに関しては非常に満足のいく結果が出た。
かなりワイド端、テレ端とともにかなり綺麗にぼけるのではないだろうか。
標準ズームとしてはなかなか。

さて、XG14-42mmズームであるが、ワイド域における隅角部フリンジの発生がかなり残念な結果になった。
このズームには以前から期待を寄せており、テスト結果でボケがいいだけに何とも言えぬ気分だ。
しかし、同メーカーのGH2でJPEG撮影した際にはソフト的に補正が入るのかどうか少し気になる。
今度機会があったら、このズームにおけるE-P3とGH2のRAW/JPEGでのフリンジ比較をやってみたい。
とりあえず、現時点でこのレンズとE-P3のRAW撮影は鬼門かもしれない。

LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年10月18日 (火)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々 6

芽が伸び始めてからはグングンと速く育っていった。

20111018a_2

成長も一夜明けるごとに見違えるほどだ。
ところが週末に水を与えるのを忘れてしまった。

20111018b

週明けの朝、職場に着いて芝を見ると葉の一部が黄ばんでいる。
先日に水を与えなかったせいだろうか。
慌てて水をやった後に日光に当てておいた。
ところが、変色は直るどころか日を追うごとに徐々に拡大している。

20111018d

変色した葉をカットしても良くなる気配はない。
これは大変な事になった。
病気になってしまったのか。
液体栄養剤を与えているが、どうもうまくいかない。

20111018c1

その時、芝の茎根に何かがついているに気づいた。
まさか?コイツは....!

次回、驚愕の事実が!

2011年10月17日 (月)

LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH.(スペック)

先日のLumix GX14-42mmと一緒に購入したマイクロフォーサーズのニュー望遠ズーム。
初代の45-200mmを発売直後に手放して以来、久方ぶりのマイクロ望遠ズームだ。

20111017d

35mm換算で90-350mm/F4.0-5.6の焦点域を持つ。
こちらの望遠ズームは標準ズームと異なり沈胴タイプでなくやや大柄だ。
もちろん、他社のセンサーサイズの異なる望遠ズームに比べたら、信じられないようなコンパクトさではあるのだが。

20111017h

重量は僅か210g。
サイズは61.6x90mmとマイクロのレンズの中では大型に入るがかなり小型だ。
これでレンズ内手ぶれ補正が入ってるのだがら恐れ入る。

20111017f_2

このレンズで目を引くのは、やはりパワーズームであろう。
それでいてズームリングも残してくれてあるために、使い勝手は極めて良好だ。
動画・静止画とハイブリッドにこなす事が出来る。

20111017a1

MTF曲線をみると高画質を実現しているが、隅角部辺りが若干落ち込んでいるようだ。
まあこの辺は後日のテスト撮影でみてみたい。

20111017a2

レンズ構成は10群14枚。
非球面レンズを2枚にEDレンズを2枚入れてある。
この望遠レンズにも標準同様にナノサーフェスコーティングが施されている。

20111017g

フィルター直径は46mm。
7枚羽根の円形虹彩絞りが搭載され、ボケに対しても綺麗な円形ボケが期待できる。
手ぶれ補正も新型のPOWER O.I.S.が搭載されている。

最短撮影距離はズーム全域で90cm。
最大撮影倍率は35mm換算で0.4倍を実現している美味しいレンズだ。

20111017c

このズームの自分的最大のポイントはマルチ アクチュエータ フローティング インナーフォーカス方式による、完全なインナーズームを実現している事である。
つまり90mm域も350mm域もレンズ全長に変化がない。
フォーカシングに対しても同様である。
伸びないレンズ大好きの私としては本当に有り難い技術である。

20111017b

GH2のEVFを覗いても、望遠端で手ぶれが極めて抑制されているのがよく分かる。
POWER O.I.S.はかなりのレベルになってきた。というよりはようやくメジャー並みになった感じであろうか。
初期のLeica D14-50mm/2.8-3.5は本当に手ぶれがついているのだろうか、壊れて機能してないのではないかと不安にさせられたのはいい思い出だ。

この伸びないズームレンズは、私にとってようやく手に入れる事が出来たマイクロフォーサーズの本命望遠レンズだ。
Lumix GX14-42mmとともに当分は活躍してくれるであろう。
来年に発売予定である「真本命」大口径標準/望遠ズームが出てくるその日まで。

LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年10月16日 (日)

LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH.(スペック)

先日購入したマイクロフォーサーズのニュー標準ズーム。
なんと言ってもこのレンズの売りは、写りとそのコンパクトさだ。

20111016j

オリンパスのマイクロズームではお馴染みの沈胴レンズをパナソニックが作り上げた。
手ぶれ補正が内蔵されているレンズのためやや胴回りは太くなってしまったが、このサイズにまとめ上げてきたパナソニックに感謝したい。

20111016d_3

サイズは沈胴時で61x26.8mmの超コンパクトさ。
重量は僅か95gでしかない。
しかしオリンパス製に比べるとその胴回りの太さに目がいくが、それを帳消しにするほどの軽さと手ぶれ補正内臓が効いている。

20111016c 20111016i

電源を入れると自動的に鏡胴が繰り出してくる。
伸長時で約46mm、2cmほど鏡胴が伸びるわけだ。
このレンズにはズームリングはない。
電動ズームのためにズームレバーとフォーカスレバーがついている。
EFVを覗いた状態で時計回りにレバーを倒すとテレ端に、反時計回りでワイド端側にズームが移動する。

20111016a

MFTグラフからはかなりの性能を持ったレンズと読み取れる。
ちょっと写してみた感じでもかなりいいようだ。

20111016a2

レンズ構成は8群9枚。
非球面レンズを4枚、EDレンズを2枚と潤沢なレンズ構成である。
また、フレアやゴーストを軽減するナノサーフェスコーティングが施されている。

20111016f

フィルター枠はΦ37mm。
7枚羽根の円形虹彩絞りを持つ。
往来のO.I.S.より進化した新型のPOWER O.I.S.を搭載し、手ぶれに対してもかなり期待が持てそうだ。

20111016h

最短撮影距離はワイド端で20cm、テレ端で30cm。
最大撮影倍率は35mm換算にて0.34倍である。なかなか寄れて良い。

20111016g

レンズ自体のデザインはなかなか頑張ってると思う。
せり出す沈胴部も、鏡胴のサイズに比べてアンバランスな感はなく、上手に設計されている。

20111016e

またズーミング時の鏡胴の動きも極めて少なく、使っていて高級感というか満足感が高い。
静かに、素早く被写体にAFが合焦する。
ズームレバーのレスポンスは、使っているうちに若干のトロさを感じる事が皆無ではないが、まあ耐えられる範囲内ではある。
動画をメインに作られているのだ。仕方のない事だろう。
フォーカスレバーはかなりの癖があり、ジャスピンに一発で決められるようになるには相当な鍛錬が必要だと感じる。
できればフォーカスリングが欲しかったところだが、この辺のズームには使うことも少ないであろうからフォーカスレバーはおまけ程度と捉えるのが吉かも知れない。

20111016b

と、このようにこのLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH.は、スペック的にはかなり使えそうなレンズなのでこれからの撮影が楽しみである。
さて、次回はこのレンズのテスト撮影を行いたい。

LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年10月15日 (土)

Nikon 1

先日行ってきたいつものカメラ屋さんでNikonのミラーレスであるNikon 1に触れる機会があった。

20111015a3

試した機種はV1とJ1。
機体の質感はかなり高い。
小型であるがズシリとくる。それでいて重いと感じるほどではない。

20111015b1

触っているうちに、特にV1の出来に惹かれた。
EVFの完成度が秀逸だ。

20111015c

パナソニックのそれとはちょっと違う。
カラーブレイクが出ないのだ。(今のパナ製EVFも相当良くなっているが)
まるで光学ファインダーを見ている錯覚に陥りそうになる。
ただ赤外線センサーの感度がちょっとだけ微妙かな?

20111015d

センサー部はSD1のようにセンサー前にガードがなされている。
見た感じでも相当小さいセンサーだ。
だが、背面液晶で画像を確認してもさほど問題になるような画質ではない。
十分使えるレベルだ。
AF速度も全く気にならない。

20111015e

Nikonがミラーレスを作るとこうなるのかというのがよく分かる機種だ。
ただ、背面部ボタンの操作法が自分にとってはやや分かりにくいインターフェースだった。
初心者に幅広く使ってねというよりは、一眼ユーザー側から見た使い勝手のようだ。
まあ、その方がNikonらしくて好感が持てる。

20111015f

ちょっと本気で欲しくなってしまった。
買うならV1で、単焦点レンズで楽しみたい感じだ。

どうしよう。
これ以上マウントは増やさないと決めているのに....。
なんか一週間後には手にしているような予感が....。

2011年10月14日 (金)

Xシリーズズーム2本

今日は仕事がお休みなのでいつものお店に買いに行ってきた。
パナソニックから発売された新型ズームレンズ、Lumix G X VARIO P2 14-42mm/3.5-5.6ASPH.と45-175mm/4.0-5.6ASPH.だ。

20111014a

とにかく軽量で驚く。
特に標準ズームの14-42mmはパンケーキ並みに高さが低い。
しかし、パワーズームを仕込んでいるためかややでぶっちょである。

20111014b

電源を入れる事で鏡胴が自動的に繰り出すので大変便利である。
オリンパスの標準ズームのように、沈胴を解除しないままでいるとレンズをしっかり見ろと表示されないのがグートだ。

20111014d 20111014d2

起動は極めて早い。
瞬間というわけにはいかないが、電源を入れればすぐに繰り出してくる。
パワーズームは多少慣れが必要そうだ。

20111014g_2

気をつけておきたいのは、鏡胴が繰り出したままレンズを外すとそのままになる事である。
もう一度、ボディに付け直して電源を切らねばならない。

20111014c

さて、もう一方の45-175mm/4.0-5.6であるが、これまた軽いレンズである。
レンズ全長はそれなりにあるがとにかく軽い。
これが長所であろう。

20111014e

いや、もう一つ長所があった。
ズーミングしてもレンズ全長が伸びない事だ。
つまりインナーズームレンズである。パナ製のレンズではインナーズームは初ではないだろうか。
マルチ アクチュエータ フローティング インナーフォーカス方式によって可能となった。

20111014f1 20111014f2

因みに14-2mm/3.5-5.6もズーミングしても鏡胴の長さは殆ど変化しない。
起動時のみ鏡胴が伸長し、ズーミングにおいては僅か2mm程度小刻みに前後するだけである。
隣から見たくらいでは殆ど分からないであろう。

と、このように2本の新ズームは非常に魅力高いものになっている。
近いうちに実写を出してみようと思う。

ところで今回のカラーバランスは失敗した。
もうやり直す気力はないのでこのままである。

2011年10月13日 (木)

カラーチャート

ブツ撮り写真のホワイトバランスが難しい。
特に複数機種で撮影するためにホワイトバランスが崩れてしまう事がある。
今まではRAW編集ソフトでもその都度適当にやってきていたのだが見返すと結構酷い状態だ。(笑)
そこで、ある程度統一感を出すためにカラーチャートを購入してみた。

20111013a_4

x-riteのカラーチェッカーパスポートという製品だ。
中身にはパスポートサイズのカラーチャートの他にCDが付属している。
このCDはRAW現像ソフトであるライトルームのプラグイン機能として簡便にプロファイルを作成する事ができ、自動的に適切な色調整をしてくれるという大変有り難いソフトである。

20111013a_1 20111013a_2

カラーチェッカーはホワイトバランスターゲットと一般的なカラーチャートであるクラシックターゲット、+αの機能を持つクリエイティブ補正ターゲットの3つが収納されている。
これらを写真撮影時に一緒に取り込んでおく事で、ソフト的に簡単に調整できるのだ。
素晴らしい。

さて、私の使っているソフトはシルキーピックスである。
今までだいぶご厄介になってきた愛用のソフトであるが、実は今問題が起こっている。
Leica S2のRAWファイルを開くと100%の確率で落ちるのだ。

実は現在RAMディスクを4G設定して、そこにシルキーピックスのキャッシュを入れて作業している。
これが大変快適で、重いシルキー5がサクサク動くのだ。
メーカー的にはお勧めしてない方法だが、特にトラブルなく動いていた。

ところがS2のRAWを入れるようになって、1~2枚スライダーを動かしたり現像すると強制的にソフトが落ちてしまう。
RAMディスクを見ると、容量一杯な謎のキャッシュファイルがたまっているのだ。
75MBほどあるLeica S2のRAWファイルを開くときのみ必ず落ちる。
因みにキャッシュフォルダをルートドライブに戻してもソフトはダウンしてしまう。
つまり、私のPCではS2のRAWを現像するにはシルキー5が使えない。

ならばと、以前使っていたライトルームに戻してしまおうと。
そうするとラッキーな事にカラーチェッカーパスポートのプラグインも使えてしまう。
試しにS2のRAWファイルを開いても落ちる事なく問題なく現像が可能であった。

20111013a_3

しかし、このカラーチェッカーパスポートは大変便利だ。
まだ使い始めで十分機能を理解できていないが、えらく簡単である。
今回の写真もE-P3のプロファイルを使ってそのまま出してみた。
今度はホワイトバランスやクリエイティブ補正ターゲットも組み合わせて現像してみたい。

2011年10月12日 (水)

今日はちょっと....

連休中に酷い風邪を引いてしまった。
未だに完治する気配はない。

20111012a
Panasonic DMC-GH2+Olympus M.ZD ED12mm/2.0

何か書こうと頑張ってみたが、非常に辛くなってきたので今日はこの辺で。

2011年10月11日 (火)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々 5

成長がすごい。
芽が生えてからというもの、次々と伸びてきている。

20111010a

仕事中にも関わらず、手が空くと日光浴させに外に花器を持ち出してひなたぼっこさせている。
そして枯らさないように保湿にも気を使っているのだ。

20111010b

机の上に緑があるのは素晴らしい。
最近では愛おしさまで感じるようになってしまった。
スタッフからも可愛くて可愛くて仕方ないんですねと小言を言われる始末だ。

以下次号

2011年10月10日 (月)

Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.(実写と感想)

50mmの単焦点であるにも関わらず、総合重量が2kgを超えるというライカS2(しかも開放値がF2.5)。

20111011a

S2に付属しているネオプレーン製のストラップを取り付けて、肩からぶら下げて撮影してみた。
持ち運びにはさほど苦痛感はない。

20111011b
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

このレンズは一般の50mm域の標準レンズとして捉えるとサイズはかなり大型と感じる。
しかし、そのせいなのか最短距離50cmが遠く感じる事は殆どない。
EOS1DsMk2に付けていたライカSummiluxR50mm/1.4など、なんと寄れないカメラなのだろうとヤキモキしたモノだ。

20111011c
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

写りに関しては全く文句がない。
若干、太陽を入れた逆光では小さなゴーストが出るが、光学性能には十分満足している。

S2で撮影するときには、3750万画素のセンサーを搭載しているために僅かなブレすら分かってしまう。
かなり神経を使うカメラなのだ。
これはシグマSD1の時と同じだ。

20111011f
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

だがこちらにはあの嫌だった緑かぶりがない。
開放から気持ちよくシャッターが切れるのだ。
SD1撮影時に見られたあの特有な「どうせ緑かぶりしてるんでしょ」というメランコリーな感覚がないのが撮影していても気持ちいい。

しかし、こちらのレンズには手ぶれ補正がついていない。
私はS2を外に持ち出す際は三脚使用を考えていないので、できる限りシャッターー速度を稼いでブレを抑えるしかないのだ。

20111011d
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

そうなるとこのカメラは日の明るいうち専用のカメラになってしまう。
それではこのカメラを所持する意味が半減だ。
このカメラは普段使いにも問題なく使える事を前提として購入したのだから。

と考えていると、だんだんストロボが欲しくなってくる。(笑)
SF58だ。
サイトを読めば微妙なフィルインフラッシュも可能だとの事。
これはいい。

20111011g
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

S2は普段使いにも問題なく使える一眼デジカメだ。
特に標準レンズとしてのこのS70mm/2.5はスナップやポートレイトはもちろん、画角的には厳しいが風景にも使えるオールラウンドなレンズである。
S2の45x30mmセンサーによるボケや解像感を、高品質で周辺域までかっちりと解像されているこのレンズによって十分に堪能できるのだ。

20111011e
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

だが、このレンズとシステムは今まで使ってきたモノとは別格のモノであり、能力を十分に引き出して使いこなすには相当な努力が必要である事を感じさせるカメラなのである。
それでも使っていて楽しくて仕方がない。

Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年10月 9日 (日)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々 4

先日の作業をした翌日に何気に花器を見ると、表面の砂のあちらこちらが霜柱の立ったように盛り上がっている。

20111008b

やった!発芽したのかと急いでプラスチックケースを外して表面をじっくりと見てみる。
何か白いフワフワしたモノがいくつか見られる。
まさかカビでは?と、よく見てみると、これは根ではないか。

20111008a

じっくりと観察すると、葉もいくつか見られる。
前回の日光浴が効いたのか、はたまた時期的なモノなのか。
まあ、どうでもいい。
発芽したのだ。

これから次々に伸びていくのだろう。
毎日が楽しみになってきた。

次回に続く。

2011年10月 8日 (土)

Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.(テスト撮影)

今日はライカズマリットS70mm/2.5のテスト撮影である。
この大柄なレンズと大柄なセンサーからどういった結果が出るのか自分的にも楽しみだったのだ。

20111007c

S2底面には2種類の三脚穴が見られる。
手前のが一般的な1/4インチの細ネジ、中央部のが3/8インチの太ネジだ。
さすがにスタジオ撮影を考えて2種類の三脚穴が用意してあるのか。

20111007d

三脚固定はRRSの汎用プレートを使用する。
底面が結構大きいためかなりアンバランスな装着となる。
しかし他に代用できないのだ。これしかあるまい。
これ以上重くしたくないので、S2専用Lプレートを購入する予定はない。

Pon2

被写体はいつものぽんちゃんにお願いする。
被写体までの距離は2mに設定。
ボディはS2、ISOは160、WBはAUTOに固定して各絞り値で撮影した。

【テスト撮影】

F2.5 2m ISO160
20111007a1

F5.6 2m ISO160
20111007a2

F11 2m ISO160
20111007a3

F22
 2m ISO160
20111007a4

ライカの売り文句に間違いなく、開放から使える標準レンズだ。
今回はフォーマットサイズがかなり違うので、絞り値が最大のF22までデータを載せておいた。
フォーサーズ並みにビネッティングが少なく、センサーサイズに合わせて開発されたレンズであることが分かる。
周辺域の解像感も十分である。
今度35mm(35mm換算で28mm)のレンズを導入したときには、周辺域も等倍チェックしてみたい。

【最短距離撮影】

最短撮影距離である50cmで、絞り値を変えて撮影した。
ISOは160、WBはAUTOに設定。
左から開放のF2.5、F11、最小絞り値のF22である。

20111007b1 20111007b2 20111007b3

開放でもコントラストが十分でボケも綺麗に写し出されている。
絞り値を変更しても、解像感やコントラストに著変はない。
売り文句に、絞り値は被写界深度を変えるためだけのものだとあったが、広告に偽りなしといった感じである。

このレンズはかなりのレベルだ。
自分が触れてきたレンズの中では、間違いなくトップクラスの標準レンズであるが、如何せんコストパフォーマンスが悪すぎる。
そして大きすぎる。

だが、元からコンシューマーなレンズではないのだ。
仕方のないことだろう。
だが、写し出される3750万画素のセンサーに対しても全く引けを取らぬ、これは優れたレンズでもあるのだ。

かなりの精度とコストをかけて作り上げられたSシステムレンズ。
次回は、実写と感想であります。

Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年10月 7日 (金)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々 3

種を蒔いて4日経つが全く気配がない。
1週間で発芽するでしょうという事なのだが、気になって仕方がない。

20111006a

だから1時間ほど太陽に当ててみた。
いつも室内に置きっぱなしだったから、少しは天然の太陽に当てておこうかという事だ。
それに花器が入っていたプラスチックケースの蓋をかぶせる事にした。
結構表面が乾燥してしまうために湿度を保っておきたいからだ。

20111006b

霧吹きの容器内に植物の栄養剤を少量混ぜてみる。
問題なければ間もなく芽が生えてくるはずなのだ。
湿度が高まってから種の色に変化が出てきた。
水気を増やしすぎて種を腐らせないように気をつけよう。

次回はいつになることやら。

2011年10月 6日 (木)

Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.(スペック)

ライカSマウントの標準レンズであるSummarit S70mm/2.5ASPH.。
35mm換算にすると約56mm域の単焦点レンズとなる。
S2フォーマットではレンズ焦点域を定数1.2で割らねばならないので結構面倒くさい。

20111004e

おそらくS2を手にした人が、まず間違いなく最初に手に入れる標準レンズだ。
ライカ純正としては初のAFレンズとなる。
私の購入したモノはセントラルシャッター(CS)でないFPSタイプだ。
それでは簡単なスペックを。

20111004g

重量は740g、サイズは90x93mmとSシステムの中では最も小さいレンズだ。
ただ小さいと言ってもシグマの24-70mm/2.8EX DG HSMくらいあるが。
フィルター径は82mmである。

20111004f

レンズ構成は6群8枚。
非球面レンズを1枚使用している。
また異常部分分散または高屈折力を有する特殊ガラスも用いられている。
絞り値はF2.5-F22。
MTF値を下に示しておく。

20111004a1 20111004a2_2

MTFはかなり良い。
最短撮影距離は50cm、最大撮影倍率は0.21倍である。

20111004c

それでは次に外観であるが、マウント径はかなり大きい。
電子接点は12点ある。
マイクロフォーサーズより一つ多いのだ。

20111004b

しかしS2ボディにぽっかり空いた巨大なマウント部を見ると、45x30mmのセンサーサイズにめまいが起きそうだ。

20111004d2 20111004d1

ここで明るさは異なるが、大体同じくらいの焦点距離を持つマイクロフォーサーズのLeica DG Summilux25mm/1.4Asph.とサイズを比べてみる。
なんかもう、どうでもいい感じですね。

20111004h

作りは極めて上品だ。
安っぽくする妥協は全く見られない。
秀逸なのがピントリングで、最初に使ったときに「コレですよ、私の求めていたモノは」と独り言を話してしまったくらい出来が良い。

20111004i1 20111004i2

フードはバヨネット式のものが付属している。
内部はフェルト地になっており、内反射を防いでくれる。
取り付けると結構大型で、以前使っていたフォーサーズのZD ED150mm/2.0を思い出すようだ。

20111004j1 20111004j2

バヨネット型なのでひっくり返しても装着可能だ。
しかしフィルター径だけで82mmあるので、この状態でカメラバッグにコンパクトに仕舞うという訳にはいかないだろう。

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フードを取り付けなければ意外とコンパクトに感じる。
ただ感じるだけで、実際には巨大なのだが。
まあ、比較がマイクロフォーサーズだからかも知れない。
それとレンズキャップはNikon型なので使い勝手はよろしい。

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ボディと合わせると約2,150gとNikon D3にF2.8通しの標準ズームを付けたのと同じくらいの重さになる。
持ち運べる重さである事には変わりない。
ただ、こちらは単焦点なので画角は固定のままなのである。

次回はテスト撮影によるレンズ性能をチェックしてみたい。

Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

スペック
テスト撮影
実写と感想

2011年10月 5日 (水)

空いろ3ヶ月

先日のイノベーター記事に続いて、またしてもカレンダーの話である。

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この空いろ3ヶ月は去年から使い始めたばかりの新しい3ヶ月分を表示できるカレンダーだ。私の仕事机の壁面に貼り付けられている。
サイズも74x35cmと少し大きくて見やすい。
それまでは同じシリーズのグリーン3ヶ月ecoというのを使っていた。

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グリーンecoはメーカーさんから毎年もらっていたモノだったのだが、リーマンショック以来コンパクトなサイズに変更させられてしまったので自腹でこのサイズを購入するようになった。
一昨年の暮れに、このグリーン版以外に空いろがある事を知って新規購入となったのだ。

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このカレンダーのいいところは3ヶ月分が一目で分かるという事である。
一月分ごとにミシン目が入っており、それを切り取る事で3ヶ月後の月が下から現れる。
これを利用して2ヶ月分先が分かるように配置してもいいし、当月を真ん中に持ってきて1ヶ月前後分かるように表示させるのも良い。
選択する人は少ないとは思うが、2ヶ月過去が分かるようにするのもありだ。
仕事のタイプで選べるのがよろしい。

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このカレンダーは書き込むスペースも程々にあって、各シーズンにワンポイントのイラストがついているのもカワイイ。
私の仕事になくてはならないカレンダーだ。

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ところでこのタイプのカレンダーにはグリーンeco、空いろの他にもう一つアクアブルーというのがある。
つまり海というわけだ。
釣り好きの私にとって、このカレンダーもたまらないカレンダーではあるのだが、残念ながら書き込むスペースが殆どない。
なのでこのシリーズはいつもスルーしている。

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さて、普通のカレンダーではなく3ヶ月分のカレンダーを使うと、もう元には戻れなくなる。
先のスケジュールがつまりやすい方、過去のスケジュールがつまりやすい方は3ヶ月分のカレンダーはいかがでしょう。
amazonにはまだ在庫がある。お値段は\1,155とリーズナブル。
手放せなくなりますよ。

書き込みメインのイノベーターと併せて愛用中である。

2011年10月 4日 (火)

マイクロフォーサーズ トリアス

最近、マイクロではズームレンズを全く使わなくなってしまった。
その原因はこれらのレンズにある。

20111005b_3 これと、

20111005a_4 これと、

20111005c_2 これだ。

この3本の「M.ZD ED12mm/2.0」と「Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.」と「M.ZD45mm/1.8」のトリアスレンズによってズームの代替ができてしまうからだ。
言ってみれば12-45mm/1.4-2.0ズームみたいなモノであろう。

20111005f

スバラシイのが、本来最も明るい広角側がF2.0と最も暗くなることだ。
元々広角側は手振れも起きにくく、被写界深度も広めになるため極端な明るさはさほど重要でない。
それでもF2.0もあるのだ。
それでいて写りには不満がない。

20111005g

次にほぼ中央焦点域の25mmである。
標準50mm域のこのレンズはライカ銘柄のブランドレンズで、開放値も最も明るいF1.4を誇っている。
近接撮影は30cmと比較的寄ることが可能で、室内屋外問わずの万能レンズだ。
写りに全く文句はない。

20111005h

最後の換算90mmレンズは、開放値F1.8を誇るポートレートレンズだ。
近接開放撮影で背景をぼかせば、マイクロフォーサーズとは思えぬボケを生み出すことができる。
若干ボケがきつめにはなるものの、この116gというトリアスレンズ内最軽量の重さはさらにレンズをプラスもう一本と生み出す原動力となる。
風景・ポートレイトを自在にこなすスーパーレンズだ。

20111005e

このトリアスレンズをズームで実際に製造したらどれだけのサイズと重さになるのだろう。
マウント部がもげるかも知れない。
それを僅か 130g+200g+116g=446g という500gを切るレンズセットでシステムを組める優位性は計り知れないモノがある。

20111005j
Olympus E-P3+Olympus M.ZD ED12mm/2.0

このトリアスにはズームにはない利点がある。
一部の変更が可能なことだ。
25mm域をF0.95の明るさを持つNokton25mmに変えれば、さらなるボケと疑似マクロ撮影が可能となる。
また、165gのG Fisheye8mm/3.5を組み合わせれば、さらなる広角端に魚眼を組み込むこともできる。

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Olympus E-P3+Leica DG Summilux25mm/1.4Asph.

欠点はそれぞれが単焦点なので、微妙な焦点域の撮影がしにくいことだ。
自分が動いてズームの代わりをするしかあるまい。
それにレンズ交換でシャッターチャンスを逃す可能性もあると言うことだ。
この辺は長所短所を頭に入れて割り切って使うしかないであろう。

20111005i
Olympus E-P3+Olympus M.ZD45mm/1.8

しかし、これらマイクロフォーサーズのレンズは洒落にならない能力を秘めている。
ボケのためだけに巨大なレンズに偏らないで、このような軽量コンパクトで明るいレンズでボケを楽しむのもまた面白いのである。
ライカS2の大きなレンズを向けて嫁さんを写しても顔が緊張している写真が目立つ。
ところがマイクロで撮ると自然な笑顔が多く感じるのは気のせいではないと思うのだ。

2011年10月 3日 (月)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々 2

今日は先日作った花器のスポンジベースに種を蒔くのだ。

20111003a_2

その前にやる事がある。
スポンジを湿らせておく事だ。

20111003b_2

霧吹きでプシュプシュやるのだが、給水紙が水を吸うとふやけて表面に皺襞がたくさんできてしまう。
ピンセットで直そうとすると裂けてしまうので無理に修復できない。
ちり紙で表面を直そうと思うのだが、それが原因でカビが生えても困るので皺襞はそのまま放置した。

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芝生の種を生やしたいエリアに密集気味に蒔いておく。
だが、水分を吸った給水紙と縁の間に隙間ができているところがいくつか見られる。
そこから種が落ちてしまうのだ。
すでにスポンジベースは残っていないし、変なモノ詰めておかしな事になるのも癪なのでこのまま見なかった事にする。

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次に黒い土の部分だ。畑という事なのだろうか。
決めたエリアにだいたいの間隔でカラーサンドを敷くのだが、ここでもやはり縁の隙間に砂が落ちていく。
しかも種と違って砂は極めて微細なので落ちる量が半端でない。
これは困った。
隙間の大きいところは避けるように砂を撒く事にする。

20111003e

最後に残ったエリアと種の上に薄く緑の砂を撒いた。
フィギュアは芽が出てから置くかどうか決めよう。
とりあえず、もう一度上から霧吹きの水を掛けて完成となる。

ところが、この花器をテーブルにコトリと置く微妙な震動で、カラーサンドが僅かに崩れて下から給水紙の白い皺襞が姿を現すのだ。
それに縁からも砂がこぼれ気味になる。
なんてことだ。
厚くカラーサンドを撒いてごまかしておく。
結構手間がかかるなあ。

1週間ほどで芝が生えてくるらしいので非常に楽しみである。
このところ涼しいが大丈夫かな?

以下続く

2011年10月 2日 (日)

ライカS2を使うにあたって

今日はさほど大した内容ではないのだが、S2を所持した事でいくつか気になることがあった。

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S2はかなり高額な一眼デジタルカメラである。
ポケットマネーでポンと買えるというレベルではない。
一番安い新品レンズですら50万ほどかかる。

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そのようなS2であるが、持つにあたって気をつけておきたい事があるのだ。
これからS2の中古も出てくる事があるかも知れない。
その場合、ボディ・レンズを全て中古で集めた場合厄介な事がある。

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実はファームウェアによるアップデートだ。
M8やM9の時にはライカのサイトからアップデートモジュールをフリーでダウンロードするだけで済んだのであるが、S2はそうはいかない。
ライカのカスタマーサイトにボディやレンズの製造番号と一緒に登録しないとファームウェアのダウンロードできるページに行けないのだ。

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ところが中古を手に入れた場合、この製造番号がすでに前所有者によって登録されてしまっていると入力が弾かれて再登録不可能になってしまう。
今までデジカメを個人のパソコンからデータをダウンロードしてアップデートしていた人は面倒なことになる。
サイトにSシリーズを登録できない場合はアップデートのために代理店にお願いする必要があるかも知れない。

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どれか一つでも新品のSシリーズボディかレンズがあればそれは回避される。
プロ用機とはいえ、やや門扉が狭いような気がするのであるが....。

2011年10月 1日 (土)

ジオラマコレクション(ファーム)な日々

さて、すっかり遅くなってしまったが先日再度送られてきたジオラマコレクションを自分の手で作ってみる事にした。
ジオラマコレクションとは日比谷花壇が販売しているジオラマ風栽培キットの事だ。

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なにしろ発売が7月下旬という事なので、今から育てるにはやや季節外れ感は否めない。
かといって来年まで放置するのも何なので、速攻で今から育て上げようという事になった訳だ。

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陶器の花器の中にはスポンジベースに給水紙、芝生の種にカラーサンド2色とフィギュアが入っている。
フィギュアの人と牛は最後に使うかどうか決めるので除外しておく。

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まずは花器にスポンジベースを詰めて表面が平らになるようにしておく。
きっちり隙間なく詰められるわけでないので、多少の隙間ができてしまう。
やや心配だ。

20111002j

その上に給水紙を敷く。
縁の部分に凹凸ができないよう、スポンジ周りを整えていく。
しかし、完全に平らにする事は不可能だ。だいたいでいいだろう。
この給水紙はどう見てもちり紙なのだが何か違うのだろうか。

さて、とりあえずはこれで良しとしよう。
種はまた後日に蒔くとしますか。

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