DMC-GX1がやってきた
今日はいつものカメラ屋さんでGX1を購入してきた。
新型の外付けEVFであるLVF2も一緒だ。
手放したのはE-P3である。
ドラマチックトーンとジオラマのアートフィルター、そしてボディ内手振れ補正が搭載されているE-P3は魅力的ではあるが、いくつもマイクロボディがあっても邪魔なだけなので思い切って放出した。
まずは、新ボディを手に入れた時の儀式である液晶保護フィルムを貼り付ける。
カメラ屋さんの店長Mさんの言ったとおり、G3の保護フィルムで代用できた。
持って最初に気づくのはやはりグリップであろう。
パナソニックが時間を費やして作り上げたというグリップであるが、極上というわけではないが非常に持ちやすい。
適度な重さも相まって最初に気に入るところであろう。
ボディ表面は一見プラスチッキーに見えるが、持つとひんやりしながらズシリとくる金属ボディであることが分かる。
アルミ製で質感は非常に高い。
軍艦部にただ1つあるダイヤルの下に電源レバーがある。
手前から向こうに押しやる事で緑のLEDが点灯し電源が入る。
起動は非常に速く、通常の使い方で文句の出る事はない。
ダイヤル、レバーは比較的堅めで、簡単に回って設定がずれてしまうと言う事はなさそうだ。
個人的に気に入ったのはボタンの剛性感あふれるカチリとくるクリック感だ。
好みの問題もあると思うが、私はこの押したという感覚が好きだ。
因みにNECのパソコンで例えたら、PC9801のキーボードよりPC8801の方が好きです。
軍艦部の反対側にはGN7.6相当のフラッシュが内蔵されており、背面部のOPENボタンを押す事でストロボがポップアップする。
その様相は英国車ジャガーエンブレムのような出で立ちで、クールであるとはやや言いがたい。
底面部はSDカードとバッテリー入れで、オリンパスと同様に互いの表面を向かい合わせるように挿入する。
このように統一してくれると有り難い。
キヤノンEOS7DとライカS2はCFカードを入れる向きが逆なので、時々間違えてしまう事があるのだ。
気になるのは底面のロックで、ちょっと小さめである。
強度的な不安があるが大丈夫なのだろうか。
因みに蓋に付いている大きいゴムキャップはAC電源用である。
さて、お次は一緒に購入したDMW-LVF2だ。
今までの20.2万ドットから一気に144万ドットに様変わりした。
というよりは、ようやく外付けEVFが他社並みになったという事だろう。
視度調整はティルトさせた状態で見られる内部のダイヤルで行う。
うまいところに隠したものだ。
このLVF2で非常に気に入ったのはロックが付いた事だ。
これでようやく外付けEVFをボディに付けながら、外れる事を心配せずに撮影が出来るようになった。
さて、外付けEVFを付けると若干様変わりしてしまうGX1であるが、質感や操作感は今のところ上々である。
GH2やDSLRを使っていると、シャッターを切った後に背面液晶で画像の確認をするクセが付いている。
だが、この外付けEVFを付けると液晶内で確認するか、わざわざEVF/LCD切換ボタンを押して背面液晶で確認するしかない。
オリンパスのE-P*シリーズでも、この外付けEVF問題でファームアップしたくらいだ。
是非ともパナさんにも期待したいが、やってくれるかな?
まあ、色々長所短所はあるものの、現時点では非常に気に入った。
触ってみれば、よく考えられて作られたことが分かるミラーレスカメラである。
次回は高感度のチェックをしてみたい。
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こんばんわ。
いつも楽しくカメラレビューを拝見させてもらっています。
GX1ついに発売しましたね。
もしかして、レビューのために手に入れられてるんじゃないかと思って覗いてみたら、本当に購入されていて吹いてしまいました
SD1登場の頃からブログを読ませていただいてますが、経済力の凄さに感服いたしました。
GX1の外観は自分的なとても好きで、
GX1+14-42電動ズームレンズは自分も欲しいと思ってます。
出てくる絵のレビュー楽しみにしてますね!
投稿: ゆきひろ | 2011年11月26日 (土) 00時51分
こんばんは、ゆきひろさん。
GX1はいいですよ。
ボディに触れていると、パナソニックがかなりこだわって作った事が分かるデジカメです。
私としても、お勧めできるボディですね。
ここ数年、マウントで右往左往してしまい、トコトン散在してしまいました。
そろそろマウント選びも落ち着いてきたので、今までのような突拍子もないミラクルな購入は減ると思いますが、これからもよろしくお願いいたします。
投稿: ちぇりた | 2011年11月26日 (土) 02時22分