M.ZD ED12-50mm/3.5-6.3EZについて
以前から噂されていたオリンパス製ZD ED12-60mm/2.8-4.0SWDに取って代わるマイクロフォーサーズ版の標準ズームがとうとう海外で発表された。
色はブラックとシルバーの2種で、レンズサイズは57x83mm、重量は210gとマイクロらしくコンパクトなレンズである。
35mm換算で24-100mmのズーム域を持ち、ズームレバーによる電動ズームを実現しているという。
またマクロモードを有しており、ワイド端で20cm、テレ端で50cmのマクロ撮影が可能である。
しかもインナーズームというおまけ付きだ。
だが、気になるのはフォーサーズ版のそれと比べて、マイクロ版はF値がやや大きいことだ。
ZD ED12-60mm/2.8-4.0SWDとは別物と捉えた方がいいかもしれない。
明るい標準ズームなどではなく、普通の廉価版標準ズームと同じ感じである。
いや、テレ端の換算100mm域に至ってはF6.3とかなり暗いレンズに仕上がっている。
いいレンズだと思う。
もし、オリンパスの標準ズームがコレしかなかったら、間違いなく買ったと思う。
だが、オリンパスはいくつF3.5始まりの標準ズームを作れば気が済むのであろう。
動画に重きを置いたレンズだとしても、多すぎる気がする。
パナソニックのレンズも入れたらいくつになるのだろう。
だが、死んだマウントのように全くレンズを出さないよりかは全然いい。
同じような焦点域のズームレンズでも出してくれるうちが花なのだ。
ライカRマウントや、フォーサーズマントでその辛さは嫌と言うほど味わった。
なんか話が暗くなってしまいましたね。
とりあえず今回のレンズは様子見ですね。
やはりこれ以上の標準ズームはいらないと思う。
今のメイン機はパナ製なので、手振れが焦点域によっては手振れ補正が必須になりそうだ。
でもインナーズームにマクロモード。
魅力的なレンズだと思う。
オリンパスの一眼型金属ボディが出たら、考えてみようかな。
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