Canon EF24mm/F1.4L II USM(テスト撮影)
久方ぶりのカメラ記事である。
前回の記事から非常に時間が経ってしまったが、EF24mm/1.4L2 USMのテスト撮影について書いていこうと思う。
ナノクリがコーティングされているキヤノンとしては比較的新しい単焦点レンズ。
見た目が35mm/1.4L USMと似ているために、たまに持ち出すときに間違えてしまうのが玉にきずだ。
テスト撮影はいつものイヌの置物で行った。
被写体までの距離は2m。
ボディはEOS5D2、ISOは200、WBはオートに設定しておいた。
【テスト撮影】
各絞り値で撮影し、周辺域の拡大画像も下に載せておく。
個人的にはキヤノンにしては良くできたレンズだと思う。
以前EF16-35mm/2.8L USM(初期型)を使用していたのだが、周辺域に関しては値段の割りに納得し難いものがあった。
以来、キヤノンは広角がイマイチという固定概念がこびりついてしまったのであるが、これは改めねばなるまい。
ただ空の色に不自然さが出てしまっているが、多分カメラ側の設定で階調を補正するオートライティングオプティマイザをオンにしてしまった影響ではないかと思っている。
因みにビネッティングであるが、やはり明るい広角レンズでは出てしまうようだ。
下に各絞り値で画面右下の画像で比較してあるが、F2.0で改善し始めて、F4.0ではほぼ変わらなくなっているようだ。
個人的にはF2.8でビネッティングは気にならないレベルだ。
【最短距離撮影】
最短撮影距離は25cmである。
そこで開放とF8.0の両方で比較撮影しておいた。
さすが高額なF1.4のハイスピードレンズだ。
24mmの広角にも関わらず、これだけきれいにぼかすことの出来る。
高感度に強い最近のEOSならば夜景の手持ちにも十分使えるであろう。
時と場所を選ばずに撮影可能なスーパーレンズである。
やはりコシナのディスタゴン28mmでなく、こちらのEF24mm/1.4L2 USMにしておいて良かった。
当たり前であるがAFは便利だ。
ただサイズに若干の不満はあるが、ライカのElmarit S30mm/2.8に比べれば半分近い重量で済むのだ。
いや、ホントにいいレンズですよ。
EF24mm/F1.4L II USM
明けましておめでとうございます。
今年も楽しくレビューを読ませていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
いろんな情報見てると、
5D2とこのレンズの威力が一番発揮されるのが、天体や星景写真のようでうすね。
今度は星空の写真も見てみたいですね。期待してます☆
投稿: ゆきひろ | 2012年1月 5日 (木) 20時59分
明けましておめでとうございます。
ゆきひろさんのコメント通り、かなり性能の高い広角レンズのようですね。
試写でかなり実感しております。
今度、空のきれいなところに行ってみたら是非星空の長時間露光を決行してみようと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
(P.S. 私の方で、紛らわしいタイトルを付けてしまったようです。
申し訳ありません。修正しておきました。
また勝手ながらゆきひろさんのコメントの一部を修正させていただきました。
重ね重ね申し訳ありません。)
投稿: ちぇりた | 2012年1月 6日 (金) 01時58分