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2012年1月28日 (土)

OM-Dについて思うこと

もう旬はとうに過ぎている話であろうが、先日オリンパスOM-Dのリーク写真がネットで流れた。

20120128a

ああ、これは紛う事なきOMだ。
購入しかけた当時の思いが蘇ってくる。
この写真が本物ならば、OMデザインをベースに作られたことは間違いないだろう。
なんて事を考えていたら、さらにリーク写真が現れた。

20120128b_2

今度はロゴ付きである。
これらの写真を見るだけでも質感はかなり良さそうだ。
これ以外にもデジカメinfoさんから魅力的な噂が続々と上がってきた。

オリンパスOM-Dの動画のクオリティはGH2以上になる?

オリンパスOM-Dの高感度性能はE-P3よりも2段分改善している?

今度のOM-Dは相当期待して良さそうだ。
ただ、気になることがある。

私がオリンパス製のボディを手放した原因の1つに、一部のパナ製レンズ周辺域の色収差の修正が行われないことだ。
レンズのワイド端で著明に現れるこの現象に嫌気がさしたのだ。

20120128c
Olympus E-P3+Panasonic GX PZ14-42mm/3.5-5.6(ワイド端トリミング)

このOM-Dを手に入れた場合、性能を引き出せないパナ製レンズがいくつか出てくる可能性がある。

OM-Dを手に入れるメリットの1つに防塵防滴がある。
当然ながらこの性能を有しているレンズは現時点でオリンパスのM.ZD12-50mm/3.5-6.3EZしかない。
ただ、F値を見て分かるようにテレ端が非常に暗いレンズだ。
ボケだけを考えれば35mm換算でF13近い数値になる。
簡易マクロ機能を有しているとは言え、43mm域に固定されるためにF値はかなり暗いものになり、マクロ特有の浮かび上がらせるようにぼかす撮影は苦手であろう。

このボディ、購入したはいいがこのレンズを含め、使わなくなるパナ製レンズが続出しそうでちょっと怖いのだ。
ボディの性能が良さそうなだけに、今後の購入するレンズ選びに支障が出るのだろうか。
さて、購入するか考え直すか。発表までにじっくり考えてみたい。

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