金環日食な日々 4/三脚と雲台
さて、EF300mm/4.0L IS USMにテレコンの1.4xを取り付けた換算420mm望遠レンズに、APS-CのDSLRと、マイクロフォーサーズを取り付けるとどのくらい感じか異なるのか、月の撮影で確認してみたい。
Canon EOS7D+EF300mm/4.0L IS USM+Extender 1.4xIII
Panasonic DMC-GH2+EF300mm/4.0L IS USM+Extender 1.4xIII
上がEOS7D、つまり670mm相当。
そして下がGH2、つまり840mm相当のトリミングなしの月画像である。
これだけ異なるのだ。
ただ、GH2は4:3のアスペクト比のために、分かりやすく3:2の比率になるように
上下をカットしてある。
見た目の月のサイズは太陽とほぼ同じなので参考にしやすい。
今回のテストで使用した三脚は2種類、普段使い用のGITZO GT1541T(トラベラー)と、特殊用途用のRRS TP-243を使用した。
というか、現在本格三脚はこれしか持っていない。
この2台で三脚座に取り付けた望遠レンズのブレに対し、どれほどの差が出るのかテストしてみる。
まず、テストの前にこれら機材の簡単なスペック説明をする。
普段の撮影に私は三脚は殆ど使わないが、長期の旅行やブツ撮り時に軽量なコンパクト三脚を持ち出すことがある。
強度がそれなりにあって、コンパクトで軽量な三脚を探してこれにたどり着いた。
GITZO GT1541Tトラベラー。
スペックは以下の通り。
自重 0.97kg
耐荷重 8kg
脚段数 4
収納高 41.0cm
全伸高 140.0cm
収納高41cmと驚異的なコンパクトさを誇っているところが気に入っている三脚だ。
収納には特別な仕舞い方があるのだが、以前に述べているので今回は割愛する。
使用雲台は、自分はカメラボディにRRSのプレートを付けているため、必然的にRRSの雲台を使っている。
選んだのはBH-40。ボールヘッドに使われているボールサイズが40mmの由来からである。
スペックは以下の通り。
自重 0.52kg
耐荷重 8kg
全高 7.6cm
レンズのサイズや三脚のサイズから雲台はこのBH-40が良かろうとチョイスした。
では、もう一つの特殊三脚にいきたい。
次はRRS TP-243である。
これを購入したのは、当時バリアングル液晶を持つE-30を使っていたため、低いポジションからでもぶれない安定した日食撮影が出来ると践んで購入した三脚だ。
名称はTP-243 Ground-Level Tripod 。
スペックは以下の通り。
自重 1.2kg
耐荷重 23kg
脚段数 2
収納高 31.5cm
全伸高 43cm
この三脚の特徴は自重が僅か1.2kgしかないにも関わらず、耐荷重が23kgもあると言う事だ。
通常の三脚でこの耐荷重を実現するには、本体重量を想像するだに恐ろしい。
こちらに取り付ける雲台は、同じRRS社製のBH-55である。
スペックは以下の通り。
自重 0.73kg
耐荷重 23kg
全高 8.9cm
TP-243が小型とは言えかなりゴツイので、雲台は必然的にこれになった。
TP-243と一緒に購入した。
この2台の3脚を使って、月面撮影のブレ比較を書こうと思ったのであるが、予てからの睡眠不足が相まって今日はここまでにさせていただきたい。
結局、三脚のみのスペック発表会になってしまいました。m(_ _)m
もう駄目です、それではお休みなさい。
1.プロローグ
2.アクセサリー
3.DSLRの震動
4.ミラーレス
5.三脚と雲台
6.とりあえず月を撮ってみよう
7.秘密兵器
8.秘密兵器の効果
9.太陽撮影の準備
10.太陽撮影とシャッター速度
11.解像度をもう少し
12.エピローグ
13.番外編
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