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2012年3月 6日 (火)

EF50mm/1.2L USM(実写と感想)

キヤノンに戻ってきたのはこのレンズがあったからだと言ってもいいくらいだと思う。

20120304g

ライカのM9を使っていたときに、50mmはコニカのM-Hexanon50mm/1.2Limitedを所持していた。
ライカ謹製の新型ノクチはF0.95という驚異的な明るさを誇っていたが、実売価格が洒落になっていなかったので、和製ノクチと言われているこのレンズを愛用していた。

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Canon EOS5D mark2+EF50mm/1.2L USM

キヤノンには、コニカHexanonとほぼ同スペックのこのレンズがある。
片や最短撮影距離90cmのヘキサノンであったが、こちらは半分の45cmまで寄る事ができる。
しかもパララックスなど関係なく、ファインダーに写るそのままの撮像なのだ。
だから一眼は止められない。

20120304d
Canon EOS5D mark2+EF50mm/1.2L USM

色はヘキサノンに比べると、かなりナチュラルに写ってくれる現代的なレンズである。
ただ、コントラストはやや強めに出るのか、他のEFレンズに比べると多少毛並みの違うレンズのようにも感じる。

20120304e
Canon EOS5D mark2+EF50mm/1.2L USM

F値が1.2なので、どのようなシチュエーションでも撮影可能となる。
また45cmまで寄れるので、最短撮影+開放撮影ならば大きくぼかせるのも長所だろう。
その場合、ピントが極めてシビアになるので複数枚撮っておいた方が良い。

20120304a
Canon EOS5D mark2+EF50mm/1.2L USM

絞ればビネッティングも改善し、解像度もアップする。
しかし、重い。
580gはEFマウントに取り付けられる現役50mm単焦点の中では最も重い。

20120304b
Canon EOS5D mark2+EF50mm/1.2L USM

10万を超える金額のこのレンズに対して、F1.4は重さは半分、金額は1/3程度で購入できる。
製造年の差はあれど、F1.2LとF1.4の明るさの差は僅か半段だ。

20120304f
Canon EOS5D mark2+EF50mm/1.2L USM

このレンズの存在価値は、開放値F1.2に他ならないであろう。
これ以上ISOが上げられずに、あともう少しレンズが明るかったら、僅かでもシャッター速度が稼げるのにと思ったことは数知れず。
半段であっても、F1.4だと諦めがつけにくい。
一種の心の保険の様なものなのか。

高品質で且つ現代的な写りをするこのF1.2レンズには華がある。
自分がコスパを重視して50mm/1.4を購入してしまっても、やっぱり50mm/1.2が気になるからと買い直してしまうと思う。
これはそんな気にさせるレンズでもあるのだ。

EF50mm/1.2L USM

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コメント

太美了

谢谢
(^_^)

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