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2012年4月24日 (火)

EF 200mm/F2.8L II USM(テスト撮影)

200mm/2.8Lという単焦点は微妙だ。
EF70-200mm/2.8L II USMという同じ明るさを持つレンズがある。
しかもズームで寄れるのだ。

20120424a1

対して、こちらのレンズはどうだろう。
ISも付いていなければ、最短撮影距離はズームの1.2mに比べ1.5mと寄れないし、最大撮影倍率も0.21倍より低い0.16倍である。
三脚座も別売りだ。

20120424a2

だが重量、値段は半分以下である。
果たして、このレンズの性能は如何なものか、早速テスト撮影してみた。

Pon4

被写体はいつものポンちゃんである。
いつもはカメラから被写体までの距離は2mで行っているが、今回は望遠レンズである。
3mで撮影を行った。

【テスト撮影】

ボディは5D3でISOは200に固定、WBはAUTO撮影である。
2段ずつ絞ってF11まで撮影した。

F2.8 3m
20120424b1

F5.6 3m
20120424b2

F11 3m
20120424b3

かなり凄いレンズだと思う。
開放でこそ、ほんの僅かにコントラストが落ちているが、殆ど気にならないレベルだ。
1段絞れば自分としては十分すぎるくらいである。

このレベルなら開放から天体撮影に使える。
一般撮影に於いても、5D3のような高感度撮影に強い機種ならば、シャッター速度を上げることでIS無しでも十分いけるはずだ。

【最短距離撮影】

次に最短撮影距離である1.5mから開放とF16で撮影を行った。

F2.8/F16 1.5m
20120424c1 20120424c2

開放でのボケは美しい。さすが単焦点と言ったところだろうか。
若干コントラストは低いが、1段絞れば改善する。

このレンズの写りは素晴らしい。
ズームでは得られないものを持っている。
このレンズの真骨頂はやはり開放撮影であろうか。

20120424d_2
Canon EOS 5D MarkIII+EF200mm/2.8L II USM

高感度の得意なボディを使えば、非ISとはいえ全然使える。
フィルム時代は70-200mm/2.8Lの非ISを事もなく使っていた。
当時というか今でも望遠ズームを使うと、テレ端の使用頻度が極めて高い傾向が私にはある。

きっと最新の70-200mm/2.8Lを購入してもテレ端ばかりであろう。
ならば割り切ってEF200mm/2.8L II USMを使うのものアリかも知れない。

今度は様々なところで実写撮影を行ってみたい。

EF200mm/2.8L II USM

スペック
テスト撮影
実写と感想

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コメント

こんばんわ。

ニーニッパいいですね。望遠の単焦点は使い勝手が限定されるのでなかなか手が出せないでいます。フルサイズと合わせると素晴らしい描写の写真が出てきますね。自分もいつかは欲しいです。180mmマクロが今一番欲しいです(笑

話は変わるのですが、60aの通常時の撮影のテストって行われないのでしょうか?某掲示板を見たら普通に撮れているのを見て通常のローパスレスカメラとは違って赤かぶりはしないようでした。しかも、若干ノイズ耐性が良いようで、画質もローパスの効きが弱いためかシャープに感じました。意外と、ダークホースなカメラなのかもしれませんね?

ぜひ、60Daのレビューよろしくお願いします~☆

こんばんは。

このニーニッパは本当にいいですよ。
最短撮影距離が欠点ですが、使用目的がハッキリしていれば決して後悔しないレンズだと思います。

さて、60Daですが、数日前に高感度耐性をチェックしたときに赤かぶりをしていないので不思議に思い、先日確認の実写撮影をしたばかりでした。
直にこの結果をブログにアップしますが、ごく普通の色温度で撮影できてしまうのです。

どうやら、60Daのフィルターは天体に特化したと言うよりも、「天体にも使える」フィルターなのではないかと思いました。

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