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2012年5月10日 (木)

ライカS2のダークノイズ

もう、ここまで来たら持っているレンズ交換式デジカメの全てのダークノイズを調べてみようと思う。
このライカS2が最後のボディである。
考えてみればS2で星景星野写真を撮るのはかなり贅沢なことだ。
しかし、結露させると泣くことになるので季節を選びそうな予感。

20120510a_2

ライカS2は、所持カメラの中でコンデジを除いて唯一CCDセンサーが取り付けられているデジカメだ。
マイクロにしてもキヤノンにしても、全てCMOSセンサーばかりだった。
高感度撮影が苦手なS2の熱ノイズ耐性は果たしてどのようなものなのか。楽しみである。

20120510b_2

ライカS2にはバルブモードが付いている。
これをBモードに合わせて、リモートレリーズをつなげばバルブ撮影可能となる。
欠点はタイマー撮影が出来ないことだ。
単純に「押す」「ロックする」しか選択できない。なのでストップウォッチで計測することにした。
S2ではリモートケーブルのサードパーティー製も全く見当たらない。当たり前か・・・。

20120510c 20120510c2

やり方は60Daと同じく、ボディキャップを閉めてファインダーカバーを取り付けた状態で行った。
露出時間を10分・5分・3分に合わせて撮影しようとしたところ・・・・

なんとライカS2は、バルブ撮影はGX1と同じく2分までしか出来ないのだ。
それだけではない。
各ISO値によっても最長バルブ時間が異なるのだ。

・ISO160 : 120秒

・ISO320 : 60秒

・ISO640 : 30秒

・ISO1250 : 30秒

・・・・なんだこれは。
GX1の時と同じように嫌な空気が流れている。
星景で唯一使えそうだったISO640と1250は、僅か30秒露光しか出来ないことになる。

しかも、これで終わりではなかった。
ライカS2の長時間露出には必ずノイズリダクションがかかる。
これが外せないのだ。
つまり60秒露出させれば、同じ60秒のノイズ除去処理がかかってしまう。

まあ、仕様と言われればそれまでなのだが、とりあえずISO640と1250の30秒ダークノイズを出してみた。

20120510d

さすがにノイズリダクションがかかっているだけあって、撮って出しは綺麗である。
だが、露出を+3.0にすると5D3に負けぬような立派な熱ノイズが浮かび上がってきた。
オマケにセンサーの貼り合わせ場所までうっすらと見える始末だ。
でも露出をいじらなければかなり綺麗である。

ここで各ISOの中央部トリミングを出してみる。

20120510e

これは素晴らしい。
ある意味、30秒のノイズ除去処理を待てればなんとかなるかも知れない。

トータルで考えればライカS2は、ハッキリ言って天体撮影に向かない。
そういうカメラではないのだから、当たり前なのであるが。

それにノイズ処理が綺麗だとは言え、処理精度もまだ不明だ。
細かな星、特に等級の暗い星達はノイズと認識されて消されてしまうかも知れない。
このあたりは試しに実戦で確かめてみる必要があるだろう。

ダメ元とはいえ、機材が揃ったら一度試してみたい。
コンポジット撮影でなんとかなるかも知れないが、一発勝負の写真も見てみたいものだ。
ひょっとしたら意外といいのが撮れるんじゃないかと。
(ま、そういう時はだいたい失敗するんですけどね)

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